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円山動物園の森(仮称)に春が来た。
Posted by zooyoshida on 2008年4月9日(水) 19:13
「円山動物園の森」 とは、普段、立入禁止になっている動物園と円山原始林の間
のエリアを指します。このエリアには、オオムラサキやオニヤンマ、ニホンザリガニな
どの身近な生物とふれあえる 「水と緑の環境づくり」 を計画しています。 この場
所の大部分の雪がとけてきて、たくさんの生物達が復活しだしています。そこでちょ
っと覗いてみました。
エゾサンショウウオの卵ですが、残念ながら無精卵のようです。
オオウバユリです。今年花が咲きそうな芽です。花が咲くのに何年もかかり、開花
したら種をつけて死んでしまいます。
上からギョウジャニンニク、アザミ、フキノトウ、アマナノキバナ、カキドウシ、こうい
うのを見るとすごく春を感じます。これ全部食べれるんだよ。全部美味い!
フクジュソウもトリカブトも猛毒です。ですが、花がとても綺麗です。特に秋に咲くト
リカブトの花の色が、紫色で心惹かれます。よくニリンソウの葉に間違われますが、
(内地の人はニリンソウを食べる人が多いとか) ニリンソウは白い花で春に咲きま
す。小学校に入った頃、担任の先生がこの花を花瓶に挿し、赤いインクを入れてごら
んと言うので、入れたら白い花びらが赤くなり?(ピンクだったかな。)驚いた記憶が
あります。
外来種の植物もけっこうあるんだよね。退治しないといけないね。ここに50年前の
札幌の原風景を再現していく予定です。
この他、たくさんの生き物達が活発に成長しています。エノキダケも生えていまし
た。北海道では秋遅くと春の雪解け時期にしか生えません。
スーパーで売っているのは白くて長いやつだね。最近、ブラウン色の物もでてきま
した。
今日見たら、斜面にたくさんのエゾエンゴサクが咲き出しました。 毎日見に行くた
びに変化しているので、春の観察は面白いです。 いずれ市民の方達にお披露目す
るのが楽しみです。
画像がイマイチだね。
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