札幌100マイル

おぎかやはぎのレポログ

すすきの、支笏湖、カヌー、ワイン、酒ブログ

『マッカラン』タグの付いた投稿

スペイモルト フロム マッカラン1970 

シングルモルトのロールスロイス


そう呼ばれるマッカラン


僕がウイスキーのほんとの旨さを知ったのはマッカランでした。

23歳の時、自分の産まれ年のボトルを酒屋さんで見つけ

何日も迷い購入したのが1974年、18年のマッカラン

社会人1年生で1万円は簡単に買える物ではなく


ちょっと良い事があった時や、つらかった時、大切に少しずつ楽しんでました。


その後、アイラにはまり暫らく遠ざかっていましたが


マッカランは僕にとって今でも特別なウイスキーであり続けています



ただ、最近のマッカランは価格ほどの感動を感じなくなったようも思え



あの頃1万円で買った18年物は18,000円となり12年でも5,000円が定価


1974年の18年は今や10万円ほどまでに


昔のマッカランは美味しかったとよく言われます


60年代が最高で、50年代は奇跡だとか



マッカランの味わいが変ったと言われる理由は色々あるようで


1、生産量の話

スペイサイドで最小、ガス直下焚きのストレートヘッド型の蒸留器は

1965年に6基から倍の12基に、

1974年には18基、1975年には21基に増設され

その頃、発酵槽が木製からステンレスに変わった事

大量生産により味わいが変ったと



2、原料の話


1950年前後に原料の大麦はアーチャー種から、ゼファー種に切り替わり、

1960年代後半からゴールデンプロミスを採用したという原料の変化

その後ゴールデンプロミス種の使用は年々減少しており、

主にオプティック、ミンストロー、チャリオットを使用



3、熟成樽の話


マッカランはシェリー樽にて熟成されますが


新大陸発見からの貿易の中、おもりの代わりとして伐採し

積載して持ち帰られた北米産のホワイトオークは

長らくシェリー樽の原料として使われてきました


イギリスへのシェリーの輸入は樽買いからタンクでの輸入となり

またスペインのシェリーメーカーが瓶詰めで売るようになった歴史の中で

スコッチウィスキー業界における良質なシェリー樽不足により

70年代中頃からスパニッシュオークで作成する自社樽に方向転換





4、酵母の話


以前は2種類のエール酵母と、2種類の蒸留酒用酵母をミックスして使用

現在は、リキッド・イースト菌の1種類






年代によって味わいに変化の要素はありますが


一般的に1974,5年頃から変ったといわれます





私事ではございますが本日39回目の誕生日に当り


70年代のマッカランが飲みたいと思い仕入れたのが今回のボトル



スペイモルト フロム マッカラン1970 
SPEYMALT From MACALLAN1970


ボトリング2011年の40年オーバー




せっかくなので皆さんにも味わって頂きたく


こちらのボトルを含め


今日15日と、明日16日(土曜日)、明後日17日(日曜日)


3日間に限り


39(サンキュー)デーとして




マッカランをお店で満足価格にてご提供させて頂きます



■マッカラン8年 ファインオーク  600円 500円


■マッカラン12年 シェリー    700円 500円


■マッカラン12年 ファインオーク 700円 500円


■マッカラン18年 シェリー    1,400円 900円


■マッカラン 10年カスクストレングス 2,300円 1600円
 (旧ボトル 90年~2000年頃流通)


■マッカラン 25年       5,000円 3,800円


■スペイモルト フロム マッカラン1970  4,000円 2,500円 
 SPEYMALT From MACALLAN1970 







バル ハルヤ 

店主 野中 

マッカラン12年 80年代流通品




こちらは東京 有楽町

キャンベルタウンロッホさんにて


マッカラン12年 80年代流通物
 1ℓ ボトル

こちらは大きな感動も無く
隣の70年代のボウモアにとろけます。


キャンベルタウン・ロッホ (CAMPBELLTOUN LOCH)
東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル B1F
03-3501-5305

OLDボトルが年間500本は開くと聞きました
チャージ無しで珍しいボトルがお安く楽しめるBar



McCarran1962 マッカラン1962 




1960年代初頭のマッカラン

素晴らしい!

の一言






THE BOW BAR

住所:  〒064-0804
     札幌市中央区南4条西2丁目7−5 ホシビル 8F
電話: 011-532-1212

ロブションにてマッカラン

1月の終わり

東京へ


行きたかったお店に

3星レストランで有名な

ガストロノミー ジョエル・ロブションは3万以上になるので

併設されているBar

ルージュ・バー・ジョエル・ロブションへ



恵比寿ガーデンプレイスの正面に凛々しく建つ



小さなお城のようで




ルージュバー

赤を基調としたラグジュアリーな空間







ここで見つけたのが

マッカランの18年のオールドボトルの数々


残っているのが奇跡なボトル



せっかくなので産まれ年の1974年









一緒に行った方は

ミモザを





このミモザ

レストランのグラスシャンパンで使用され


ほとんど市場に出回らない

ブルーノ・パイヤール・ブリュット・プルミエ・キュヴェを使用し

オレンジジュースももちろん絞りたて


少し頂きましたがこちらも素晴らしい飲み物












ルージュ・バー・ジョエル・ロブション

東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス シャトーレストラン ジョエル・ロブション 2F
03-5449-0083

函館にてマッカラン25年

1月の初め

函館に


007 スカイホールを見てから飲む機会が増えたスコッチが

マッカラン


50周年となる今回の007には

それを記念するいろいろなオマージュ的なネタが


その中で敵役のシルヴァとボンドがグラスを交わし


ボンドガール的なセヴリンの頭上に置かれたのが


マッカランの1962年

なぜ62年なのか考えました・・・


50周年、ションコネリーがボンドの1作目が1962年イギリス公開



そして、Mが引退を勧められ、自宅でグラスに注いだずんぐりとしたボトル


何か気になって調べました

たどり着いたのが





マッカランの50年

発売当時 100万円

現在では160-200万で取引されているボトル



そして、函館旅行でふらっと入ったBarで出会ったのが


マッカランの25年


最近の25年は1950年代の25年のようなレッドリボンがデザインされています






1ショット5,000円をハーフショットにして頂き

18年と飲み比べ


流石

スコッチのロールスロイス



函館で良いBarを見つけました


Bar 北風
函館市本町8−20 みつわビル5F
0138-31-9118


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