札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

2009年12月 の投稿一覧

1日園長です

本日ウルルの森の物語イベントとして主演の船越英一郎さん深田恭子さんが来園されました。
ウルルの森の物語×札幌円山動物園スペシャルコラボ企画
お二人が1日園長としてオオカミの餌やりから始まり、園内を一周しました。
残念ながら画像を載せることはできませんが今日一日の様子は後日テレビにて放映されます。
ズームイン!!SUPER
スッキリ!!
STV札幌テレビ

で撮影がされています。
放送日等はまだ決まっていません。(と言うか連絡待ちです)
決まり次第お知らせをします。
楽しみにお待ち下さい。



お二人はこの後もお仕事がある為東京へ帰られました。
船越英一郎さん深田恭子さんどうもありがとうございました。

またこのイベントにかかわった関係スタッフの皆様お疲れ様でした。



札幌市円山動物園は映画『ウルルの森の物語』を応援しています。

お礼にかえて

世界のクマ館は今、ホッキョクツインズ人気でファンの皆さんからよく差し入れをいただいてますが、他のクマにも意外とファンがいまして、いただいているのですよ。


これはヒグマのエイコに最近来た差し入れです。
他に誕生日には花束もいただいています。

このデジタル時代に自宅にパソコンもなく携帯電話も未だmovaというアナログ人間でして、担当者の筆不精ならぬキー不精で感謝の気持ちはあったのですが、なかなかお礼のあいさつまでに時間がかかってしまいました。


表情からは伺えませんがうれしそうです。


うまかったか?
鼻曲がってるぞ

エイコも36歳にもなりますが、まだまだ元気いっぱいで寝てるか食ってるかしています。
放浪記に出たら前転100回転しそうないきおいです。

38歳がヒグマの長寿記録なので是非超えてもらいたいものです。

じじいになる前に死んでやる

担当者でした

初めてのブログ(^。^)/

はじめまして、

4月からフラミンゴ、キジ、オシドリを担当させていただいている、葛西と申します。

え~、みんなからは‘のんちゃん‘と可愛いあだ名で呼んでいただいているのですが


実際は・・・・・・・・・・・?(>。<)

・・・・・とまぁ、その話は置いときまして



今日はオシドリの紹介をしたいと思います。



9月15日に「滝川どうぶつらんど」から7月に生まれたオシドリが3羽(メス2羽、オス

1羽)がやってきました。

真ん中にいるのがオスです。

識別は嘴の色で判断をしています。(赤い嘴をしているのがオスです。)

始めは元からいたオシドリのオス3羽と嘴でつつきあい、挨拶行動をしていました。

結構なじむのが早く、みんな仲良く毎日暮らしています。

冬が近づいていくにつれて、オスの羽がだんだん綺麗な大人の羽に近づいてきてい

ます。








向かって左側にいるのが元からいるオシドリです。
だいぶ大人に近づいてきています。

ただ、性成熟に達するのは3年経ってからということなのでまだまだ子供です。

オシドリみんなの名前も考えました!!





・・・・・・・・それはまた次の時に発表したいと思います。
次回お楽しみに・・・・☆★☆★

ありがとうございます

こんばんわ。ママチャリーダー・小林です。
今回はスモモの近況報告をいたします。

前回のブログの後、あまりにも隣のマスを気にするので2マスつなげてスモモに使わせる事にしました。



隣のマスを使い出した途端スモモに変化が現れました。
少しずつではありますが元気を取り戻しつつあります。
何かを感じているのでしょうか?なんだかシンゴが側にいるかのように・・・
今はシンゴがいたマスがとても居心地が良いみたいです。

チョット一安心です。

そしてまだ完治までとは言いませんが後ろ足の方も徐々に良くなっています。

もう大丈夫です。ご心配をおかけしました。



そんなスモモに沢山の励ましのお手紙、リンゴやニンジンの餌等を頂きました。

ほんの一部です。

美味しく頂いています。


毎日少しずつスモモが食べやすいように切って与えています。


スモモの手術からはじまりシンゴとの突然の別れ、またスモモが落ち込み元気をなくすなどと言った事で皆様に大変ご心配をおかけしました。
先ほども言いましたがスモモはもう大丈夫です。ありがとうございました。

また沢山の人たちに愛されているスモモを担当でき大変幸せです。
これからもスモモをはじめ沢山の動物たちが幸せに暮らせるよう頑張ります。

これからも宜しくお願いします。

復活

はじめまして。春から秋に働いていた渡邊君に代わりまして新しく昆虫館を担当しています上野です。23歳、ヨロシクドウゾ。
さて、そんな私が何用かといいますとタイトルにもあるように復活したんです、ナガサキアゲハが!!まだ幼虫ですが




この子達は多摩動物園さんから送っていただいた卵が孵化したんです。写真は両方ナガサキアゲハですがいつもいるシロオビアゲハの幼虫と比べてみるとやっぱり見た目が少し違うんですよ。まず卵も大きいです。成虫もとても大きいんですよ。僕は写真でしか見たことないんですが・・・

見てみたい方は気軽に声をかけてください。見せちゃいます。


それでは短いですがこれで初投稿をおわります。また書くときがあるかもですので読んでくれたら幸いです。

たまにはまじめな話

どーも10分以上真面目な事をしていると耐えられなくなる担当者です。今日は仕事中にふと思った事を書きます。

円山動物園の肉食獣の殆どはシカ肉を食べております。
ホッキョクグマもシカ肉を食べています。

たまに以下のようなラベルが貼られてくる時があります。

野生オス4才随分具体的に個体が特定されています。

思えば北海道のシカは一度絶滅しかけ、それから保護し、現在は増え過ぎて駆除しています。人間の都合でそのような状態になっているのですが、シカにしてみればたまったものではありません。

増えすぎて駆除されたシカをララ達は食べているのです。

北海道から狼が絶滅したのもシカが増えている要因です。
その辺りの話はこれから登場するオオカミ博士弓山氏に説明してもらうと致しまして
考えさせられる話題であるなぁと思っていた訳です。

円山もみじ(ララはシカもキャベツも好きです)


それでは弓山博士によります「狼の滅亡と鹿の台頭」のお話ヨロシクお願いします。

新たに北海道に入って来た人々は森を切り開いて耕地や牧場にしました。その結果エゾシカが減ってしまいました。食べ物がなくなったエゾオオカミは牧場の家畜を襲うようになり、困った人々は毒餌などを用いて大量にエゾオオカミを殺しました。また賞金が出されてエゾオオカミの駆除が奨励されたといいます。
 この駆除に加えて、1879年の大雪がエゾオオカミにとどめを刺しました。北海道全域は大雪に見舞われてエゾシカが大量死し、食べ物を失ったエゾオオカミも大量に餓死したと推定されています。この飢饉の年が終わっても、エゾオオカミには個体数を増やすだけの余力はなく、エゾオオカミは歴史の中から消えてゆきます。

捕食者であるエゾオオカミがいなくなったことでエゾシカの個体数を回復。さらに増え続ける要因になっているといわれています。

ララ双子誕生日プレゼント

こんにちは。

去る11月15日にララの誕生会(アニマルファミリー限定イベント)
12月5日に双子の誕生会がありました。

おかげ様で両イベントとも非常に盛況で沢山のお客様に参加していただきました。
誕生日プレゼントも沢山いただきました。

本来であればいただいた方々には御礼のメールや御手紙を差し上げるべきなのでしょうが膨大な量となり私の許容範囲を遥かに凌駕いたしましたので甚だ失礼ではございますがブログで御礼申し上げたいと思います。

皆様方さまざまなプレゼントありがとうございました。食べ物は全てララ親子にあげました。とても喜んでいましたよ。

いただいた物をいくつか紹介いたします。

まずはララの誕生会
食べ物


長机二つ分です。

そして誕生日おめでとう手紙の数々




双子の誕生会
食べ物



誕生日特別メニュー

サクラマス  千歳さけの故郷館様よりの寄贈


牛肉  お客様からの寄贈


蜜入り林檎  お客様からの寄贈

誕生日おめでとう手紙

ララと双子がファンの皆様方に愛されているのが分かります。
ララさん今までありがとうこれからも頑張ってください。
双子さん今まで無事育ってくれてありがとうこれからもすくすく育ってください。



おまけ

さつき嬢に誕生日プレゼントもいただいております。

気持ちの整理がつきました

コンバンワ!
シマウマ・ダチョウ担当しています、ママチャリリーダー・小林です。
シンゴとの突然の別れ、このままではシンゴに申し訳ないと思い、名乗り出る決心がつきました。
それはさておき本題へ入ります。


スモモの足の異変に気づきこのままではいけないということで治療を開始しました。
約3週間〈3回の麻酔〉足の手術を行い、もう大丈夫だろうと思っていました。


そこで突然の電話連絡「シマウマが・・・早く来い!」。
スモモがと思いながら動物園へ急ぎました。
現場に到着するとスモモではなくシンゴの方でした。
何の前兆も無く昨日まであんなに元気だったのに・・・
わけが分からないまま北大へ。死亡原因調査のために。
(死因は急性腹症 詳細は現在調査中)

シンゴがいなくなって半月、やっと気持ちに整理がつきました。




担当者として最後の解剖まで見てきました。
今回のことは非常にショックなこと、残念なことでしたが、これを教訓にしてこれからも頑張っていこうと思っています。


ただ一つ気がかりなのはスモモのこと。


シンゴが居なくなった空きマスのそばから離れません。ずっと隣を見つめています。
スモモが早く元気になってもらいたい。
お願いがあります。皆さんのお力をお貸し下さい。
という思いをこめてこのような看板を作りました。

応援宜しくお願いします。

長くなりました。
これからもママチャリリーダー・小林、シマウマ・ダチョウをよろしくお願いします。

孤軍奮闘 ~恩編~

エゾシカ舎にて昨年生まれのオス恩君が群れからはじき出されています。

左端に恩がいます。


と言うのも約1週間ばかり動物病院に行っていました。
(治療とか、角切りとかで入院してました)

群れに戻すと勇をはじめメスたちが一斉に攻撃開始。
別群れからやってきたよそ者を追い出すかのように・・・。

最近では徐々にメスたちと距離を縮め餌場によってこれるようになりました。
餌が食べれるようになるまではまだまだかかりそうです。
〈別のところで食べています〉

問題は勇とのオスとしての争い。




こればかりはどうしようもありません。
強く・たくましくなってもらうしかないのです。

頑張れ恩!負けるな恩!キミにはマルヤマンがついてるぞ!
みんなも恩を応援しよう!
恩に向かって、シークイン!!

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