札幌100マイル

レ・コルトChefの雑記帳

食材の事・新メニューのヒント等、時には趣味の事もゆる~く。

『MENU』カテゴリーの投稿一覧

冬は焼菓子・・・と焼ドーナツのその後

 雪祭りが始まり、冬も折り返しですね、春が待ち遠しいです。

 冬に焼くことが多いフルーツを使ったタルトです。今回は生の果物はアレルギーで
食べる事が出来ない長女のリクエストで、洋ナシのタルトを焼きました。



火を通すと食べても平気だそうです。

 焼菓子は少し焼きをきつめに、粉っぽさを飛ばした方が自分好みです。
フランスで菓子屋のショーケースを見た時の第一印象も、焼がきつい!でした。
ディナーコースのデザートでご提供中です。

 焼ドーナツもその後、色々試しプレーン・チョコ以外にも




黒糖クルミ・クリームチーズ・ココナッツ・抹茶です・・・が試食係の娘達から
カロリーを気にする声が・・・

秋は焼き菓子

 秋も深まりつつあり豊穣の大地北海道の本領発揮です。
この時期になるとデザートも焼き菓子が増えてきます。



モアール・ショコラとフロマージュ・スフレを焼きました。

 もうすぐ10月狩猟解禁です。まず鴨・エゾ雷鳥・雉 狙いです。
今年は山の餌さが豊富なんでジビエシーズンが楽しみです。

真夏日が続くと・・

 サッカー日本代表、開催前の予想をくつがえす、大健闘ですね!デンマーク戦を
観てから市場に行きました・・。
 北海道もようやく暑くなり、ジリジリしてますね。でもフレンチにはチョッピリ
逆風かも・・・こう暑かったら日本人なら蕎麦かそうめん・・・ですよね。
暑くてもフレンチ!という健啖家のお客様には、こちらでお待ちしてます。



 グリーンピースの冷製ポタージュです。ランチ&ディナーのコースでお出ししてます

レストランのパン

フレンチレストランのパンは色々ありますがパン屋さんのバケットを
お出しすることが多いです。でもパンも店の個性を発揮できるアイテムです。
当店でも自家培養酵母を飼ったりしてましたが、コピー(種継ぎ)を繰り返すうちに
突然なんか違って来まして・・・ルパンⅢ世のクローンを繰り返したマモーみたい?に
そんな訳で今では普通にフランスパン用のイーストで焼いてます。

 でもレストランの設備ではパン焼きに適したオーブンではないんです・・・。
パン焼き釜が欲しいけど費用対効果がイマイチ。
で創意工夫で何とかしてます。



少しでもパリッと焼きあがる様にオーブンの底に石を敷き詰めて温度の違う
段を変え、向きを変え焼き上げます。
現在ではリュステックぽく焼いてます。粉の配合も江別製粉のフランスパン用を
メインにブレンドしてます。 




単純作業ですが毎日この積み重ねをしてお客様をお待ちしています。

今年初入荷&新メニュー

今年初入荷の白糠町和天別その名も「羊まるごと研究所」という牧場の羊1/2頭!
ここの牧場主はモンゴルに牧羊の修行に行った経歴の持ち主で
メールでお付き合いをお願いして生産量の問題で無理との返事・・・
あきらめきれずに厚岸にカキを食べに行った弾丸ツアーの帰り道
アポ無しで周辺を散策.
上手く牧場主と話しが出来てお付き合いが始まった経緯があり
道内のフレンチでは当店のみに卸して頂いてます。



内臓(トリップ)も付いてるのでトマトで煮込みもできます。
骨付きでローストした塊の肉は本当に旨いです。肉食の歓びを感じます。
でも塊でローストするので2名様以上でないとご提供できません・・・まあ大人数で
わいわい食べるのがいいですね、この様な豪快な皿は。

昨日アップした行者にんにくのフレンチ・・・完成しました!



お知らせした器の横にあるのは盛り合わせオードブル用の1個用フランス・マトファ
製の器です。大きい方は多治見製。
 今回の合わせバターはあえて古典的レシピで作りました。材料を列記すると・・・
自家製ベーコン           人参
十勝産マッシュルーム       ベルギーエシャロット
アーモンド               バター
行者にんにく             塩・胡椒
ブランデー              ペルノー
アンチョビ

行者にんにくをサッと湯通ししてるので案外穏やかでパセリの苦手な方でもOKです。
 道産フレンチと言うジャンルがあるかは不明ですが、そんな感じです。  
 大きい器の方で1250円で夜のメニューに登場します。

道産羊のローストは2名様以上のコースメニューで5000円(お1人様)から承っております。
脛肉とネックのココットは単品メニューで3500円(2名様)です。
いずれも要予約でお願い致します。         

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