札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

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【札幌市西区】手打ちそば 毘沙門

毘沙門お彼岸ですね。おはぎを作りましたが、あんこの煮方に失敗し
お供えできなかった姉・由季です(爆)

お彼岸時季ということで、仏教における四天王の名前がついている
発寒の名店・毘沙門さんにやってきました。
ま、これはある意味こじつけで(笑)
昼出勤の妹を送るため、職場で一番近くておいしい蕎麦屋さんを選びました(^ ^);
でもこの店いつも駐車場はいっぱいで、前から気になっていたお店なんです!
店内はすっきりさわやかで、ジャズがかかって居心地よいですね。
入り口には、手作りの小物が売ってあったり、アットホームな印象です~



冷やし海老天
野趣あふれる田舎蕎麦【冷やし海老天 1,200円+田舎 150円】
妹・靭オーダー。やっぱりボリュームあるのを選ぶ(笑)
毘沙門さんは、蕎麦は更科が基本で
田舎は+150円十割は+200円で変更できます。
わがままな私たちは、一気に3種類を食べようと構成を考え(笑)まずこちらは田舎で。

海老天、まっすぐ綺麗に揚がってますね~
これは1本に見えますが、大きめの海老2本があります。
衣は薄く、さくっとしています。
なすの天ぷらも食べやすく切ってあっておいしい!

田舎蕎麦は、皮ごと挽いてあるので香り・歯ごたえがしっかりあり
野趣あふれているのですが、お店の雰囲気同様に洗練さを感じます。

つゆも程よくまとまっていて、そばに負けていませんでしたよ~



更科せいろ
香りと歯ごたえのよい十割蕎麦【2色盛り 更科+十割 1,050円】
「更科 1人前+十割 半人前」というせいろです。1.5人前ですね。
「更科+田舎」「田舎+十割」という選択もできます。

普段十割・田舎が好きな私ですが、このお店のデフォルトが更科なので、素直に従ってみました。
最初に更科が出てきて、ちょっと置いてから十割が出てきました。
本当は一緒に写真に収めたかったのですが、目の前の更科を見て我慢できず食べてしまったので(爆)写真ばらばらです。。

更科はちょっと平たい麺ですね。
何より、歯ごたえに驚きました!パツンという感じ。

更科って「おとなしい」イメージがあるのですが
この麺は「元気」って感じ。(どんなたとえやねん・笑)
とっても「生きがいい」麺だなと思いました。
基本にしている意味がよくわかります。

この更科、わさびがすっごく合います!
香り高いわさびのツーンとした刺激が、
生きのいい麺といいバランスですね。
わさびをのせて、ツルっと行きましょ~

そして、大好きな十割。これもまた、歯ごたえがたまらない!
しっかりしているけど、洗練されています。
春のすけの細麺と太麺の中間くらいかな。
うーーん、こちらもおいしいけど、今回は更科に軍配あげよっかな(^o^)

つゆはおちょこにたっぷり入ってるのがうれしい!
酸味が抑えられ、気持ち甘めなのが北海道人好みにされていると思います。
このつゆに、とろっとした蕎麦湯を入れて飲むと
これまたおいしい!運ばれた蕎麦湯、完飲です(^o^)


非常に完成度の高いお蕎麦屋さんだと思います。
妹の職場も近いので、また寄らせてもらいます~



「手打ち蕎麦 毘沙門」
札幌市西区発寒14条5丁目1-4
011-211-6685
平日 11:00-15:00/17:00-21:00
日祝 11:00-19:00
定休日 第2・4木曜日
駐車場あり。
隣には我がソウルフード・加藤ラーメンの札幌営業所がありますが
(ラーメン店ではない)ここには車を止めないようにお願いします~

【札幌市西区】 手打蕎麦のたぐと

 東京出張でラーメンばっかり食べていた(汗)おかげで、
出張先のスタッフから『松本さんは中華が好き』
という良く分からない印象を与えてしまった
妹:靭でございます。(笑)

確かに気が付けばラーメンばっかりのレポでしたので、
久しぶりにお蕎麦などと思い、向かった先は
蕎麦が多い西区西野の
『手打蕎麦のたぐと』さんにお邪魔しました。

過去の麺くいで姉がレポしてましたが
2年後に今度はアタシがお邪魔することに。


りんご農園を改造したレンガ造りの佇まいがアタシ好み。
今はまだ冬なので、店頭に聳える木はまだ冬眠中だが、
夏になったらどういう風になるのかが楽しみです。

店内はカフェ?と思いそうな気のぬくもりが感じられるかわいらしい内装。
まさかここで蕎麦をいただけるとは思えないですな。

平日のランチメニューはこんな感じ。
天せいろ・天ぷらランチに心奪われそうなアタシ。
(さっぱりしたいの求めに来たんちゃうんかい)

ちなみに、
通常の天せいろ・天ぷらそばは1360円。
これに五穀ごはんとデザート付き。
お得感満載です。

鴨せいろ・鴨南蛮セットに付いてるつくねも魅力。
(練り物万歳)

心揺さぶられまくりの靭が選んだのは・・・


【日替わりセット 990円】
以外でしょ?(笑)

日替わりメニューにした理由は、店員さんの一言。
「今日の日替わり蕎麦は『もち天そば』です。」
あんなに悩んでたのにね。(爆)

もち天そば(冷)には、
ネギ・小口切りのネギ・大根おろしに大葉・
そして2枚のお揚げさんが。


五穀ごはん or 野菜サラダを選べるのだが、
ここでも珍しく(?)野菜サラダを選択。

サラダの上に乗っている細長い白いのは
更科蕎麦をカラッと揚げたものです。

野菜のシャキシャキ感と蕎麦のポリポリが
たまりません。

たぐとのお蕎麦は基本は更科。
料金プラスで田舎蕎麦も選べますが、
やはりデフォルトから。

白く細い更科蕎麦は、以外にも噛み応えが感じられ、喉越しも良かったです。麺が滑らか。
粉の挽き方も丁寧なんだなと感じました。

つゆはしょっぱすぎず、蕎麦の味を損なわない丁度いい濃さです。

もち天の外側はカラッと。内側はまさにモッチリ。
そばつゆがかかってちょっとしんなりしたのもいい。
2枚の京揚げはジューシーで厚みがあります。甘辛く煮た京揚げもおいしい~


蕎麦自体は勿論・トッピングも楽しめる満足な一品でした。 
札幌の蕎麦激戦区の西区でやっていける実力を見た気がします。
今度は夜の部も行ってみたいな~(呑む気満々)


『手打蕎麦のたぐと』
札幌市西区西野1条3丁目2-2
011-663-6733
11:00~21:00
定休日:第2・4木曜日(麺が無くなり次第終了)

【上富良野町】手打ち蕎麦 まん作

富良野シリーズ第二弾です(^o^)
大好きな丘の街・上富良野町においしい蕎麦屋さんがあると聞きやってきました「まん作」さんでございます。
国道237号を富良野方向から走ると、左手に観音様や土の館があるので、その交差点を右に曲がると左手に見えてきます。
この界隈ではちょっとみかけない、オサレな建物です(^o^)
店内も木を基調とした、温かく洗練された感じ。雰囲気もいいです!



お正月あけ1日目の営業で伺ったからか、
サービスで茶碗蒸しを出してくれました。
この上にかかっているのは、そばつゆ。
このアイデアはいいですね!!
少しとろみをつけて、あんにしてもいいかも。
久しぶりに茶碗蒸しを作りたくなりました~



更科+石臼挽き
【揚げもちみぞれそば 800円】
お正月なので、お餅が食べたくて♪
うどんにお餅はよく目にしますが、蕎麦には珍しいですよね~
みぞれということで、大根おろしも入っていますが
辛味はなく、甘みが感じられます。つゆも甘めで、上品な味。

麺は更科ですが、細かい茶色い粒があるので
石臼挽きの粉も入っていると思います。
温かいつゆにつけて食べると、蕎麦の香りがふわっと鼻にぬけますね。


上富良野は豚肉の生産でも有名なので、豚丼のメニューもあります。
お酒のアテも多く、夜にも伺いたいお店です。運転手つきで。。。

素敵な丘の街をめぐるドライブコースに
クオリティの高い蕎麦ってのも、いいですね(^o^)


手打ち蕎麦 まん作
空知郡上富良野町西町2丁目
0167-45-6523
11:00-17:00
定休日:水曜日



そんな素敵な丘の街に、こんな悲しいニュースが・・・
上富良野町に観覧車建設
建てようとしているのは、トリックアート美術館などを経営している会社。
観覧車は、直径47メートル、高さ50メートルもあるのだそう。(それも中古で)
来年3月本格着工予定で、5月の営業開始を目指すそうです。
どこかのブログに、観覧車建設した場合の予想景観が出ていました。

ありえない・・・・
どうしても気になり、実際に深山峠に行って現状を見てきました。
雪に覆われていて、ロープで立ち入らないようにしているみたいです。
着工しているようには見えなかったのですが・・

美瑛富良野に訪れる観光客は、この自然景観が楽しみなのでは!?
観覧車を立てたからといって、急激に観光客が増えるとは思えません。ましてや、ガッカリする人のほうが絶対多いと思います。

これだけ「エコ」が叫ばれている中、鉄の塊を建てるなんて・・・
「ハコモノ」で人を呼ぼうとする考えが、時代に逆行しているような。
私としては、建設を中止してほしいと心から願っています。

お考えはそれぞれだと思いますが、反対と思っていらっしゃる方は
観覧車建設反対の会もありますので、インターネット署名をお願いします。
まだこの件については、ご存じない方も多いと思います。
ようやく最近、各メディアで取り上げられるようになってきました。
せめていろんな方に知ってもらって、さらに議論を重ねていただきたいです。
心癒される風景が残されることを、祈りつつ・・・

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