札幌100マイル

レ・コルトChefの雑記帳

食材の事・新メニューのヒント等、時には趣味の事もゆる~く。

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鴨の渡りが本格化したようです。

 天候不順の為か、渡りの鴨が今季は未入荷でしたが、道北までわざわざ
ハンターE氏がお迎えに行き、大勝利を収めてきました。感謝!


 毛引きした後、細い産毛を焼き焦げ臭さを、とばす為に生ハム小屋で風干します。
その後、3~5日熟成してご提供できます。
ディナータイムにてご予約承ります。ご予約人数により料金は変動しますので
お問い合わせ下さい。

ヘイゼル・グラウスのその後

 先日、ハンターE氏が仕留めたヘイゼル・グラウス、今回は順番待ちの
お客様も多いので骨付きロースト・サルミソースはやめて、20世紀の
古典フレンチの王道、パイ包み焼きに


ショーソン

ヘイゼル・グラウスのショーソン    です。

 釣り仲間の手稲区有名菓子店オーナーに、品薄が続いているバターを融通してもらって
いるので贅沢にバターたっぷり折り込んだ自家製のパイ生地で包んでます。(感謝!)


ショーソン断面


心臓・レバー・砂肝・ささみ・腿肉を挽いて、フランス産鴨のフォアグラとトリュフを
胸肉で包み、パイ生地で覆って、裁いて出た骨で、ソースを仕上げております。

 この様なフレンチの古典料理も、最近作っています。今まで焼く工程で出た肉汁が
パイ生地の下側をふやかし、パリッと焼きあがらず、ふやけたクレープみたいになるのが
我慢ならず、作っていませんでしたが、レシピを直して許容範囲で焼き上げる事が可能に
なりました。エゾ鹿の赤ワイン煮込みを荒いラグーの様にして包んでも、大変
美味しいです。

 輸入品の雷鳥や、滝川産の養殖キジで作ると割安です。仕入れのタイミングや人数の
制約もあるので、お問い合わせお待ちしております。

料理記事の取材

 穏やかな日が続いてますが、日曜からまたお天気は荒れ模様のようですね。
週間釣り新聞の料理コーナーの取材日ですが、釣り(取材用食材調達)に
行く暇が無かったので(海も荒れ模様だし)市場で仕入れた魚で・・・・。

 でも手軽に釣れる魚でないと、記事にリアリティーがありません。そんな訳で
ワカサギに食材決定!

 プロヴァンス地方の料理 「サルタニャード」 といいます。
カタクチイワシ・ワカサギ・チカ等小魚を美味しく食べれるメニューです。

 多めのオリーブオイル・塩コショウ・お好みのハーブ・小麦粉・ニンニク・パセリ
レモンと特別な食材は使いませんが、小魚なので骨まで美味しく召し上がれます。
作り方は・・・リクエストがあれば後日UPします。

冬は焼菓子・・・と焼ドーナツのその後

 雪祭りが始まり、冬も折り返しですね、春が待ち遠しいです。

 冬に焼くことが多いフルーツを使ったタルトです。今回は生の果物はアレルギーで
食べる事が出来ない長女のリクエストで、洋ナシのタルトを焼きました。



火を通すと食べても平気だそうです。

 焼菓子は少し焼きをきつめに、粉っぽさを飛ばした方が自分好みです。
フランスで菓子屋のショーケースを見た時の第一印象も、焼がきつい!でした。
ディナーコースのデザートでご提供中です。

 焼ドーナツもその後、色々試しプレーン・チョコ以外にも




黒糖クルミ・クリームチーズ・ココナッツ・抹茶です・・・が試食係の娘達から
カロリーを気にする声が・・・

焼きドーナッツ

 釣り友達が店で使用していない焼きドーナッツの機械を、邪魔だから持ってて
いいよ ・・・と嬉しいお言葉。有り難く持ってきました。


で娘達のおやつに焼いてみた。

 はじめはネットで検索して、ホットケーキmixに溶かしバターをプラスした様な
レシピで作ってみたが、冷めてからイマイチです。
 それでいつも、釣った獲物を頂く、某有名菓子店オーナーに焼ドーナッツの
レシピを伝授して頂く・・・さすが専門店!リッチな配合で焼きたてはもちろん
冷めても、とっても美味しいです。でも揚げドーナッツよりも高カロリーかも?
 ドーナッツのレシピ以外にも、形を活かした他の使い方を模索中です。

 前回、親方からの宅配便に本以外に、こんなステキな同梱品が!


 直輸入のサフランがたくさん!国内で買えばおそらく、数万円分。
でも、海外では1/10位で買えてしまいます。
これで、Supe de Poisson を作ってもたっぷりサフランを使えますね。

 今回、色々な頂き物があり、感謝です。

 
 

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