~はちゅう類・両生類館からさようなら~
Posted by zoozakki on 2011年7月1日(金) 15:38
こんにちは ご無沙汰していましたパーマにございます。
タイトルで気がついた方はさすがですね。 自分のブログを数年前から見ているのでしょう。
その通り 実は昨日30日で円山動物園を卒業しました。
臨時職員の期間満了ですね。
お世話になった動物園の皆様にこの場を借りてお礼をさせていただきます。
本当にお世話になりました。
特にはちゅうるい館のヌシの本田さんには色々勉強させていただきました。
さてお別れの挨拶もほどほどに最後の更新をもって仕事納めにさせていただきます。
昆虫なんぞ出ますのでご注意ください。
実は書いてる途中に一度パソコンが勝手にシャットダウンしてやる気もそがれましたが頑張って書きます。
はい 行きます。
さて もうご覧になったマニアの方も多いでしょう。
実は数週間前からセンターラボにクィーンを引っ越ししていました。
ラボのヌシには了解を得ていないのでいつまであるかわかりませんが。
今回はムネアカ様引っ越しの様子を紹介しますね。
今回使用したのはアリ伝説ピラミッドの謎です。
実はピラミッド型も出ていたのですね。
中身はこんな感じです。
怪しげな物がぎっしりですね。
はい 作っていきましょう。
まず付属の計量カップで水をはかります。 この時分量を間違えるとうまくゲルが出来なくなるのでご注意ください。
次
この怪しげな薬品を水に混入させます。
水色になりました。 そしてこの怪しげな液体をレンジでチンして加熱したりしてピラミッドに流し込みます。
こんな感じになります。 あとはゲルが固まるのを数時間常温で待ちます。
固まるとこんな感じですね。
いよいよピラミッドも完成してあとはムネアカ様に移動して頂くだけですね。
右が以前のものです。 だいぶ来てますね腐海の菌糸に侵されています。
さて移していきましょうか。
こちらがムネアカクィーンですね。
このアリの移動と言うのはとても技術のいる作業でしたね。
女王は比較的落ち着いているので良いのですが働きアリともなると写真に写す暇もありませんでした。
もし同じようにアリを移したい方は前作の方が扱いやすいかもしれませんね。
ピラミッド型はなかなかのハイレベルです。
移動のコツは時折現れるであろうパーマに聞いてください。
えらい綺麗になりましたね。 ムネアカ様も喜んでいる事でしょう。
獣医さんも不測の事態が起きた時のために駆け付けてくれていました。
ピラミッドを持ち満足げに微笑んでおられました。
そしてさすがムネアカ様の教育がいいのでしょう早速巣を掘り始める働き者のアリたちに感激しましたね。
置き場所はセンターラボ入口正面においています。
子供目線にはありませんのでお父さんお母さんに抱っこしてもらいましょう。
なんせハマるのは大人が多いので・・・・
さて 最近見に来ている方ならもう一つのアリ伝説にお気づきでしょう。
そちらも紹介しますね。
こちらですね。
こちらも同じように作っていきます。
こちらも完成ですね。
さてムネアカ様はピラミッドのクィーンになりましたがこちらには誰が入っているのかご存知ですよね?
こちら
皆さんもうお分かりですよね? え? わかりませんか?
そんなんではまだまだ観察眼が足りませんよ!(はい すみません)
卵をくわえたクロオオアリのクィーンですね。
こちらはムネアカ様よりも殖えるという話なので楽しみですね。
ただアリが出始めるのは秋口になってからですね。
それまで皆さん観察を怠らずにいましょうね。
ちなみに今動物園ではアリブームが来ていると思われます。
隠れアリマニアの飼育員がアリブログを引き継いでくれることに期待しましょう。
お子さんには夏の自由研究なんかにいかがでしょうか?
今年の夏はアリが熱い!! 学校では子供たちが自分の伝説について熱く語る事でしょう。
話しは突然変わりまして水草水槽のウィローモスも復活してきています。(コケです)
あとこちら
ミクロソリウムウンディロブの水上葉も新芽が出てきていますね。
コオロギも毎日のように湧いています。
写真を撮り忘れてしまいましたがマウスにラットも湧いています。
そんなこんなで3ヶ月間長くてよくわからないブログに付き合って頂きありがとうございました。
また会うことがあれば長い長いアリブログでお会いしましょう・・・・・
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