札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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2011年01月14日 の投稿一覧

映画 『冬の小鳥』



大好きな父親に捨てられ、孤児となっ た少女の物語。

監督は、これがデビュー作となるフランス在住の
韓国人女性ウニー・ルコント

自身も養子として韓国から渡仏した経験を持つだけに
リアリティと深みがある素晴らしい作品でした。

なんといっても、可愛く健気な主人公の少女・ジニを
演じたキム・セロンちゃんが素晴らしい。
映画初出演とは思えない存在感と情感あふれる
演技に釘付け。 

ジニが大好きな父親への愛情を徐々に断ち切っていく
繊細な心の変化や葛藤が胸を打つ。

小鳥を埋めた場所を掘り返し、自らを埋葬するシーンは
衝撃的。 ラストシーンに救われたなぁ。

冬の小鳥
1975年、よそ行きの格好をした9歳のジニは、父と一緒にソウル郊外にある
カトリックの児童養護施設の門をくぐる。彼女がシスターに施設の案内をして
もらっているうちに、父親は黙って去って行ってしまう。そのことにショックを
受けたジニは食事にも手をつけず、周囲に溶け込むことも頑として拒んでいた。


原題:Ye Haeng Ja
監督・脚本:ウニー・ルコント
出演:キム・セロン/パク・ドヨン/コ・アソン/パク・ミョンシン
    ソル・ギョング/ムン・ソングン ほか
上映時間:1時間32分
「公式サイト」

■シアターキノ にて上映中 


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映画 『アンストッパブル』



デンゼル・ワシントントニー・スコット監督が、
5度目のタッグを組んだ、列車事故の実話を基に
映画化したパニック・アクション・ムービー。

このコンビ、『サブウェイ123 激突』 に続いて
列車パニックものが続いていますねぇ。

本作は、人為的ミスから暴走した無人の貨物列車を
止めるという単純なストーリーで、結末も分かって
いるにも関わらず、最後までハラハラドキドキ見応えの
ある作品でした。
 
さすがにトニー・スコット監督だけあって演出が上手い。

ノーCGの暴走列車は迫力満点で、デンゼル扮する
ベテラン機関士と、『スター・トレック』 のクリス・パイン
扮する新米車掌の絆も良かった。

アンストッパブル
米北東部のペンシルバニアで、大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した
最新式貨物列車が、整備ミスにより暴走してしまう。ベテラン機関士のフランクは、
初めてコンビを組むウィルとともに暴走列車を止めようと奔走する。


原題:Unstoppable
監督・製作:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン/ロザリオ・ドーソン ほか
上映時間:1時間55分
「公式サイト」

■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中


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