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【札幌市中央区】王香(オウシァン)
Posted by menblog2 on 2009年4月24日(金) 15:59
札幌はすっかり雪が融けました。
が
春の風は未だ冷たく、黄金週間が終らないとタイヤ交換が出来ない不安な妹:靭でございます。
(実家の旭川に帰るとき困るから)
桜がこれから咲く札幌。
でも風はまだ冷たいので、まだ温かいものが食べたいのは必然な訳で。
やっぱり寒い時にはラーメン。
それも味噌!! (自論)
と言うことで向かった先は、アタシにとって思い出深いラーメン店でございます。
創業1968年
元祖札幌ラーメン『だるま軒』の姉妹店:
【王香(オウシァン)】でございます。
(最近の呼び名が『オウシァン』なので、看板と違いますがそう呼ばせていただきます)
アタシが札幌に移り住む前に、我が趣味の師匠に教えて頂いた札幌のラーメン店が、この王香であります。
そして、移り住んだ後の10月に初めて食べた札幌ラーメンがここ。
そう・アタシの麺くいはここがきっかけと言っても過言ではないのです。
実はこの王香:2007年の夏に一時閉店しており、2009年の2月3日に復活!
どうやら、先代のお孫さんは離乳食からずっと王香のラーメンを食べてたそうで、お孫さんの記憶から先代の味を導き出し、先代の誕生日:2月3日に王香を再開。
この休業期間の時に、アタシはこの近くの店舗に派遣で通っていた為、王香がずっとシャッターを下ろしており、もう閉店してしまったと思っていたので、最近車で石山通を通った時に復活していたのを見て感激致しました!
ちなみに、アタシが2007年の閉店直前に戴いたのが、
【醤油ラーメン 735円】(2009年価格)
醤油ラーメンの中では、濃いという印象を受けた一杯。
スープの色で分かっていただけると思うが。
幼少期から味噌ラーメンをよく食していたアタシとしては、醤油ラーメンの概念を覆されたイメージがありました。
ラードが醤油スープにアクセントを与えていると、当時の記憶で認識しております。
そして2009年4月にアタシが戴いたのは
【味噌ラーメン 785円】
アタシが王香で初めて食べたラーメンであります。
このスープの色・メンマの濃い色・そして必須のモヤシ。
いいですねえ。懐かしさ満載です。
スープは現代の味噌よりはあっさり系。
確かに、現在では豚骨ベースが多いですからねえ。
でもここの味噌のスープはあっさりかつコクがある。
ラードが入っているはずなのに、何故でしょう?
我が師匠曰く:『約20年前に先代の方が寸胴鍋の前で汗を流しながらスープを仕込んでいたのが印象的』と言っておりました。
『まるでスープを仕込んでいる先代自体がスープに旨味を出しているようだ』と師匠も言っておりましたが、その味は見事に継承されているのではないかと思います。
麺は自家製麺。
天候・気温の変化で作り方を変えているのは相変わらずと言いましょうか。
今日の麺は延びすぎず・硬すぎずのいい塩梅でした。
ちぢれ具合もいい塩梅ですよ。(笑)
トッピングのチャーシューは脂身が少なく、懐かしいチャーシュー。
メンマは濃い味付けが健在。
モヤシの歯応えは抜群です。モヤシは しなってしまいがちなので、歯応えがある程度がアタシは好きです。
そして最近始まった新メニュー:
【俵チャーシューめし 1個 100円】
俵型に握ったチャーシュー入りおにぎり。
ちょっと食べたい時にこの量+価格はBINGOじゃないでしょうか?
ラーメンに乗っているチャーシューとはまた違い、ゴロゴロと入ったチャーシューとタレの味が染み渡ったおにぎり。添えてあるネギがまたいい。
食べる時、チャーシューが入っている分パラパラと食べづらいが、チャーシューとタレの味がイイ感じ。1個とは言わず、米好きには2・3個いっちゃいましょう。(爆)
アタシが2003・2007年にこの王香にお邪魔した時、厨房には2名の女性が立っていた。
多分その時は先代の娘さんだと思うが、今回お邪魔した時には、男性が厨房に立っていた。
休業の時期はあったが、アタシより長く生きているラーメン店の味を食べる事ができたことを感謝しております。
毎日食べられるような飽きのこない味をこれからも続けてくれるといいですね。
『元祖札幌ラーメンだるま軒 石山通り店 王香(オウシァン) 』
札幌市中央区南18条西11丁目2-1
011-561-6973
11:00~22:00
定休日:木曜
駐車:3台