【札幌市豊平区】手打そば　きっ川

Posted by menblog2 on 2008年12月1日(月) 21:31

久しぶりに札幌でのゆったりした2連休を過ごしました。
eijiさんの新作を食べに行こうと思ったのに、お休み・・・
気を取り直し、札幌ドーム横のガソリンスタンドで給油をしている時に、
突然「月寒にきっ川ってお蕎麦屋さんあったよな～」と思い
ケータイでググると、めちゃ近いじゃないですか。
向ヶ丘通から、ちょっと斜めに入った道を進むと見えてきます。
ご自宅の一角をお店にしたような感じ。コンクリート打ちっぱなしの壁のモダンな雰囲気にカウンターやいす、家具などは木のぬくもりでいっぱい。ジャズもかかって、かなり居心地いい店内です！

【とろろ板そば　850円】
なみ喜さんとか、まる貴さんとか、板そばってだけでテンションあがるんです（笑）

蕎麦粉10：外1で打たれた麺は、中細ながら切れ味がいいエッジが立つ、
しっかりした印象です。ひと口食べると、香りが立ちますね～

そして、つゆなどは別のお盆でやってきます。
白菜の漬物までついてきました。これ、すっごくイイ！

私はとろろそばを頂くとき、いつも「蕎麦猪口もう一つ下さい」って言うんですよ。
とろろ入りと、つゆだけのもり状態で頂きたいので。ワガママなんですけど・・・・

今回もその一言を言おうと準備していたのですが、
このお膳を見て、「言わなくてよかった～！！」って思いました。
つゆが入っている器は徳利が多いのに、ここは広めの片口。
このまま、お猪口代わりにできる！！って、うれしくなったんですよね～

そして、このお膳にギモンを感じませんか？
ネギや、わさびはないんです。
別に備え付けで用意してるんです。（それは写真とってないけど）

私、蕎麦にあまりネギやわさびは入れないんですよ。
ネギは個人的にあまり好きじゃないうえに、
わさびは、麺にちょこっとのせるくらいが好きなので余すことしばしば・・・・
だから、薬味は自分で取れる分だけって、すごくいいと思いました。

店主の吉川さんは、かなりの蕎麦好きで
あちこちの蕎麦を食べ歩いたそうなので
こういう細かい配慮も研究されたのかな・・・と想像を膨らませてしまいました。


蕎麦前も充実していて、夜にも伺いたい！と思うお店でした。
車じゃないと行きにくいけど・・・（お酒を呑む気満々）
でもまた行きます！！


「手打そば　きっ川」
札幌市豊平区月寒東5条15丁目6-22
11：00-15：00／17：00-20：00
定休日：木曜日・第二水曜日（祝日は営業）

【札幌市東区】春のすけ

Posted by menblog2 on 2008年10月11日(土) 11:21

もう何回来てるかわからなくなってしまった、春のすけでございます。
スタンプカードは2枚目に突入しました(^o^)
もっと枚数を重ねている常連さんもたくさんいらっしゃるようですね～

新そばの季節ですもの、早く行かなければ！と思っておりました。
春のすけの蕎麦は十割ですから、蕎麦の香りを堪能できますよん♪

今回はちょいハードなお仕事を終えてからの、遅いランチに伺いました。
お昼時は激混み必至です。ちょい時間をずらしたほうが、ゆったりできます～

【もりたまそば　650円】
いつもだと、ぶっかけ系を頼みがちなのですが、今回はかなりおなかがすいていて、
サイドメニューも・・・と目論んでいたので、もりたまで。

そうすると、ますたあ（店主の中山さん）が、

「由季さんって、太麺がお好きなんですよね？」　と。

田舎蕎麦好きの私ですが、そんな話したっけ？と思ってたら

「太麺、あるんですよ。」

「マジで！じゃ、お願いします！！」　と、即答（笑）

そして、蕎麦をひと口。すると・・・・

「え～～っ、今までの食感と全然違～う！！」

とても歯ごたえがしっかりしているけど、でも田舎蕎麦のようなゴツさは感じられません。
太麺にしても、洗練さは消えないところが、ますたあの人柄を現しているようです(^o^)

そして、新そばならではのさわやかな香りが、鼻にぬけます。うま～い！！

この太麺だと濃厚な味がいけますね。たまごを入れて正解だったかも。
今度はとろろで食べたい。

「ところで、この麺っていつも打ってるの？」と聞くと

「いつもあるんですよ。温かいそば用の麺なんです。」

そうかぁ～！なるほど。
温かい蕎麦と冷たい蕎麦で打ち分けしてるとは聞いてました。
過去画像から引っ張り出して、比較してみる。



確かに、太さが違う。でも、縮尺の差かな。（汗

また新しい頼み方を知って、とっても嬉しくなりました！
太麺好きの方は、ぜひお試しを(^o^)


【豚そぼろごはん　180円】
妹も前回アップしたのですが、今回は、これもお楽しみでした。蕎麦の実入りごはんに、豚ひき肉のそぼろ・あさつき・刻みわさびの醤油漬け・自家製ごぼうの漬物が入っています。
わさびがツーンときて、ごぼうの食感がよく、絶妙な味つけのごはん。
普段ご飯はあまり食べないほうですが、これはかなりお気に入りです♪

最近はお昼に来ることが多い春のすけ。
近いうちに、夜で蕎麦呑みしなければ。笑


「蕎麦切り　春のすけ」
札幌市東区北7条東3丁目15-72
011-742-1290
日-金　11:00-15:00／17：00-21：00
祝日　　11：00-15：00
定休日：土曜日

【札幌市中央区】一水庵

Posted by menblog2 on 2008年9月5日(金) 08:17

こんにちは。姉：由季です。
市電・西線9条近くの蕎麦の名店・一水庵に行ってきました。
ずっと「酔ってけ！ススキノ」のふるさんに、連れてってと
言い続けてきたのです～
今回は「美味しくなければ人生じゃない！」のhantanさんも
ご一緒に。思いがけず100マイルオフです(^o^)

【天ぷら盛り合わせ／焼き味噌／玉子焼き／鴨焼き】
我ながら、豪快な写真だわ〜（笑）
最近すっかり「蕎麦前」が板についてきた感じがします(^ ^);
感想をダイジェストでご紹介。
天ぷらはサクサク、抹茶塩がおいしい～。焼き味噌は香ばしくて日本酒がすすむ！
玉子焼きはお出汁がきいてます。鴨焼きは鴨の柔らかさと、かえしが絶妙の味。


【粗挽き田舎　750円】
一水庵さんは「並み粉」「田舎」「更科」の３種類があります。
私は田舎好きなので、ついつい。
この日から新蕎麦だったこともあり、香りが強い！
つゆもキレがあって、香り高し。辛味大根が味をひきしめます。
田舎でも洗練された蕎麦を頂きました。
すっかり日本酒がすすんでしまう蕎麦前とおいしいお蕎麦で、素敵な時間を過ごさせて頂きました〜ご一緒いただき、ありがとうございました♪

「一水庵」
札幌市中央区南9条西15丁目1-36 
011-532-7151 
11:30-14:30／17:00-20：00 
定休日　火曜日 

【富良野市】玉家

Posted by menblog2 on 2008年8月30日(土) 08:35

由季の旭川シリーズは富良野で最終回です。
（よく旭川には帰るけどね^ ^;）

友達から「ここの蕎麦を食べて、生まれて初めて蕎麦がおいしいと思ったから、ぜひ食べに行ってみて！」と言われ、そこまで言われちゃ行くしかないでしょ！と思ったわけです。

場所は？と聞くと、「北の峰のどんづまり」
富良野スキー場のゴンドラ乗り場の手前だからすぐわかるって・・・

大丈夫か？と思いつつ、国道３８号線より北の峰方向に入り、
ほんとに行き詰まりの手前2.3軒目といったところ。
ゴンドラ駅に向かって左手にある、純和風の建物です。
中は、外観の期待を裏切らない？民芸調。靴を脱いで上がります。

【とろろエビ天ぷらそば（冷）　1,200円】
とろろに天ぷらが添えられてる蕎麦って、意外に少ないので
ちょっと嬉しくなってしまいました。とろろ大魔神なので。（なんだそりゃ）

まず、えびの天ぷらが大きい！
その上ひと口食べると、熱い！正真正銘の揚げたてって感じです。
えびがプリプリで、いい具合の衣の厚さ。そしてサクサク！
これを食べて、天せいろにすればよかった・・・と軽く後悔。

隣の４人連れに、おかみが「添加物を全く使っていないから
蕎麦がのびやすいので、早めに食べてね」と言っています。

それはそれは、と慌てて蕎麦をひと口（笑）

・・・「！！」
二八蕎麦とのことですが、香りが強い！
断面が少し平打ちっぽくて、食感も楽しい。
更科っぽい喉越しなのに、田舎蕎麦の香りと力強さがあります。
つゆは辛口で、程よい鰹の酸味と香りが麺と合います。

これは驚くわ～。結構蕎麦は食べ歩いてるつもりですが
久しぶりに新鮮な食感でした。

富良野はカレーや、北の国からの三日月食堂のラーメンのイメージが
強いですが、蕎麦の名店も多いようです。
ああ、しばらく富良野で蕎麦行脚をしたい気分です。。

そして今、我が妹・靭も旭川へ帰省中。
結局このブログは旭川周辺の話題が続きます（笑）


「玉家」
富良野市北の峰町
富良野スキー場・北の峰ゴンドラ山麓駅に向かう坂の手前左側にあります。


★おまけ★
旭川から富良野の間には、美瑛という美しい街を必ず通るので、丘をブラブラとドライブするのが好きです。

この景色は、美瑛町五陵からの眺め。
私のお気に入りスポットのひとつです。
この写真じゃ、良さが半減してるけど（苦笑）すごく素敵な所で場所を教えたいのですが、かなり道が複雑で私も感覚で行ってます。。

【札幌市西区】そば切雨耕庵

Posted by menblog2 on 2008年7月3日(木) 21:12

こんにちは。姉：由季です。
最近では妹のほうがハイペースで麺を食べ歩いてるので
私は若干サボり気味かもしれませんね(^ ^);

さて、札幌の蕎麦好きの方ならご存知であろう
西野の名店：雨耕庵さんへやってきました。
実は春先に目の前まで来たのですが、オープン前。。orz
時間がなく断念したことがありまして。
今回ようやくリベンジです！！
昭和の家屋、といった佇まいです。いい味出してる！

雨耕庵さんは、浦臼にある浅木農園さんが作った
在来種の「牡丹そば」を使用しています。
ちなみに北海道産の蕎麦のうち、95％は新品種「キタワセソバ」。
牡丹そばは収量がなかなかとれない「幻の蕎麦」とも呼ばれるそう。
風味と甘みが強いのが特徴です。

そしてこのお店は北海道庁の「北のめぐみ愛食レストラン」に認定されているそうですよ。



【二色もりそば　700円+大盛り100円】
初めての方は、まずこちらを・・ということで。
かなりおなかがすいたので、大盛りにしてしまいました(^ ^);
でも1枚180ｇあるので、結構量があるんですよ～

二色というのは、殻付きのまま挽いた田舎そばと、
殻を取り除いて挽いた丸抜きそばのこと。

私は田舎好きなので、まずひと口。
いや～、そばの力強さがハンパない！！　
それに弾力が結構あります。おいしぃ～～

そして丸抜き。こちらは田舎に比べれば上品な感じですが
それでも牡丹そばの力強さは健在。甘みも感じられます。

つゆも麺に負けない、ちょっと辛めな感じ。

私、今『蕎麦』食べてる！！という強烈な実感がわいてきます。（笑）
大盛りなので、さらに満足感倍増。ｗ

【ぶっかけそば　800円＋二色そば　100円】
妹：靭がオーダー。私も最後まで悩んだんだけどね～
だってぶっかけそばに、香ばしく焼いた
蕎麦味噌がついてくるんですから！
かなり未知な世界だったのですよ。
+100円で、二色そばにしてもらえます。

具は長芋・みょうが・なめこ？・きくらげ・・・
食感がよく、そのうえ蕎麦の実の香ばしさが鼻にぬけます。
味噌が入るため、つゆは薄口でした。

秋口からは「投汁（とうじ）そば」と呼ばれる、
土鍋にきのこがたっぷり入った汁に蕎麦をつけて食べるという
名物メニューがあるそう。こちらもぜひ食べてみたいです！


「そば切り　雨耕庵」
札幌市西区西野6条5丁目5-25 
011-662-7361
11:30-20:00
定休日：火曜日(祝日の場合営業)