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恋と、手紙。
Posted by おぎかやはぎ on 2011年9月2日(金) 19:17
会社宛ての封書の
切手が可愛いと思ったら
義捐金付切手でした
ちょうど会社のアシスタントの子が
シートで買ってもってました
昨晩飲んで帰った2時過ぎ
コンビニで買ったのは
9月1日発売のBRUTUS
今回のテーマ
恋の、答え。
28ページ
恋と、手紙。
こちらは誰が送った手紙でしょう?
今 これを書きながら 小さな声で「文ちゃん」と云つて見ました
学校の教官室で大ぜい外の先生がゐるのですが 小さな声だからわかりません
それから又小さな声で「文子」と云つて見ました
文ちゃんを貰ったら さう云つて呼ぼうと思つてゐるのです
今度は誰にも聞えません
隣のワイティングと云う米国人なぞは本を読みながら居睡りをしてゐます
さうしたら急にもつと大きな声で文ちゃんの名を呼んで見たくなりました
尤(もっと)も見たくなった丈(だけ)で実際は呼ばないから大丈夫です。安心していらっしゃい
唯すぐにも文ちゃんの顔が見たい気がします ちよいとでいいから見たい気がします
それでそれが出来ないからいやになつてしまいます
(大正7年1月23日)
手紙どころか
メールの返信も不十分な僕ですが
ちょっと手紙も良いなって思います
恋文(ラブレター)の答え
芥川龍之介が後に結婚することになる
塚本文(つかもと ふみ)宛に書いた手紙でした。
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