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クリスマス特別号Ⅲ
Posted by winterpj on 2010年12月23日(木) 19:45
こんばんは。お昼にと言っておきながらこんな時間になってしまいました。
さて前回のクリスマス特別号Ⅱにコメントがありがとうございました。
実際のトナカイは秋から冬にかけて落角するので
サンタの橇を引く季節のトナカイには角が無いんですよ~
翼さんそのとおりです。トナカイのオスはクリスマス前に角が取れてしまいます。
ただサンタのそりを引いているトナカイは特別なトナカイです。
それもトナカイの英雄です。ですから立派な角をはやしているんですよ。
では本題です。いよいよ明日クリスマスイブです。サンタが皆さんの所に
プレゼントを持ってくる日です。
そんなサンタクロースを一目見てみませんか?
その名も
『北米航空宇宙防衛司令部 ~ルドルフの鼻を追跡せよ』
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)では、最新鋭の設備を駆使して、クリスマス・イブに世界中を駆け回るサンタを追跡しています。ソリに乗ったサンタの現在地、世界各地へのサンタ到着推定時刻などが示され、一晩中更新されるのです。
ユニークなのがその追跡方法。なんと、ルドルフの赤い鼻から放出される熱を感知して追跡しているというのです!なんでも、ルドルフの鼻はミサイルが発射されるときに放出するものに似た赤外線を放つためだそうで、通常、他国のミサイル発射などを追尾しているNORADが、総力を挙げて収集したサンタの機密情報を世界中の子供達に提供するとは、何とも粋なはからいです。司令部によると、サンタは一番早く24日を迎えるニュージーランドなど太平洋地域を皮切りに、日本、アジアの順に地球を一周するそうです。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)は米国とカナダが共同運営する軍事組織で、両国の航空宇宙および海上領域の防衛を担当している組織です。
ではなぜサンタを追うようになったのか?お話したいと思います。
どうしてNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が、このようなことをしているのか?事の発端は1本の間違い電話。1955年に『サンタ・ホットライン』という地元紙に、ある店が「サンタさんとお話ができる」と広告したところ、誤った電話番号が掲載されてしまいました。その電話番号とは、NORADの前身にあたるCONAD(中央防衛航空軍基地)のもの。サンタさんに繋がるはずの電話がCONADに繋がってしまいます。
ところが、子供からの電話を受けた大佐が機転を利かせて「サンタは北極点を南に向かったらしい…」と答えたのです!もちろん子供は大喜び。それ以来、毎年サンタの追跡が行われるようになり、1958年に設立されたNORADにも引き継がれました。子供の夢を壊さないためのちょっとした嘘が、NORADで働く職員の方々のボランティアで50年間以上も続く活動しています。
http://www.noradsanta.org/ja/index.html
ここへアクセスしてみてください。
この二日間私の話に付き合ってくださり真にありがとうございました。
クリスマスのことをもっと知っていただき、もっと楽しんでいただきたいと思っています。
そろそろお別れのお時間です。また来年お会いできたらと思っています。
サンタクロース、ルドルフ、仲間のトナカイ達が、皆さまのもとに素敵なもの(品物とは限りませんね)を運んでくれますように!