札幌100マイル

レ・コルトChefの雑記帳

食材の事・新メニューのヒント等、時には趣味の事もゆる~く。

『フレンチ』タグの付いた投稿

ホワイトアスパラを求めて追分町まで

追分町にホワイトアスパラの美味しい生産者が居る話は聞いていた。
フランス産の苦味のある極太も旨いが折角、地場にあるのだからそちらに
興味があった。前日惨敗を喫し翌朝まだETCの通勤割引が利くうちに
手稲ICから追分に向けスタートした。



到着後八木さんにお話を伺うとすべて予約販売との事、比較的空いている
曜日発送の予約を取り付けることに成功!その時、選別作業中のお姉さまが
去年までTVで料理コーナーを、週一でやっていた自分を覚えていてくれた
お陰で交渉もスムーズでした。TVの力って凄いなと思い(まさか白衣を着てなくて
きずかれないと思っていた)改めて実感しました。
帰り際、サンプルまで頂きました。




それで以前から考えていた真空調理法をアレンジして、ピクルスを試作

試作ピクルス


この方法は1970年代にフランスの3星chef達がフランス新幹線の食堂車
の為に考案した方法で加熱調理・調味・殺菌を1度に出来るので
材料ロス・風味の欠損が無いほぼ理想の方法です。
今回試作してみて、スパイスをもっと控えハーブの組み合わせも変更し
再度試作します。

 今回はフレンチ・レストランのブログっぽいですね・・・・。

CHEFの道具大好き!

今回のキッチンGoodsネタは簡単にびん詰め保存食が作れる
“WECKガラスキャニスター”です。ネジ蓋の保存びんと違い
口にねじ山が無いので蓋をはずせば、ガラスのココットの様で
そのまま食卓に出してもスマートでお気に入りです。


ジャムやレバーパテにと、この3種類を重宝してます。

詳しい使い方は http://www.marcs.co.jp/WECK/ABOUT/index.html
こちらで確認して頂くとして当店ではこんな感じで使ってます。



“古平・平田牧場産・三元豚のパテ・ド・カンパーニュ”です。
後ろはル・クルーゼのテリーヌ型で作ってます。
同じ中身でもテリーヌ型で作ると一般的には“テリーヌ”と呼ばれます。
当店ではパテ・ド・カンパーニュなので手前のバージョンでご提供してます。
サラダと盛り合わせて850円です。(ディナーのみ)

さて明日の定休日は天候が厳しそうです・・・食材getのお出かけは
どうなるでしょう・・・・?

洞爺湖町産牛バベット入荷!

ビストロでよく見かけるメニューに“バベットステーキ”なるものがあります。
フランスではポピュラーなビストロメニューですが日本ではサガリを
代用することが多いんです。
 日本でカットの仕方では出てこないんですバベットは、でもフレンチと
取引が多い肉屋さんに特別に頼んでおくと稀に入手できるんです。



洞爺湖町産・褐色和種のバベット入荷です。一頭買いしてる焼肉店でも
見かけることがあります。日本では“カイノミ”と呼ばれます。
 牛一頭からはヒレよりも希少部位です。サシが少なく赤身本来の
味が楽しめます。脂が少ないのでウエルダンは厳禁です・・。
 
 ディナーメニューで2名様より承ります。(塊で焼くので)
単品で3000円(2名様分)  コースはお1人様4200円(2名様以上)
にてお待ちしております。

本日の市場は・・・

本日の場内市場は景気が悪いせいか本州からの入荷が少ないようです。


道産品は石狩湾のシャコ、屈斜路湖のチップ、ラウスの海水ウニなどが目ぼしい
とこですがイマイチ創作意欲が湧きません。
壮瞥町のホワイトアスパラは価格がこなれて来ました。

 話は変わってもう、かれこれ7年以上になりますが、週刊釣り新聞の
料理コーナーを3ヶ月に1度ぐらいのペースで担当しています。
今週木曜日発売号に“カレイのムニエル・プロバンス風”が掲載されています。


魚釣りの腕前はチョボチョボなんで載ることはありませんが料理コーナーは
結構永く続いてます。釣り新聞だけに魚料理に限りますが、なるべく手順
道具をシンプルに考えています。ご要望があればブログでもレシピのご紹介
なんて事も・・・あるかな?

CHEFの道具大好き!

今回の定休日も食材ゲットを目論み毎回ご一緒している近所の
超有名ケーキ店オーナーと道南を目指しますが条件が悪く玉砕
坊主頭ならびにご住職には甚だ失礼ですがこの様な状況を
“ボウズ” と呼びます。寿都湾の小女子漁の漁火を見て帰ってきました。



そんな訳で今回は“chefの道具大好き(仮称)”お気に入りGoodsのご紹介です。
今回は鍋です。

日本の鍋料理も大好きですがフレンチの,地方料理の鍋も大好きです。
真夏に食べたくなる,スパイシーな鍋も有るんです。


最近よく目にするタジン鍋です。フランス・ストウブ製。当店では仔羊の
骨付き肉と4種の豆等とモロッコ風のスパイスで煮込みます。
暑い日にビールと良くあいます。
家庭用と違い業務用のガスレンジでの使用が,前提なので蓋に蒸気抜きの
穴があいてます。   さすが業務用メーカー!

こちらもストウブ製ココット鍋  大・中・小です。
ジビエ(狩猟肉)の時期に鴨・雉・エゾ雷鳥の大きさに合わせて3種類用意してます。


よくダッチオーブンと一緒に思われますが、ココットは黒く見えても琺瑯引き
メンテが楽です。   さすが業務用メーカー・・・思い込み大事なんです自分には。
ジビエのローストだけでなく肉の塊を,軽くソテーして野菜を入れて軽く蒸し焼き・・・

タジンもココットも蓋を開けた瞬間の,鮮烈な香りが身上。鍋はどちらかといえば
冬のイメージですが、当店では年中メニューに載せてます。
現在は 道東産ホゲットのネックとスペアリブと豆のココット  2名様 3500円を
ディナーメニューでご提供しています。2名様でのコースメニューのメインでの
ご提供も可能です。(要予約)


pageTop