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オオムラサキの越冬幼虫、生きていたよ。
Posted by zooyoshida on 2008年3月23日(日) 19:27
今年は例年になく雪解けが早いようです。エゾサンショウウオやエゾアカガエルが
毎年産卵する池を見に行きましたけど、かなり解けており、今年は4月に入ったらす
ぐに産卵を開始しそうです。 オオムラサキの幼虫は、まだ見ることは無理だと思い
ましたが、一応見に行ったら木のまわりの雪は溶けており、さっそく葉の裏をめくって
みたところ、そこには、たくさんの幼虫がふっついていました。とても元気そうな越冬
幼虫でした。
濡れている落ち葉の裏についている幼虫は、この様にピタッとくっついており、硬た
い感じがしました。
乾いた落ち葉の裏には、幼虫が葉から少し離れておりピクッと動きました。生きて
いることには間違いがないようです。
こんな状況の所に住んでいます。乾いた所と濡れたところで、幼虫の状態が違うよ
うです。
今年はオオムラサキの当たり年になりそうです。きっと園内でも見かける
事ができることでしょう。
園内も春が急速に進んでいます。沢の方を見たら、けっこう土が見えているので、
春を感じに、普段は一般の人達が入ることのできない「円山動物園の森」計画地を見
に行くことにしました。
この様に日当たりが良い所では、かなり雪が溶けていました。そこで、土の出てい
る所をよく見てみました。
これはミツバです。
これは全部食べれます。
この他にもいろいろありました。
キツネが掘った穴やエゾリスが食べたオニグルミの殻、オオウバユリの種子の食
べかすなどがありました。
もう少ししたら、この沢のいたる所にエゾエンゴサクやニリンソウ、アマナノキバナ
の花が咲き乱れます。
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