大変だわオタマの管理。
Posted by zooyoshida on 2008年5月12日(月) 17:54
今年、「円山動物園の森(仮称)」内に、流水ビオトープと止水ビオトープを作る計
画があるというので、園内で毎年のように産卵しては干からびている,エゾアカガエル
の卵を今回は全部保護しました。(中心部にあります。)
4月12日、大きな水溜りにエゾアカガエルの卵塊がありました。アスファルトだから
雪解け水が流れてこなくなったら、直ぐに干上がってしまいます。
けっこう数がいるんだよね。
すぐに類人猿館内にある、水槽にセッテッイングしました。温度は25度にしました。
(以前、ゴンに魚やオタマジャクシを見せていましたので、水槽などがあるのです。)
4月16日、もう卵から出てきました。
そして、夕方にはもう泳ぎ始めました。
4月21日、元気に泳ぎ回っています。
小さな足も少し生えてきたし、カエルになる準備もちゃくちゃくと進んでいます。
ちょっと待った! カエルに変体した時の、餌の事をあまり考えていなかったよ。
昔は、どうしようもない時は、採集してきた所にかえしに行っていたけど、今回は・・・。
取り合えず、餌用のバッタの卵を孵化させようと、卵を常温におきました。これでま
た仕事が増えちゃったよ。 復元プロジェクトの関係でザリガニも繁殖させようと、下
の水槽で飼育していますから、これにも手間がかかりそうです。体が二つあればい
んだけどね。
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