【札幌市東区】 マルエス食堂 ～久しぶりの高杉～

Posted by menblog2 on 2010年11月18日(木) 18:43

　雨続きなこの季節・ようやく晴れた札幌市を徘徊している松本兄弟。
今回は東区へ買出しついでに麺クエスト。

そして姉が気になっていたという今年の新店：
『マルエス食堂』さんへ。　

見てください・この佇まい。
気をつけてみていなければ通り過ぎてしまうであろうこの風貌。
小林製麺のノボリがあったからこそ見つけることが出来ましたが、なかなか探し甲斐がありますぞ。
そして、店頭に出ているメニューをみて驚き。

なんですか・この素敵な価格帯？！
年季の入ったメニューの立て看板。

おまけに、マンスリー麺とな？

アタシの中で興味のバロメーターは急上昇でございます。

アルミのドアを開けると、店内は何ともポップな内装。
白を基調としたカウンター席が7つ。
スツールのクッションが効いていて座り心地がいいです。
店頭と内装のギャップもまた堪りません。

北区にありました『麺 福氣』さんから移転・そして店名を変えて2010年1月2日に開店した『マルエス食堂』さん。

店主はとても気さくな方で、初来店の我が兄弟にも気持ちよく応対していただきました。
そんな店主が作り上げる1杯とは如何な物か。


 
【味噌ラーメン　600円】　靭オーダー。

それにしても・・・　　何ですか？！
600円でここまでのトッピングが！！　
北海道ラーメンで・それも600円でここまでできるんですか？！

だって、
挽肉･玉ねぎ等の野菜をを炒めたところにスープを入れるという味噌ラーメンの王道の作り方は勿論の事、その上には　
ネギ・細切りメンマ・たまご1/2個・麩・ローストガーリック。
おまけに、角切りとスライスした2種類のチャーシューまでもが乗っかっちゃって。

良く見る味噌ラーメンのトッピングのほとんどはチャーシューは入っておらず、たまごが入っていたら良い方で価格帯も700円～が相場なのに。

麺は小林製麺さん。
黄色が強めでコシのあるちぢれ麺。
スープは白味噌の柔らかい優しい味。レンゲが止まりませんがな。
ちゃんと挽肉と野菜の旨味がスープに行き届いています。

そして更に驚いたのが、チャーシュー。
角切り・スライスのチャーシューの味付けが異なります。
角切りのチャーシューの方が味が濃い目。
食感だけでなく、味まで違うとは・・・
600円でここまでやってくれるなんて。

コスパ高杉出ましたぞ！！




【アブから麺　750円】　由季セレクト。の11月マンスリー麺。

辛いものが大好きな姉。辛さは勿論　辛め。
スープを口に入れた姉を見て、　　
　店主：『辛さ・だいじょうぶですか？』　　の問いに
　姉　：『バッチリです！！』


　アタシもスープを戴きましたが、辛いけど奥深い味の辛さ。
辛さって・唐辛子だけ足しゃあいいもんじゃないですからね。
スープの色は確かに赤いものの、しゅっぱすぎなくなかなか良いバランス。

その後姉は汗だくになっておりました。（爆）
胡麻と糸唐辛子がポイントですね。

600円でこのコストパフォーマンス。
これはお一人で経営しているからこそできる価格なのかもしれませんが、関東のラーメンを食してみて改めて思いますが、北海道のラーメンの価格はちょっと高めに感じます。

久しぶりに感じる、目から鱗のコストパフォーマンスの高さ。
定番の正油・しおラーメンも気になりますが、マンスリー麺にも注目高まります。
夏はチリトマト麺があったとか。
まさしく靭の・どストライクなお店。
これからも期待が高まります。




『マルエス食堂』
札幌市東区北23条東1丁目 4-17（南向き）
011-776-7494
11：00～15：00  / 18：00～21：00
不定休　　駐車場有

【札幌市白石区】 らー麺 シャカリキ ～これぞ暴麺!?～

Posted by menblog2 on 2010年11月9日(火) 16:23

　久しぶりに姉と一緒の休みになりましたので、麺行脚へ。
とりあえず東区方向へ向かったものの、みぞれ交じりの雨模様。
あまり遠出する気にはなれず、とても気になる『ブタキング』さんに向かった所、定休日。残念。
ブタキングさんの定休日：心折れた日　だそうなので、お疲れなのですね･･･

だが姉：由季の口模様は、すっかり暴力系麺になっていた為（珍しい）、目指す先を白石区へ変更。




やって参りました。白石区北郷通にある人気店：『らー麺 シャカリキ』さんです。

今年9/7よりメニューを二郎系へ一新。
二郎系：とんこつ系 極太醤油スープに極太麺。もやし･キャベツなどの野菜がもっさり乗っているラーメン。
東京の有名ラーメン店であるラーメン二郎の味をインスパイアしたラーメン店はこう呼ばれる。

13:30に来店した松本兄弟。この時既に先客が8人。
そして待つ事30分で松本兄弟の後ろに10人並ぶという状態。

そんな人気のシャカリキさんは1人で切り盛りしています。
外から見える厨房ではどんぶりの上から野菜をごっそり乗せる姿が･･･
これ見たら笑うしかないっすね。


店内には単一メニュー：『シャカ豚』の特徴やオーダー方法が書いたパネルがあります。
オーダー方法はまず
　①麺の量（4種あります）
　②あればチャーシューの量（豚ダブル・豚トリプル）
をお伝えします。

後は出来上がる直前にトッピングの有無を店主がお伺いします。
　　合言葉は　『ニンニク入れますか？』です。
その時にニンニク以外にも、野菜・アブラ・カラメ（濃い目）の量を伝えましょう。大きな声でね。

姉:由季オーダー　『シャカ豚　700円』+『豚ダブル150円』
トッピングは、『ニンニク増し+カラメ増し』。

通常の麺でこの量。240gは確かに多い。
姉にしてはかなりの大物でござんしょう。

そしてこのチャーシュー。と言うかまさに肉！
ダブルにしたため、計4枚の肉が。
茹でてある為お肉は脂身少のあっさり目。これがある意味箸休め的なアイテム。


麺はどうやら『さがみ屋』さん。
やはり麺は美味しいです。
極太ちぢれ麺。具が多いので麺が延びるかと思ったが、そこは計算されていますね。素晴しい。

お味は醤油ベースですが、二郎系だからもっとこってりしてるかと思ったが、意外に後味さっぱり。旭川ラーメンに近いお味がします。懐かしい味もするのは何故でしょう？
姉曰く：通常盛でカラメ増しすると、結構味が濃くとの事。ヤサイマシする時などに一緒にオーダーするのもアリなのでは。

　　靭オーダー：『シャカ豚 大　800円』
トッピングは『ニンニク増し+アブラ増し』です。やっちまいました。
スープはカラメにしていないので、思ったより色は薄めですね。
スープのお味はカラメにしないほうがアタシ的には好きかも。
麺は大盛りなので 360g。（汗）
麺が360グラムだけなら楽勝（！）なのですが、普通盛りでこの野菜の量と豚の量。これはなかなか手ごわいですぞ。

麺が多いので、底にある麺をある程度は引き上げて・野菜の上に乗っけて延び防止を試みるものの、麺が重い･･･
まさしく大盛りですな。

実は、麺オーダー時に一緒にオーダーしていた
『生卵　50円』。
アタシはどれだけタマゴ好きなんでしょう？　
ダブル100円もありまっせ。

　　　　　　　　　　　　　　　　これに・・・麺をDIVE!!




濃い目の味をたまごがマイルドにしてくれて、これまた絶品！
まさしく・すき焼きみたいな。
これは是非お試しあれ。タマゴダブルでもいいな～
最後まで美味美味。

以外に懐かしい味がたラーメンでした。
おまけにこのボリューム。男性諸君が喜びますでしょうな。
野菜マシマシ（3倍）にした男性客も食べ切るのにかなり時間かかってましたから。
さすがのアタシも限界･･･　つけ麺博以来の満腹感です。

メガ盛りというジャンルも生まれたこのラーメン業界。
これからどういう風にラーメン店同志の激戦が繰り広げられるか麺くいとして非常に楽しみです。
やはり機会があったらブタキングも試さねば。（懲りない奴）


『らー麺 シャカリキ』
札幌市白石区北郷2条5-4-14 
011-871-6333
平日　　12：00～15：00 / 18：00～22：00
土日祝　12：00～20：00
※スープか肉がなくなったら終了。
定休日：月曜（月曜が祝日の場合・翌日）
駐車場：2台

靭の出張道中記 2010秋の祭典2 【神奈川県】+番外編

Posted by menblog2 on 2010年11月6日(土) 15:53

　靭の出張道中記：第2弾です。
今回は出張先で食べた麺と、我が松本兄弟の思い出の1品を探して、東京都渋谷区まで足を運んでの弐段階レポでお送りいたします。

←映像はアタシが泊まった武蔵中原駅前の午前5時の映像。
朝からこの色の太陽。北海道の夕焼けのようです。
駅のまん前のホテルの為、JRの喧騒が丸聞こえ。目覚し無しで起きられます。

今回の出張先は、神奈川県のたまプラーザ。ドラマ『金妻』の舞台の町としても有名ですなあ。
駅の再開発工事の関係で一度閉店し、商業施設などがこの度リニューアルオープン。秋のたまプラーザは金木犀の香りで満ちておりました。
北海道には金木犀ないですからねえ。この香りには驚きました。

さて、今回お邪魔したのは職場のランチでお邪魔した
【究極ラーメン「横濱家」】さん。　店構え画像撮り忘れでございます。申し訳ございません　＿|￣|●

横濱家は神奈川県・東京と21店舗を展開するラーメン店。
スープは豚骨ベース・麺は自家製麺。こってり系。
メニューを見て、やはりデフォルトで通常のラーメンに使用かと思いきや･そこを行かんのが松本靭でございまして。（ちゅど～ん)

【味玉ラーメン　780円】
やはり味玉の誘惑に負けました。（爆）

大きめの海苔・味玉2個分に大きいチャーシュー。
チャーシューの下にはメンマとほうれん草。
この具材のコスパは北海道ラーメンも見習って欲しいものですなあ。

横濱家さんでは　麺の茹で加減･タレの濃薄の調整・油の量の調整が可能。
おまけにテーブルには色々な調味料が常備され、味のカスタマイズが可能。

こってり感の豚骨スープの中に佇む麺は、かなり太目でちぢれが入った麺。コシもあります。
　スープはまさに『豚骨』。口の周りに纏わりつく感じ。
でも、札幌の某濃厚ラーメン店ほどではないですが。

スープが濃い目なので、やはりテーブルの調味料で味を変えて食べるのもまたいい。

タマゴの半熟加減も良く、チャーシューは硬そうに見えたが思った程ではなく丁度いい。それにしても、スープに突き刺さっている海苔が時間が経っても結構元気なのがすごい。
780円の価格でこれは結構満足するんじゃないでしょうか?

後で知ったが、たまプラーザ店の餃子はオリジナルとの事。
セットメニューも豊富でして、機会があったら餃子も試してみたいものです。


『究極ラーメン「横濱家」たまプラーザ店』
横浜市青葉区美しが丘2-14-2
045-904-1226
11：00～深夜2：00
年中無休





そして、番外編。
約15年前位でしょうか。姉が東京に住んでいた頃に訪れたスペイン料理店。そこで食べたコース料理の一品の味が忘れられないのでございます。

そこで今でも営業しているのかと探した結果、見つけたのでございます。

ようやくたどり着きました。
松本兄弟の思い出のスペイン料理店：『びいどろ』さんです。

今更ながら、渋谷区のスペイン坂にあったのに驚き。
めっちゃ分かり易い所にお店あったのね･･･

今回は関東にお住まいの我が師匠：マーサと一緒にランチです。
当時はコースで戴きましたが、今回はランチで。

平日のおすすめランチは800円～。
でもやはりここでパエリア食べないとな～
と思い、パエリアランチ2000円コースで!!

選べる前菜より：【魚介のマリネ】

マーサオーダー。
さっぱりとして食が進む感じのお味。　　　　　　　　　

【サツマイモのスパニッシュオムレツ】

靭オーダー。スパニッシュオムレツ大好きです。
おまけにサツマイモとは斬新。

　

　　　　　　　　
選べるタパス：3品より選べます。

そしてこれが、松本兄弟思い出の一品：【シャンピニオンのセゴビア風】でございます。

シャンピニオン＝マッシュルームをガーリック・バター･オリーブオイルで焼き上げた壱品。当時はマッシュルームの粒が小さめだったので、この器にマッシュールのホールがビッシリと敷き詰められていました。
現在のマッシュルームは大振りのため、カットして出ております。
これを竹串に刺して戴きます。

かなりガーリックが効いており、オリーブオイルとバターでかなりのオイリーなんですが、このソースをパンに漬けていただくとこれまた･･･
あー　ワイン飲みたい～!!　　（当時はサングリアをかなりおかわりした記憶が･･･）
マッシュールームの歯応えがまた溜まりません。

【若鶏と野菜のラマンチャ風】

トマト煮込みと申しましょうか?「ラマンチャ風」の定義が今一つ分かりませんが、アタシはトマト好きなので無問題。
ここでもパンにこのソースを漬けて･･･と思ったら、シャンピニオンの時にパンを食べ尽くす･･･　＿|￣|●

　
【魚介のパエリア】

　パエリア鍋に貼り付いたおこげを丁寧に取って頂き、いざ実食。
う～んこれも懐かしいお味。
お米は意外に柔らかく、魚介の風味もあってこれでもワイン飲みたいです。（またかい）
この前も魚介のパエリアだったので、今度は違うパエリアを試したいです。

【本日のデザート】
本日はチョコレートケーキです。
これにコーヒーor紅茶が付きます。

あ～　至福。 ヽ(´ー｀)ノﾏﾝｾｰ
アタシの思い出に付き合って頂いたマーサには感謝です。

そう言えばスペイン料理には麺はないのかな?
今度は札幌のスペイン料理で探索してみましょうかね。

次回は打って変わって、札幌のガツン系な麺をご紹介します。

『スペイン料理 びいどろ 渋谷店』
東京都渋谷区宇田川町16-13 スペイン坂内田ビル2F
03-3463-4774
ランチ  月〜金 11:30～15:00(L.O.14:00) 
    土・日・祝 11:30～16:00(L.O.15:00) 

ディナー 月〜土 17:00～23:00(L.O.22:00) 
        日・祝 17:00～22:00(L.O.21:00) 
無休