クリスマス特別号
Posted by winterpj on 2010年12月22日(水) 20:14
こんばんは。いよいよクリスマスが目の前に迫ってきました。
私はサンタの使いの者です。サンタに代わり「クリスマスについて」お話します。
なぜクリスマスツリーを飾るのか知っていますか?
クリスマスの代表的な風物であるクリスマスツリー。11世紀頃にドイツに始まったこの習慣は、17世紀はヨーロッパ大陸全域に広がり、1800年代にはイギリス、アメリカでもクリスマスを彩る風習として定着していった。ツリーにはモミの木、松、ヒイラギ、ヤドリギ、月桂樹といった常緑樹が使われている。葉が落ちず、1年中緑のままの常緑樹には「永遠の命」というイメージがある。冬の暗い闇の恐怖と戦い、闇を追い払うためのシンボルとして、ヨーロッパの人々は室内に常緑樹を飾り、自らを元気付けたのだと言われている。
次にクリスマスの食べ物について
日本に正月料理があるように、英語圏ではクリスマス料理や、クリスマスのお菓子がある。イギリスのクリスマス・ケーキ。初めて目にする人は大抵ぎょっとする。 日本のクリスマス・ケーキと違って、これは真っ黒いケーキなのだ。真っ黒いかたまりがお皿の上にボテッと座し、クリームがかけてある、非常にリッチであまりたくさんは食べられないが、美味。 薄力粉をベースに、卵・酒・ドライフルーツがたっぷり。1年ぐらいかけて作る。食べる時にはブランデーでフランベして、バターやクリームを好みでかける。
中に指輪や指ぬき、コインなどを入れて焼き、自分に切り分けられたプディングに何が入っているかで、占いをするところもあるそうです。 (指輪=早く結婚できる、指ぬき=一生独身で過ごす、コイン=お金持ち になれる、など。)
次はサンタクロースの紹介です。
サンタクロースには、そのモデルになった人物がいました。彼の名は聖ニコラス。4世紀に小アジア(現トルコ)の司祭でした。彼は、さまざまな奇跡で貧しい人々を助けたと言われています。例えば有名なエピソードの一つに、こんなお話があります。
財産を失い身売りをしなければならなくなった娘を、聖ニコラスは助けようとして、彼女が暖炉に干してあった靴下に金貨を入れました。そのおかげで彼女は、幸せな結婚をすることができたそうです。
そんな偉大な聖ニコラスの功績を称え、ヨーロッパでは12月6日を「聖ニコラスの日」とし、その前夜に子供に贈り物をする習慣があります。オランダでは聖ニコラスをジンタ・クロースと呼び、13世紀頃から「ジンタ・クロース祭」を祝いました。
そして17世紀になり、アメリカに植民したオランダ人が、現在のニューヨークでこの「ジンタ・クロース祭」を行い、「ジンタ・クロース」がアメリカ風になまって(?)“サンタクロース”と呼ばれ始めました。
こうして、サンタクロースは現在に語り継がれているのです。
サンタといえばトナカイが付き物。でも最初は・・・?
はじめはロバに乗っていました
セントニコラスは、プレゼント入りの大きな袋を持って、ロバや馬に乗って子供たちの家をまわっていたそうです。
それがトナカイのひくソリになったのは、1823年に出版された『A Visit from Saint Nicholas』(出だしの一節から『The Night Before Christmas』と呼ばれることも多い)という クレメント・クラーク・ムーアの詩に、8頭建てのソリに乗ったサンタクロースが描かれていたから。その後、そこにルドルフが加わって、9頭のトナカイがソリをひくようになりました。
長くなりました。でもまだまだお知らせしたいことはいっぱいあります。
この次はトナカイについてお話します。
お楽しみに・・・!!