札幌100マイル

レ・コルトChefの雑記帳

食材の事・新メニューのヒント等、時には趣味の事もゆる~く。

『お気に入りGoods』カテゴリーの投稿一覧

CHEFのバイブル

 CHEFの料理書大好きです。
蔵書の中に料理人としての方向性を決めた一冊があります。
ハタチ位の時に親方に教えて頂きました。


この本に出会うまでは、見た目に綺麗な料理にしか興味が無かった様におもいます

 秋の収獲期に春に産まれた仔豚を屠畜して、1頭まるごと加工する・・・。
血のソーセージから小間肉のパテまで・・・初めて循環農法みたいな原型を
意識しました。それからの自分は業者が配達してくれる食材だけでなく
卸売り市場に買出しに行きたいと、親方に直訴して市場通いは現在まで
続いております。 


 ジビエ(狩猟肉)を始めて見たのもこの本でした。20年以上前はジビエなど
流通してなく、NZ産の養殖の鹿肉や台湾産の合鴨が出回り始めた頃です。
毛が付いたままの丸ごとのマガモや野兎に憧れてました。
現在の当店のスタイルの骨格になっている一冊です。

 写真は現在の料理書に比べ荒々しく、綺麗では無いですが食材にも命があって
たとえ野菜でも、無駄にするとバチが当ると思い出させてくれる本です。
 
 現在の様な料理本のさきがけだと思いますが


この堀井和子氏の5冊は80年代に出版され、これ以降の料理本に多大な影響を
与えたように思います。それまでの料理写真は、何がどの様に入っているかを
判りやすい写真だったのが、全体のイメージや雰囲気を重視した画期的な
本でした。装丁も当時斬新でした。
 残念な事に現在はどちらも絶版なんです。

明日の定休日は山岳渓流を彷徨い、蓄えた脂肪を消費してきます。

CHEFの料理書大好き!

ご無沙汰しておりました・・・。ブログに飽きたわけではなくて
体調不良のため、暇な時間は安静にしておりました。
なので今週は食材ゲットのお出掛けもせず、引きこもってました。
そう今回のタイトル・・・料理関係の本を読み返したりしてたんです。
月刊誌だけで2誌定期購読しています。


この他に大好きなフライフィッシング関係の季刊誌もありますが・・・・。

 月刊誌に関してはまあ、料理業界の時流みたいな物をつかむ為に
ずっと定期購読しています。その他専門書もありますが、こちらは実際の
店舗運営に反映できるかといえば、一冊買って一品ヒントがあればその本は
アタリ・・・位の確立です。いかに自分の引き出しを増やすか・・・永遠の課題です。
でも年齢を重ねると解釈の仕方が変わったりするので、本の処分ができず
増える一方で・・・またそのうち蔵書のご紹介もしたいと思います。


 当店使用の羊生産者、酒井氏に http://himakenn.fc2web.com/
お願いして、仔羊の毛皮?を譲って頂きました。


耳や足の所が黒いのでおそらくはサフォークの毛皮でしょう。
友人が食塩水・ミョウバン水で処理してナメシました。彼は剥製屋さんで
習ってきたんです。それでこれから染色してフライフィッシングのマテリアルに
なるのでした・・・。(食材の話じゃなくてすみません)
毛足が長くてミッチリ詰まってます。セーターどの位分の毛糸が紡げるのでしょう?

グリエって網焼きですが・・

 よくビストロのメニューにグリエなる調理法の記述があります。
直訳すると網焼きなんですが、網で焼く訳ではありません。


脂(サシ)が多い肉の脂を落としながらスッキリ焼いたり
火が入り過ぎると硬くなる赤身の肉を柔らかく焼ける調理法です。

 フランスから大量に持ち込んだ調理道具で、一番重かったのが
このグリエプレートです。


これだけで4㌔位あって、とても重かった記憶があります。
でもこの鉄板タダモノじゃないんです!
フライパン等は面で加熱されますが、このプレートは線で過熱されます。
これが肉を柔らかく焼けるポイントです。


 この様に向きを変えながら気長に焼いていきます。
日本で購入出来るプレートもありますが、業務用の火力で変形したり
焼き目が広すぎたりイマイチなんです。

 このプレートで塊で焼いた肉の旨さといったら・・・こたえられません。
当店では骨付き肉を焼くときは、厚手のフライパンで焼き
骨なしの塊肉を焼く時はグリエプレートを使うことが多いです。
ポイントは焼く前に肉を、常温に戻し焼く直前に塩を振りかけ
焼けて皿に盛ってから挽きたて胡椒を掛ける・・・・十分熟成した塊り肉最高です!

 書き終わってみるとchefの道具大好きでした。

CHEFの道具大好き!

今回のキッチンGoodsネタは簡単にびん詰め保存食が作れる
“WECKガラスキャニスター”です。ネジ蓋の保存びんと違い
口にねじ山が無いので蓋をはずせば、ガラスのココットの様で
そのまま食卓に出してもスマートでお気に入りです。


ジャムやレバーパテにと、この3種類を重宝してます。

詳しい使い方は http://www.marcs.co.jp/WECK/ABOUT/index.html
こちらで確認して頂くとして当店ではこんな感じで使ってます。



“古平・平田牧場産・三元豚のパテ・ド・カンパーニュ”です。
後ろはル・クルーゼのテリーヌ型で作ってます。
同じ中身でもテリーヌ型で作ると一般的には“テリーヌ”と呼ばれます。
当店ではパテ・ド・カンパーニュなので手前のバージョンでご提供してます。
サラダと盛り合わせて850円です。(ディナーのみ)

さて明日の定休日は天候が厳しそうです・・・食材getのお出かけは
どうなるでしょう・・・・?

CHEFの道具大好き!

さて本日も調理道具ネタ・・・。
フレンチの調理場ではムーランなる道具が数種類あります。直訳すると“回す”
になりますがパリの有名なキャバレー、ムーラン・ルージュには赤い風車が回っております。
 調理場では胡椒挽きもムーランと呼びます。当店の胡椒挽きはプジョー製!
そう車のデファレンシャルギアの応用で胡椒を挽くんです。



こちらはホールトマトを裏漉しするムーランですが・・・・。

上の広がった口にホールトマトを投入後ハンドルをキリキリ回すと左側からタネが
右側からピューレが出てきます。結構複雑な構造なのに、分解できず
当然洗いにくいので使用した事がありません。修行先の親方に頂いたんですが
使いにくいから、飾っとけ・・・との事でカウンターの隅に飾ってます。



でこちらを愛用しています。フランスに行った時に、ゴッソリ手荷物で持ち込んだ
思い出の品。分解も容易で漉す網目も3種類あり、スープ・ド・ポアソンにまで
使用できる優れもの!こちらは業務用の大きい方で、実は家庭用の
小さいバージョンも持ってたりして・・・汗

 フランスからはいろんな物を持ち込みました・・・重かったけどいい思い出です。
おいおいブログでご紹介します。

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