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デューク君お疲れ様でした。/ スネークアート展。
Posted by zooyoshida on 2008年3月22日(土) 00:00
昨年の秋、デュークはデビューしました。
一昨年の夏に保護された時は、とても悲惨な状態でした。尾羽が一枚もなく体全体
の羽がボロボロでした。たぶん巣立ち間もないこの子を捕まえて、小さな鳥かごで飼
ったのでしょう。それでなければこんな酷い状態にはならないでしょう。尾羽もなかな
か生えてこなくて、もしかしたら根元がいかれているのかも知れないなと思いました
が、やっと昨年の秋にきれいに生え揃いました。野生個体なので、本来ならば治った
時点で、リハビリをして放鳥するとこるですが、あまりにも野生経験が短いので、厳し
い自然界では生きていかれないだろうと言う事で、調教してお客さんの前で飛ばすこ
とになりました。 これでビリーと交代で通年、飛ばすことができるようになりまし
た。
約半年間、活躍してくれてお疲れ様でした。
羽がボロボロなのは、全部、カラスに突かれたからです。一対一ならカラスに負け
ないけど、集団でちょっかいをかけるから困ったもんです。あれはカラスの習性だ
ね。でも、この円山で生きていくためには、そんなカラスにも対処できないと生きてい
けません。
新居に移って、ここで春から秋にかけて徐々に換羽にはいります。
昨年の秋、調教中のデュークです。きれいに羽が生え揃っているでしょう。半年後
には、この様になっているよ。
今、動物科学館内で、「2008 円山スネークアート展」が開催されています。昨年
に続き2回目ですが、ものすごく好評ですよ。僕なんか毎日見ていますが、ぜんぜ
ん飽きませんよ。今回も素晴らしい作品が勢ぞろいしています。
爬虫類担当の本田君が、企画、立案しているんだからね。若いのにたいしたもんだ
よ。いや、歳なんか関係ないね。
中はこんなふうになっているんだけど、この奥にもたくさんの作品が勢ぞろいしてい
ます。最新の技術を駆使したヘビの映像も目玉の血と津です。実際に目の前にいる
ビルマニシキヘビが、大きな映像として浮かび上がる。最高だね。
今年は世界カエル年です。100円以上募金してくれると、公式ロゴマーク缶バッチ
が1個もれなくプレゼントだよ。ただし、人気がありすぎて足りなくなり、現在3回目の
注文をしています。明日(23日)の日曜に缶バッチが間に合うかどうかわかりませ
ん。確認した方が良いと思います。
僕はさっそくジャンバーにつけていますよ。
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