札幌100マイル

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円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

by zoozakki

プロフィール

円山動物園

札幌の中心部から近く、緑豊かでのんびりできる動物園です。
ちびっこはもちろん、大人も楽しめる空間を目指して奮闘中。
もちろん魅力的な動物たちもたくさん。
希少種の繁殖や、環境教育にも積極的に取り組んでいます。
そんな円山動物園の日々と、そこで働くひとびとのつぶやきを綴ります。
公式ホームページ:http://www.city.sapporo.jp/zoo/


投稿したブログ数:1345件

ビーバーの日

夜行性であるビーバーは、夜に活発に動いているの?





ずんぐりむっくりな体につぶらな瞳がキュートなビーバーちゃん。
夜行性動物として有名です。


動物園のホームページを見ると


「ビーバーのダムは、周りの環境を水で潤った土地にするため、
 乾燥を防ぎ、森林再生に役立っていると言われている。

 円山動物園でもそのダムは作られているが、
 夜行性のため昼間に作る姿を見ることは難しい。 」


と書かれていて、確かにビーバーってあんまり見たことがないなぁと思ったので
さっそくビーバーを撮影に行ってきました。

夜なので活発に動いているかな?





暗くてスミマセン。
かろうじて見えるのがビーバーの巣です。
ビーバーはどこにも見当たりませんでした。


かのエルビスプレスリーのように
激しく動き回っているビーバーがいるだとうと、
期待していたのですがまったくどこにもいませんでした。
もっともっと夜に活動するということでしょうか?





こんなようにプッカリ浮いている写真を撮りたかったのですが。。。




ところで皆さんシルクハットってご存知ですよね?
あの機関車の煙突のような形の帽子です。


シルクハットは、当初ビーバーの毛皮を用いた帽子であって、
ビーバーハットと呼ばれていたそうです。


ビーバーハットなどをつくるために、
ビーバーを捕まえてビーバーが絶滅寸前になったので
絹(シルク)が代わりに使われるようになり、
それからシルクハットと呼ばれるようになったそうな。





帽子をつくるために
ビーバーを絶滅寸前にまでしてしまうなんて信じられませんね。




さて、夜行性のビーバーが大活躍するであろう夜の動物園
12/22(日)に行われますよ。
いつもは16時で閉園してしまいますが、
4時間延長して20時まで開園しています。


夜行性動物の姿を見るチャンスですので
ぜひお越しくださいませ。




それでは、今日は
巣穴から出てきてクンカクンカ周囲のにおいを
嗅いでいるビーバーの写真でお別れです。





シーク・イーン!!

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