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潜入!モンキーハウス!
Posted by zoozakki on 2013年12月10日(火) 15:28
こんにちは、肺と肋骨を痛めているタクヂさんの代打、庶務担当おかもとです。
さて、今日は小雨振る動物園。
水分+カメラ=故障
昨年、アジアゾーンのオープン記念式典でべちゃ雪の中写真撮影をしたところ、
カメラが動かなくなってしまった苦い思い出が胸をよぎります。
去年の今頃はすごい雪ですね
しかしカメラ所有の皆様もご安心ください。
円山動物園では雨に濡れず写真撮影できるスポットがたくさんあるのです。
その一つ、モンキーハウスへ行ってきました。
ぐぬぬ……確かに雨には打たれない、そして冬でも暖かいのですが、
いかんせん檻とガラスがあるためモンキーハウスは動物の撮影が難しいのです。
苦戦しているとモンキーハウスの頂点に君臨する佐藤飼育員が
「中、入るかい?」
と獣舎側へ案内してくれました。
そこで本日はモンキーハウスのモンキーたちを、いつもよりちょっとだけクリアな写真と共にお届けします。
その①ワオキツネザル
現在、オスのワッキーとメスのアサギの仲良し二頭を飼育しています。
胸がボインなのがメスのアサギと思われがちですが、実はオスのワッキーです。
ワオキツネザルは名前の通り、しっぽの輪っか模様が特徴ですね。
手首のあたりに臭いを分泌する腺があり、樹木やしっぽに付けるらしいですが、
私が写真を撮っている間は特に強烈なにおいは感じませんでした。
その②エリマキキツネザル
さきほどのワオキツネザルも含め、キツネザルはアフリカ大陸のそばにあるマダガスカル島とその周辺の島にしか生息していません。
現在飼育しているのはオスのガスカルとメスのナッツの二頭。
「ゴーワゴーワ」ととても大きな声で鳴くので、写真を撮っている間も「いつ鳴くのか」とドキドキしていましたが「グルル……」とうなられただけでした。ほっ。
その③ダイアナモンキー
額の白い三日月形の毛が、月の女神「ダイアナ」を連想させることから、この名前がついています。
円山動物園では何度も繁殖に成功しており、こども達には月を連想させる名前が付けられています。
ぜひそれぞれの名前の由来を考えてみてくださいね。
ちなみに円山動物園はダイアナモンキーの繁殖実績は国内一!すごい!
その④マンドリル
マンドリスは赤い鼻筋とその横の青い隆起が特徴的なカラフルなサルです。
メスよりオスのほうが色鮮やかで体も倍ぐらい大きいのですが、今年の5月にオスのチャールズが死亡してからは、メスのしずか一頭のみで生活しています。
心なしかちょっと寂しそう?隣のドグェラヒヒをじーっと見ていました。
その⑤ドグェラヒヒ
ドグェラとは「犬のような」という意味で、名前の通り口吻が犬とよく似ています。
見た目だけじゃなく、鳴き声も犬に似ており「ワン!」と鳴きます。
今日、お客様に「ドラクエヒヒ」と呼ばれておりましたが、「ドグェラ」ですのでお間違いなく。
その⑥ブラッザグェノン
白いひげから熟年の風を漂わせていますが、オスの梅里はまだ8歳です。
メスの由美にも白いひげがふっさふさです。
円山動物園では見ることはできませんが、水にもぐったりすることも得意だそうです。
世界で最も美しいサルの一種と言われている通り、とてもきれいな毛並みをしていますよ。
その⑦フサオマキザル
写真を撮る時に「オマキだけは気を付けてね」と佐藤さんに言われるくらい活発なサルで、カメラにも物怖じせずに手を伸ばしてきます。
とても頭の良いサルで、野生下では石を道具として使って木の実を割る姿が確認されています。
今日もお客様に「大工さんみたいな角刈りだね」と言われているファンキーなサルです。
というわけで本日はモンキーハウスからお届けしました。
それぞれに個性があるモンキーたちですので、ぜひじっくりと観察してみてくださいね。
佐藤さん、中に入れていただきありがとうございました!
キーパー通路から見るとこんな感じ
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