札幌100マイル

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円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

by zoozakki

プロフィール

円山動物園

札幌の中心部から近く、緑豊かでのんびりできる動物園です。
ちびっこはもちろん、大人も楽しめる空間を目指して奮闘中。
もちろん魅力的な動物たちもたくさん。
希少種の繁殖や、環境教育にも積極的に取り組んでいます。
そんな円山動物園の日々と、そこで働くひとびとのつぶやきを綴ります。
公式ホームページ:http://www.city.sapporo.jp/zoo/


投稿したブログ数:1345件

冬の裏側探検が始まります。

2012年1月限定で行われるドキドキ体験メニュー「冬の裏側探検」を試行実施いたしました。
本格実施はまだ先となりますが、
今回は試行実施した内容の一部(世界の熊館、は虫類・両生類館バージョン)を
ご紹介します。
(1回の探検で1つの施設を探検します。世界の熊館とは虫類両生類館は別日程で探検しました。)

「冬の裏側探検」は
より間近で動物を観察することができる。
閉園後の貸切感を味わってもらう。
昼と夜の動物の動きの違いを見てもらう。
をコンセプトにして、
普段は入ることができない各獣舎の裏側へ、閉園後の16時から30分程度、飼育員がご案内するというものです。

参加人数は1回につき20名程度を想定しておりますが、
今後も試行実施を行い、参加人数や実施方法などについて決めていく予定です。
詳細が決まりましたら動物園ホームページでお知らせいたします。


<世界の熊館バージョン>

担当者が熱く説明してくれています。
あたりはもう熊のにおいでプンプン。
熊ってこういうにおいなんですね~。
忘れていた何かを思い出させてくれるのも裏側探検ならでは。



えー!!栄子さんも生で見れるの~??
そうです。そうなんです。
栄子さんも生で見れちゃいます。
感動の再会を果たすことができるのも裏側探検ならでは。




マレーグマ「ウメキチ」の肉球。やわらかそう。
普段は望遠レンズごしにしか見ることができない手相まで
肉眼で見ることができるのも裏側探検ならでは。




「ここから出してくれ~」と言わんばかりにウメキチがガシガシやってます。
ウメキチってやっぱりワイルド。
こういうところに女性は惹かれるのでしょうか。
恋に恋焦がれるのも裏側探検ならでは。




檻には普段見ることができない大きい南京錠がつけてあります。
こんなでかい南京錠を使ってるんだな~。
と実感できるのも裏側探検ならでは。




ところ変わって<は虫類・両生類館>

は虫類 や 虫 などが苦手な人はここまで。。。

ところ変わって<は虫類・両生類館>


普段は入ることができないセンターラボへ。
入ってみると、熱帯の動物がいるため温度も湿度もムンムン状態。
だまってても汗をかいてしまう環境なのに
「旧は虫類館にいたときから汗をかかなくなってしまいました」
プライベートなことまで話してくれる本田飼育員。
こんなに飼育員との距離が近づくのも裏側探検ならでは。




地下に降りるとあやしげなプラスチックの衣装ケース。
とにかくみっちみちに並んでます。
中のひとつを除いてみると・・・
コオロギがみっちみちのみっちみちです。




人口密度、いや虫密度はすでに1000%以上。
「これは外国のコオロギなんです。
 1年に何回も産卵して、逃げても寒い北海道では繁殖しません」




「こっちはまだ小さいコオロギです。
 ちなみに灰色に見えるのは彼らの巣で卵パックを使ってます。
 卵パックは1回でまとめて500ケースぐらい注文します」
へぇ~卵パックって卵入れるだけじゃないんですね~。
意外なものが意外なところで使われていることがわかるのも裏側探検ならでは。




「このメーターで、は虫類館を管理してます」
無類のメーターマニアである私をうならせるほどの秀逸なメーター。
意外な出会いがあるのも裏側探検ならでは。




続いて2階へ・・・
サイイグアナが上からのぞけます。
もちろんガラスケースなんてありません。
そう。彼らと私を隔てるものはなにひとつありません。
動物と一緒の空気を吸うことができるのも裏側探検ならでは。




これで裏側探検の紹介は終わりです。
いろいろな体験をすることができる裏側探検。
1月の本格実施に向けて楽しみに待っててください。


1月までは何度か試行実施を行う予定ですので、
気になる方は本日のドキドキ体験を毎日チェック!!

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