札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

『ラーメン』カテゴリーの投稿一覧

【札幌市北区】 北山龍

 久しぶりに北区の麺クエストでございます。

某雑誌で掲載されいたのを見て、
我等:松本兄弟が気になったお店が、
北区麻生にある 『北山龍』 さん。

札幌でも珍しい女性が営むラーメン店である。
店内に入ると、コックコートをビシッと着こなし、
笑顔の店主さんがお出迎え。

どうやらアパレル業界の職務の経験を持ち、
その後 旭川:加藤ラーメンで修行したとの事。
無化調の優しいラーメンがウリだとか。そりゃあ気になるわな。
お冷のコップが焼き物なのが、またお洒落ですなあ。


ジンジャーソルトらーめん【ジンジャーソルトらーめん 800円】
姉:由季のオーダー。
ネーミング的にも気になるこのラーメン。
実は チベット海底岩塩を使用した生姜風味の塩ラーメン。

透明感があり、若干黄色がかったスープには、
チベットの岩塩の他にも内モンゴル塩湖の塩など、
4種類の天然塩でブレンドされているのだとか。
拘りっぷりがすごいですねえ。感心。


麺はやはり加藤ラーメン。
元々細い麺のため、茹で加減は柔らかめ。
硬めご希望の方は言っておくといいでしょう。

優しいスープには細い麺が合いますな。
『生姜風味』と書いてありましたが、ばっちり生姜が効いてます。
でも苦さは感じず、徐々に身体を温めていきます。
姉は『喉に効く』と言いながら黙々と食べてましたよ。(笑)
やはり、寒い季節は生姜に限るな。

具は薄切りのチャーシューが2枚・ねぎ・メンマ。
チャーシューはさっぱり系。もう少し厚くてもいいなあ。(欲望)
ネギがジンジャーソルトのエキスを吸って、
なかなかパンチのある味になってました。(笑)

以前・塩に拘るラーメン店に行きましたが、スープは
化調バリバリ使ってたのでガッカリした思い出がありましたが、
北山龍さんは喉も渇かずに、安心してスープも飲み干しました。
確かに女性に人気な訳です。


【カレーらーめん 850円】靭オーダー。

奄美の無農薬栽培で作られた生ウコンと
36種類のスパイスを使用したというラーメン。
(カレーラーメン頼み過ぎ?)
だって・気になるじゃないですか。(汗)

こちらのカレーラーメンは優しいお味。
黄色がかったスープはまさしくウコン。
こちらもじわじわ汗が出てきます。
さらっとしたスープにまさか36種類のスパイスが
入っているとは一瞬思いませんが、食べて行くうちに
身体が反応していくのを感じます。
スパイスの力ってやっぱりすごい。(何かCMっぽいコメント)

ご飯をプラスしておじやというパターンも可能なので、機会があったらやってみよう。


さすが女性客が多いと言われる北山龍さん。
『からだに優しいラーメン』というモットーをとてもよく感じる優しいお味でした。
夜は23時まで営業なので、飲んだ後のシメラーメンには最適かもしれませんな。


このラーメンを食べて、身体を温めてからB'zのライブに参戦した松本兄弟なのでした。(爆)




『北山龍』
札幌市北区麻生町2丁目4の8 第3山重ビル1階
011-737-3323
11:30~15:00 / 18:00~23:00
定休日:火曜・水曜
駐車場:店前に1台

【札幌市中央区】麺のひな詩2

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
本年もさっぽろ麺くいブログをよろしくお願い致しますm(_)m
さて新年1杯目のご紹介は、とーーーーっても
思い入れのあるラーメンから。
サッポロファクトリー近くの、麺のひな詩さんです。
行ったことある方なら、気づくかな?
実はいつもと暖簾が違います。(いつもは白い暖簾)
定休日である土曜日にも店をあけ、土曜日限定のラーメン1品だけの提供にしたそうです。
なかなか味のある、いい暖簾!そして私はこれをみてニヤけてました。何故でしょう?www



丸くてぷりぷりの麺
【土曜日限定:えびどろ 700円】
えびの風味たっぷり、どろっとしたスープのラーメンなので
えびどろ」。
濃厚なえび味、無類のえび好きの私にはたまりません!

豚骨系スープにえびのだしがしっかり入ってます。
とろみが強いスープは、それだけで飲むと
最初は塩気が強く感じられますが(この辺は好みかも)
しっかり麺をからませると、徐々にいい塩梅になってきます。
濃厚な中にも、上品さが感じられるのは
和食出身の店主:庄司さんならではですね。

麺はえびどろ用に別注文した、太めの丸い麺。(小林製麺です)
写真の麺は黄色に見えますが、実際は白いです。
いつもの麺以上にぷりっとした歯ごたえ。
とろみのあるスープに負けず、満足感がいっぱいです。

具はチャーシュー・ねぎ・メンマ・キャベツ。
キャベツの甘みが、いいアクセントになりますね。
相変わらず、メンマのボリっとした食感がいいな(^o^)
また、どんぶりの下には桜エビが潜んでますので
しっかり混ぜ混ぜすると、さらにえびの香りが強くなって
おいしくいただけると思います!

札幌ラーメンの基本がありつつ、また違った感覚のラーメンですね。
1杯のラーメンだけど、だしや麺でいろんな表現ができるんだな〜と
感心してしまう一杯でした。
麺のひな詩さんは、平日も10種類!味がありますので
そちらもあわせて食べると、すごいバリエーション豊富。
この店だけでも、いろんなラーメンを味わうことができますよ。


実は前回伺ったとき、庄司さんとこんな会話になったんです。

庄司さん:「今度えび味で、どろどろしたラーメンを出そうと思ってるんですよ〜
      なんかいい名前ないですか?」

由季:「えびでどろどろ・・・・なら、えびどろってどうですか?」
庄司さん:「あっ、それいいですね!それにしよう!!!」


・・・ということで、暖簾をみてひとりでニヤけていたのは、
私が名付け親だからなのです(^o^)
自分で名付けたラーメンが誕生したのは感無量ですね。
今まで麺を食べ続けてきた甲斐がありました(笑)

土曜日限定というハードルの高さはありますが、ぜひ一度ご賞味下さい♪
感想も書き込んでくれるとうれしいです〜
そして庄司さん、これで定休日がなくなったので
体調壊さないように気をつけて、おいしいラーメン作ってくださいね!!



「麺のひな詩」
札幌市中央区北3条東3丁目 酒井ビル1F
011-207-4848
11:00-15:00/17:00-21:00
土曜日は通し営業で、えびどろのみ50食限定です。

【札幌市西区】 元祖札幌カリー ぱお

 2009年もあとわずか。
職場が西区にある私:靭は地下鉄通勤者なのだが、
一度でいいからやってみたかった事が。

それは
仕事帰りに途中下車して麺を食べに行く事。
姉との夕ラー(夕方ラーメン)はあっても、単独での勤務後のラーメンは以外とやってませんで。

そして通勤途中で麺所と思い浮かべた所、脳裏に浮かんだ場所は、琴似。

そして選んだ麺所は、
『元祖札幌カリー ぱお』さん。
何でカリー? とお思いでしょうが、
トリッキーなのはアタシの性分でして。(笑)

ぱおさんは1999年創業のカレー店。
スープカレーとルーカレーも扱う価格もお手頃なお店。

ここには、知る人ぞ知る裏メニューから昇格した
『エスニックラーメン』なるものがございまして。
おまけに夜の営業限定メニューでございます。
もうこのラーメンが気になって気になって。(笑)
中央区のスープカレー横丁にも期間限定出店したのであります。


ちなみに私事ですが、今から10年以上前に『PAO』という名のパン屋に勤めていた事があり、
当時に店内放送で呼び出された時の事。

「ポアの松本さん 4番にお電話です。」
アナグラムにも程が。(ちゅど~ん)
当時はサリン事件があった時。名前も松本だしシャレにならん。
職場の仲間に、「松本さーん ポアされちゃうの?」
なんて不吉なツッコミをされた思い出があります。(泣)


さて話しは現代に戻って、年末の疲れた身体を引きずって入店。
店内には香辛料の香りが満ち溢れ、香りだけで空腹を刺激しますよ。(笑)
カウンター席には、香辛料が入った1.5ℓのワイン瓶がたくさん。
これまで色んなカレーに行きましたが、期待が高まります。


【エスニックラーメン 810円 (小ライス付き)】
とろみのあるスープ。食欲をそそるこの香り。
う~ん まさしくエスニックラーメン。

このカレースープに浮かぶ
ゆで卵とピーマンとネギの色が映えますなあ。

スープは本当にカレーカレーしてるかと思いきや、
お酢が効いてるのか、酸味がありさっぱり。
でもコクあり。
味噌ベースのカレースープなんてなかなか斬新です。
上に乗ったチャーシューは3枚も乗ってます。
トロトロで麺と一緒に食べるとまたこれが・・・

スパイスも効いており、辛口(2番)で頼んだんだが、辛さはそんなに辛くなかったのにも拘らず、
顔には玉のような汗が噴出している。
この汗のかき方:間違いなくスパイス所以。
新陳代謝活発! やはりカレーはこうでなくては。

麺は中太ちぢれ麺。麺はつるつる。
おまけに札幌産玉ねぎが練りこんである麺。
製麺所どこか聞けばよかった・・・

この麺がまたスープによーく絡まるったら。
とろみの付いたスープなのでアツアツ。
熱さで麺を思いっきり啜れないアタシ。(泣)
そして汗はもっと止まらない。(爆)

麺を食べ終わったら、今度は小ライスの出番です。

麺だけでも結構な量ですが、
このエスニックラーメンはシメにライスを丼に投入!
ラーメンのシメにカレーライスとは・・・
1杯で2度美味しいとはこの事ですな。

チャーシューも少し残しておくのもポイントですな。
調整用で付いてくるスパイスも投入し、
またまた汗をかきながら食するアラフォーな靭。(笑)
元々酸味があるスープなので、飽きが来なかったです。

仕事の後に立ち寄った為、お腹が思いっきり空いていたアタシでも満腹なボリューミーな1杯でした。

これはスープ&ルーカレーも期待大ですなあ。
久しぶりに身体に効いたカレーで満足。疲労した身体にはやはりスパイスだ。
でも汗のかき過ぎで、外に出たら一気に冷えてしまった自分にガッカリな靭でありました。(笑)

近所にお住まいの方は出前もあるそうですよ。テイクアウトもOK。
こんな出前カレーいいなあ。



元祖札幌カリー ぱお
札幌市西区琴似1条7丁目3-31
011-611-5890
11:00~22:30
11:00~22:00(日曜・祝日)
定休日:水曜日
駐車場 2台+2台 計4台  近くにコインパーキングあり。

【札幌市中央区】麺のひな詩

忘年会シーズンですね~飲みすぎてませんか??
コンサドーレファンにはおなじみ、元同僚であるたじさんご夫妻と、
恒例の澄川地鶏亭で忘年会をして朝3時まで!飲み明かし、
タクシーを降りたら滑って転び、腰が痛い姉:由季です(爆)
当然お酒が抜けてません(^ ^);こんな日は絶対麺です。
腰が痛いので、近所のラーメン店にしようと思いました。
我が職場から信号ひとつはこちら、ふたつはこちら
そして今日ご紹介する麺のひな詩さんは信号みっつめ!
近所においしいラーメン屋さんが増えて嬉しい限りです〜




【限定とりめん 700円】
麺のひな詩さんは、こっさりの白湯あっさりの清湯スープで
それぞれ味噌醤油辛みそがあるので
レギュラーだけで8種類。その上限定2種類があり
全部で10種類!どれを頼めばいいか、悩みますね・・と
カウンターのお姉さんに話しかけていたら
奥から店主の庄司さんが「とりめんがいいですよ」と勧めてきます。
うーーん、レギュラーも食べたいけど・・鶏はあっさりしてるだろうなと。
二日酔いの顔を察してくれたのか?素直に応じました。
昼・夜各限定10食です。

和食歴30年のベテランがつくるラーメン。
ビジュアルが美しいですね〜
〆のおにぎり・ゆず一味がついてきます。

まず、スープから。
豚骨と鶏ガラのスープに、さらに知床鶏のスープをブレンドしているそうです。
身体にやさし〜い!くいくい飲めます。
以前鶏花で鶏スープのラーメンを食べましたが、こちらのほうが油分は少なく
上品な感じですね。和食の職人の心意気が感じられます。
ゆず一味を加えると、香りがふんわりスープを包み込みます。
あまり辛くないので、結構入れちゃった(^o^)

具はぶつ切りにしたねぎ・葉ねぎ・豆苗・鶏チャーシュー・メンマ・海苔、
そしてどんぶりの下からはポーチドエッグがこんにちは(^o^)
これはビックリしました~
豆苗が珍しいですね。ねぎは焼いて甘みが出ています。
創作意欲が高いな〜と感心。
メンマが太くて、歯ごたえがよくて好みです!

麺はとても細いストレート。小林製麺です。
にゅうめんの一歩手前ってくらい細いですね。
繊細なスープに、とても合い、するする身体に入っていきます。
気がついたら、あっという間になくなってた。。


そして、〆のおにぎり。これまた盛り付けが美しいわ~
(ピントあってなくて、写真イマイチですが)
おにぎりはちょっと焼いてありますね。
海苔・すりごま・鶏チャーシュー・ねぎがのったおにぎりをそのまま
スープにどぼん!と沈めます。
千太の〆めしを意識したのでしょうか。
二日酔いだからごはんは重いな・・・と思っていたのが
どっこい!すりごまの香りが、さらにスープをおいしくさせる!!
思わずかき込んでしまいました(爆)
とても楽しめる一杯でした!!





【こっさり白湯味噌 650円】
実は以前、食べに来ていてアップしそこなっていました。
濃厚な中にも、スープには繊細さを感じられますね。
これが和食のワザ、なのでしょうか~
生姜の千切りが別添えでついてきます。
この時季節、身体も温まってありがたいな(^o^)
松の実が入ってるのもポイント。ナッツ大好き!
麺はいかにも札幌の黄色い麺。ちぢれがうまくスープに絡みます。
記憶がかなりあいまいなレポですみません(^ ^);


麺のひな詩さんは11:00〜11:45までは
「早弁タイム」で100円引き。
11:45〜15:00までは小ライスサービスの太っ腹!

私は早弁タイムを狙っていったところ、早すぎたのかお客さんゼロで
庄司さんにスープの質問などしたら
「ラーメン食べ歩いてるんですか?」と聞かれ
このブログの話をしたら、

今、新作を作ってるところなんです。ぜひ今度試食してください

ぬおおーーーーっ!!いきなり現れた訳のわからない客に(笑)
そんな嬉しいことを!!!

ということで、新作ができたらまたアップします。
レギュラーラーメン制覇への道は遠い(笑)



「麺のひな詩」
札幌市中央区北3条東3丁目 酒井ビル1F
011-207-4848
11:00-15:00/17:00-21:00
定休日:土曜日 ←2010年より土曜日も営業。詳しくはこちらで

【札幌市中央区】山嵐黒虎

平岸の名店:山嵐のセカンド店が、狸小路そばにできたとのこと!!
席数が8席くらいとのことで行列を覚悟していましたが、
昼よりチョイ早めに到着したので席がひとつあいてました。
客層は、ガテン系の方が多いようです。濃厚系だから?
だけどお店がおしゃれなので、女子一人でも入りやすいと思います。

入口の券売機で食券を購入しようとしたところ

・・・・お金おろすの忘れてた。。。orz

走って銀行へ行き、戻る始末(爆)
でも、席あいてた。よかった~(笑)




【背脂濃厚鶏豚スープ 黒 ¥750】 
本店にある「白」「海」のほか、この店独自の「黒」です。
確かに、色は黒いですね。
黒い背脂、たまり醤油を使っているようです。
まずスープから。

山嵐さんの濃厚豚骨に、鶏の旨みが程よい加減で
うまくブレンドされてますね。
久しぶりに、はじめて食べたときの感動がよみがえりました。
コラーゲンたっぷり、ねっとりとしたスープです。
背脂がしっかりあって濃いのに、
なぜかスッと飲み込んでしまう、「山嵐マジック」を感じます(^o^)
具はやわらかいチャーシュー・海苔・小ねぎ・玉ねぎ。
玉ねぎのシャキシャキとした食感がアクセントになりますね~

そして麺。事前情報では平打ち麺のようでしたが
丸い太麺でした。変えたのかな??
以前本店で食べた太麺より、気持ち細く感じます。
だけど食べ応えがあり、歯ごたえが非常にいいですね。
スープにしっかりからんでおいし~い!


【おっかけ麺 50円】
大盛り設定がないこのお店。
追加でちょっと食べたいな~という時のために、
おっかけ麺、おっかけ飯があります。
50円って価格設定がニクい!
つい頼んでしまいました(^ ^);
おっかけ麺は極細麺。スープにドボンと入れて混ぜます。
店主の大村さんに「たれとにんにくも使ってください」と言われ、
素直に入れてみると、細麺でもパンチのきいた
風味豊かな味わいのラーメンに。
山嵐さんは個人的に細麺が好みでしたが、
今回は太麺・細麺どっちも好きです(^o^)


新たな挑戦の山嵐さんですが、山嵐テイストはしっかり出てますね。
この味が中心部で食べられるのは、とっても嬉しいです♪♪



「麺 山嵐黒虎」
札幌市中央区南3条西1丁目2-1
011-272-9898
11:30-16:00/17:00-21:00
定休日:火曜日

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