札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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映画 『罪とか罰とか』 100マイル試写会



罪とか罰とか
万引きで捕まったことからなぜか一日警察署長となった売れないグラビアアイドルの
アヤメは、思い続けていた元カレ・春樹と再会する。戸惑いを隠せないアヤメ。
春樹にはアヤメだけが知る秘密があった。そして大事件が起こり事態は意外な方向
へと突き進んでいく。


監督・脚本は、日本演劇界の鬼才 ケラリーノ・サンドロヴィッチ。
奇想天外なストーリーとシュールな笑い満載のブラックコメディ。
KERAワールド炸裂でほとんど笑いっぱなし。
予想不可能な展開にハマること間違いなし。

主演は、若手実力No.1の成海璃子ちゃん。
バツグンの演技力で、がけっぷちグラドルを体当たり。
キュートな魅力満載です。

元カレの春樹を演じた永山絢斗くんは、あの瑛太くんの弟。
演技はまだまだだけど、声とか似てます。

個性的で超豪華なキャストが脇を固めているのも見所。
段田安則さん、大倉孝二さん、麻生久美子さんがワタシのツボ。

シュールなブラックコメディが好きな人には絶対おすすめ!
エンドロール後もお見逃しなく。

「罪とか罰とか」公式サイト

2009年2月28日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌にて公開。
(上映時間:1時間50分)

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映画 『チェ 39歳別れの手紙』



チェ 39歳別れの手紙
1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ。
しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、
急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れる。


チェ・ゲバラの生涯を描く 『チェ 28歳の革命』に続く、
『チェ 39歳別れの手紙』をやっと鑑賞。

前作にも増して、ドキュメンタリータッチで淡々と描かれている。

前編がキューバ革命を成功させ希望に満ちたストーリーとすれば、
後編はボリビアでの革命に失敗し最期を迎える絶望的なストーリー。

処刑前に見張りの兵士と会話をするチェ・ゲバラが
「私は宗教ではなく人間を信じる」と答えたシーンが印象的。

淡々と描きつつも胸を打つ最期。音のないエンドロールが余韻を残す。

2作品を通して、もっとゲバラを知りたくなりました。

※そういえば、記者役でマット・デイモンがカメオ出演していましたね。

「チェ」公式サイト

札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開中 
上映時間:2時間13分

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映画 『オーストラリア』 試写会



オーストラリア
第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリア。夫を訪ねて、ロンドンからはるばるやってきた
英国貴族レディ・サラ・アシュレイは、ようやく到着した夫の領地で、彼が何者かに殺されていた
ことを知る。サラに残されたのは、抵当に入れられた広大な牧場と1500頭の牛。夫から相続
した土地と財産を守るため、現地で出会った野性的なカウボーイ、ドローヴァーとしぶしぶ
手を組み、牛を引き連れて過酷な土地を9000km横断することに...。


てっきりラブストーリーだと思っていたら、オーストラリア歴史や
アボリジニについて詰め込みまくりの2時間45分でした。

スクリーンに映える、オーストラリアの雄大な自然が美しく、
アボリジニのスピリチュアルな側面を描いているのも見所。
英国貴族と無骨なカウボーイの身分を超えたロマンスや
アボリジニの少年との絆は感動的。
日本人として心が痛むシーンもあり、オーストラリアの歴史を
勉強した方が楽しめる映画かも知れません。

英国貴族レディ・サラ・アシュレイ役に、ニコール・キッドマン。
透き通るような白い肌と小さい顔に長い手足...美しすぎ。
気高く強い女性役は、ニコールにピッタリ。

野性的なカウボーイ、ドローヴァーを演じるヒュー・ジャックマンは
ファン必見、肉体美がスゴイです。

バズ・ラーマン監督、ニコール、ヒューはオーストラリア出身。
オーストラリア出身といえば、私はラッセル・クロウなんですが...
絵的にヒュー・ジャックマンなんでしょうね、やっぱり。
壮大な映画に似合う190㎝と180㎝のビッグカップルですから。

一言でいうと、オーストラリア版 『風と共に去りぬ』 といった作品。
大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

「オーストラリア」公式サイト

2009年2月28日(土)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
東宝プラザ ほか全道で公開。(上映時間:2時間45分)

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映画 『永遠のこどもたち』

 

永遠のこどもたち
自分が育った孤児院を買い取り、夫と息子のシモンと移り住み、
障害を抱えた子供たちのために養護施設を再建しようとするラウラ。
ところがある日、シモンが忽然と姿を消してしまう。


『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロが
プロデュースということで期待して鑑賞。 

チラシには、スピリチュアル映画などと書かれているが、
親子の深い愛情を描いた、怖くて悲しいミステリーホラーといった感じ。
独特な雰囲気と美しい映像が印象的。

オープニングの演出からツボ。
冒頭から後半の重要なシーンの複線が張られ、目が離せない。
ミステリアスな展開にドキドキハラハラ緊張感が続く。

ラストでわかるタイトル『永遠のこどもたち』の意味にしみじみ...
なんともいえない余韻が残る。 視点を変えて、再度観たい。

監督:フアン・アントニオ・バヨナ 
製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
出演:ベレン・ルエダ/フェルナンド・カヨ/ロジャー・プリンセブ/マベル・リベラ
    モンセラット・カルージャ
上映時間:1時間48分

「永遠のこどもたち」公式サイト

シアターキノにて公開中  


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映画 『少年メリケンサック』 試写会



少年メリケンサック
レコード会社で働く、契約期限切れ寸前のOL・かんなは、イケメンで凶暴な4人組みパンクバンド
「少年メリケンサック」の動画を発見する。彼らをスカウトするため、バンドのサイトを頼りに
メンバーが働く店をを訪れるとそこには、50歳を越えたオッサンが酔いつぶれていた。
実は、かんなが観た動画は25年前のもの。このメンバーで全国ツアーに向かうのだが...


パンクはキライですが、
宮藤官九郎が監督・脚本がなので楽しみにしていた作品。

笑った笑った、良くも悪くもクドカンワールド全開。
豪華キャストが演じる個性的過ぎるキャラが、細部に渡り面白すぎっ。

ハジけまくりの宮崎あおいは、『篤姫』をやりながら、この作品を
撮っていたかと思うと、スゴイの一言。 
ファン必見、カワイイあおいちゃんを観るだけでも価値あり。

ハチャメチャなオヤジバンドメンバーは、ベースの兄・アキオ(佐藤浩市)と
ギターの弟・ハルオ(木村祐一)、言語障害のあるボーカルのジミー(田口トモロヲ)、
ドラムのヤング(三宅弘城)。4人の奮闘する姿に応援せずにはいられない。

個人的には、カリスマアーティスト・TELYA(田辺誠一)と、あおいちゃん扮する
かんなの彼氏・マサル(勝地涼)がツボ。

やっぱりパンクは理解できなかったけど、ラストのオチは◎。
とりあえず深く考えないで、大いに笑って楽しんじゃいましょう。

「少年メリケンサック」公式サイト

2009年2月14日(土)より
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で公開
(上映時間:2時間5分)


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