札幌100マイル

ここいく ブログ

小学生放課後自然体験活動の様子です!

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■ここいく火曜日■どんぐリンピック大会開催!

本日はかねてから準備を重ねてきたどんぐリンピック大会。

円山のどんぐりたちをスカウト、育成し、自分たちで競技種目、ルールを考えてきました。

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開会式にあたり、各選手はワッペンと鉢巻きを作成。

いよいよ大会にのぞみます。

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運営委員長(けいた)、審判長(うりさん)からのあいさつ、

選手宣誓と続きます。

本日の競技は7種目。

個人競技と団体競技が半々で、力を合わせて行う競技が多いのが特徴です。

最後の宝さがしで大逆転が狙える…かも。

選手宣誓。6年生が代表してあいさつ。

「勝っても負けても…とにかく楽しもう~!」の言葉に喝采~。

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全員で「どんぐり」斉唱♬

競技開始です。1種目めは「どんぐり運び」。右にどんぐり10個、左にかごをおく。

10個のどんぐりを制限時間内に鉛筆をつかって、一つ一つ運ぶゲーム。

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とたんに静寂が訪れます。みんな集中。

2種目めは「どんぐり射的」。

うりさんお手製のパチンコを使って、どんぐりを玉にして、

標的に当てて点数を競う競技です。

とはいえ、「パチンコ」使ったことないかも…で、うりさんから

使用方法を説明。

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あまりにすごい威力で飛ぶのでみんなびっくり。

しかし小さい的になかなかあたりませんね。

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なんと、この競技は1年生がトップでした!

続いて団体競技。

あかならチームと、みずならチームにわかれて行われます。

「コーンキャッチ」。

コーンでどんぐりをパスし、相手はコーンでそれをキャッチ。

何回キャッチできるかを競います。

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続いて「背負子キャッチ」。

1人がどんぐりを投げる、もう1人が背負子を背負ってそれでどんぐりをキャッチ。

何個どんぐりが入るでしょうか。

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ここでチームメンバー入れ替え。

「目隠しどんぐり」です。

1人が目隠しをして歩き、もう1人が前、後ろ、右~などとアドバイス。

それに従って、バケツのなかに持っているどんぐりを入れるというゲーム。

アドバイス、指示がけっこう難しい。制限時間内にいれなくてはなりません。

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そしておまちかね、どんぐり野球。

学生さんがこの野球盤をダンボールで作ってきてくれました!

先攻・後攻、どんぐりを転がすピッチャー、それを打つバッター。

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盤の升目にどんぐりを入れれば得点が入ります。

最後は大逆転を狙える「宝さがし」。

室内に隠した20個のどんぐりにマジックで点数が書いてあります。

そのどんぐりを見つけると点数が加算されるのです。

室外に出て、待機。部屋に入るときは静かに。走ってはなりません。

ルールをやぶったら「イエローカード」で減点されるよ。

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室内はこんな感じ。どこに隠してるかな?

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あったと思いきや、「-50」の減点どんぐりを2個も見つけちゃった子も!

試合終了で総合得点が計算されます。

上位3人には賞状、ドングリメダル、景品が授与されました。

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勝者インタビュー。

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「勝利の秘訣は?」

「うーん。家で箸使いが上手い、っていわれてたから、どんぐり運びで勝てたかも」。

最後に記念写真をとって終了。

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今回は団体戦もたくさんありました。

低学年の子にコツを教えてあげたり、協力する場面が多かったです。

このどんぐリンピックが終われば、そろそろ雪のたより…。

来週はここいくスペシャルで「サンマを三枚におろす」。

おいしいサンマのかば焼きを作っていただきましょう。

ではまたね。

きなここと、小杉生奈子でした。

■ここいく火曜日■どんぐリンピック競技種目決定会議

いよいよ来週にせまったどんぐリンピック。

5周年記念大会を前に本日は競技種目を決定するのです。

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みんな、種目を考えてきた??

ということで、昨年の種目を参考にそれぞれ、新種目を提案します。

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なかなか白熱したディスカッション。

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どんぐり射的、どんぐりカーリング、どんぐりとばし。

どんぐり箸すくいにどんぐりサッカー、籠キャッチ、背負子キャッチ。

ぼうしタワーにコーンキャッチにチキンレース。

出てくる出てくる20種目。

お次はそれぞれ提案した人がプレゼンする、プレゼンタイム。

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コップ3つのどれかにドングリを隠して、コップをシャッフル。

どこにはいっているかを当てるゲーム。

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どんぐりを並べてそれに狙いをつけて転がす、どんぐりボーリング。

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どんぐりを箸でつまんで籠に移す箸わたしゲーム。

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ミニコーンでドングリをキャッチャ&パス。何回連続できるかを競うコーンキャッチ。

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投げられたドングリを背負子でキャッチする背負子キャッチ。

 

プレゼン終了。

いよいよ投票です。

1人6種目選択して投票します。

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開票タイム~!

結果発表。

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目隠しどんぐり…チーム戦。2人一組で一人が目隠ししてドングリを持つ。もう一人の誘導によって、ゴールの籠に

どんぐりを入れるゲーム。

背負子キャッチ…チーム戦。2人一組で一人が投げるドングㇼを背負子でキャッチするゲーム。

コーンキャッチ…チーム戦。制限時間内に、何回コーンでドングリのキャッチ&パスができるかを競うゲーム。

宝さがし…大人がドングリを部屋に隠す。そのドングリを見つけるゲームだが、ドングリに点数が書かれていて、場合によっては

高得点を獲得でき、逆転優勝を狙えるチャンスがある。

どんぐり射的…パチンコでドングリを飛ばし、点数の書いた的にあててポイントを獲得するゲーム。

鉛筆わたし…箸ではなく、鉛筆でドングリをはさんで籠に入れるゲーム。難易度高し。

野球盤…手作りの野球盤の上でドングリをはじいて、ホームラン、ヒット、ゴロなどのマスに入れるゲーム。

の7種目に決定です!!

 

そしてプレ競技会。

練習を兼ねていくつかの協議に挑戦。

ルールなどの改正、調整を行いました。

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来週盛り上がること間違いなし!

そして5周年記念にあわせて、上位3人には豪華な??記念品がおくられる…とか。

お楽しみにね!

 

小杉生奈子こと「きなこ」でした!

 

 

 

■ここいく火曜日■どんぐりスカウト

すっかり朝晩は寒くなり、落ち葉を踏みしめる音が

心地よい季節となってきました。

本日のここいくは

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どんぐり・または木の実を食べる動物を何種類見つけられるかに

チャレンジすることからはじまりました。

ニホンザル、ヒグマ、エゾリス、エゾモモンガ、エゾシカ、クジャクなど

多い子で8種類を動物園で見つけることができました。

全員集合したら、おやつのパンを食べて、

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再来週のどんぐりンピックに向けて、選手であるドングリをスカウトしにいくことに。

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まずはふとマッチョがいるアカナラさんのところへ

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こいつは形がいいとか。でかくていい。など

競技で活躍するイメージを想像しながら、

それぞれドングリを吟味します。

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割れていないか、穴があいていないかもチェックして、

よりきれいなものを選びます。本番は2週間後なので、

それまでに虫がでてきたり、

腐ってしまってはダメなので、よーく見て触って確認します。

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お次のポイントは細マッチョのコナラ・ミズナラゾーンへ。

これは小さくていいなど。用途ごとにどんぐりを使い分けて、

戦いに備えます。

芽がかなり出ているものも発見できて、いろんな形のどんぐりを見つけられました。

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最後はカシワのアフロ帽子をゲットし、スカウトは無事に終了。

スカウト後は、選手たちを磨き、育てあげます。

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丁寧に磨き上げながら、明るい場所で選手たちの特徴を

理解します。

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大将はこいつだな。この磨きの努力が勝利に結びつくんだと

思い想いに気持ちをどんぐりに込めます。

どんな競技でも対応できる多彩な選手たちが揃ったようです。

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来週は競技検討会議を開催予定。どんな競技が選ばれるのか楽しみです。

けいた ここいくスタッフ

 

■ここいく木曜日■北大探検~!

本日は木曜日のスペシャル。北大探検~です。

火曜日コースは何回か行っていますが、木曜日は初めて。

まずは北大に入ってクラーク像の前へ。

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「北大って広いんだ…」と一言。

学生は自転車で移動しています。

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道路の先が…見えないくらい広い!

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さて、本日の訪問先に到着。

北海道大学埋蔵文化財調査センターです。

北海道大学のこの広いキャンパスの中は遺跡があるんです。

大学内で工事をするときに、あらかじめ遺跡を保護するために発掘調査をするのですが、

そのときに出土した土器や石器、木器などを展示している展示室を訪れました。

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本山先生が説明をしてくださいました。

北大の中にはかつてサクシュコトニ川が流れていて、

そのまわりには今から1000~2000年前の擦文時代、続縄文時代の村のあとがあったんだそうです。

石で囲んだ炉の跡。鮭を捕まえるための柵。土器や石器。お墓などが発掘されています。

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こうした遺跡から発掘された土器や石器は調査室で実測したり記録したり、

土器の破片を接合したり、とーっても根気のいる作業を何年もかけて行い、

研究を行うのだそうです。大変なお仕事です…

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感嘆したところで、今度はお向かいの博物館へ。

この夏にリニューアルしたばかりなのですが、17時をすぎ、すでにクローズ。

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1階の展示室で北大の歴史を見学。

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そして次なる訪問先は「学食」。学生さんたちがご飯を食べる学生食堂を覗いてみよう!

まずは購買部へ。どんなものを売っているのかしら??「どれどれ?」

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パン屋できょうのおやつを買います。

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そして学食でいただきます!

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カツオはコロッケと豚汁を注文。

学食は学生のお腹にも財布にも優しいと実感。

 

その後は人文・社会科学総合研究棟の1階ロビーに展示してある

発掘の土層はぎ取りを見学。

サクシュコトニ川の氾濫によって運ばれて堆積した土砂の層を見ることができます。

2000年の間に2~3mも!

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外に出ると18時前にしてもう真っ暗。

サクシュコトニ川を復元した水路も暗すぎて見えず。

中央ローンの横を歩いて帰りました。

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では、10月のスペシャルもお楽しみにね!

キナコこと小杉生奈子でした。

 

 

■ここいく火曜日■キノコを探せ!②

9月のここいくスペシャル。

先週はこのスペシャルに備え、キノコビンゴゲームでキノコ探しのコツを学んだのでした。

本日は藻岩山きのこ観察会の中田洋子さんに来ていただきました。

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まずはキノコを探そうということで、先週の復習。キノコはどんなところにはえているか?

地面の上、朽ち木、落ち葉の上…でしたね。

地面の上に生えているキノコは、実は土の中で木の根っこと結びついていて、

木に水分や養分を与え、木の生長を助けているのです。キノコも木から栄養をもらっていて、

お互いに助け合っているのです。

朽ち木のキノコは、弱っている木が枯らすことで、密生した森の木々を間引きする役割を果たしています。

落ち葉のキノコは落ち葉などを分解し、土に戻す仕事をしています。

こうしてキノコは森を健康にする仕事をしているのですね。

では、その働きぶりを探しつつ、おいしいキノコもゲットしたい!

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こっちにも、あっちにも…

でも食べられるキノコかなあ…

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戻ってきて、採ったキノコを中田さんが鑑定します。

匂いを嗅いだり色を見たり、かさやひだ、茎の様子など、虫眼鏡でよーく観察して判断していきます。

サクラシメジ。シロトマヤタケ。ムラサキフウセンタケ。フウセンタケ。モリノカレバタケ。

残念ながら食べられるキノコはモリノカレバタケでした。

これではみんながキノコ汁を食べられないということで、中田さんがすでに採って冷凍保存しておいた

おいしいキノコをもっていてくださいました。

タマゴタケ・ボリボリ・ウスヒラタケ・ハナイグチ・オオイチョウタケが入っています。

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キノコ汁を作っている間に、中田さんに質問タイムです。

「キノコは日本で何種類あるのですか?」

「北海道では何種類あるのですか?」

「キノコは何で生えているの?」

「キノコはなんで丸い形が多いの?」

「毒のキノコがあるけど、木には毒を与えないの?」

「どうやってキノコを見分けるの?」

など、熱心な質問が飛び交います。

キノコは日本では1万種ともいわれていますが、正式に認められているものは

2000種類程度。北海道には700~800種ほどしか確認されていないそうです。

まだまだ分からないことがたくさんのキノコの世界なんですね。

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さて、お次はキノコを使った「おやき」を作ってみましょう。

ひき肉とキノコと茄子を炒めて味噌で味付けした餡を小麦粉の皮で包んで焼くのです。

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みんなもやってみて!

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そしてきのこ汁もお焼きも完成。

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おいしくいただきました!

しーんと静まり返った空間…。「お、おいしい~!」

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最後に中田さんに感想を述べて終了。

キノコっておいしい、キノコって不思議…キノコっておもしろい!

そんなふうに、キノコの世界に気づいてくれたらと思います。

キナコこと小杉生奈子でした。

 

 

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