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北海道の孤高のヴィニュロン
Posted by recolte on 2011年10月1日(土) 21:54
定休日に昔、ワインバーで見習いをしていた頃のお客様で、現在三笠で畑を起こし
ワイン用のブドウを作り、醸造しているTAKIZAWA WINE さんへ見学へ・・・
お店のカウンターでワインを愛でる様に楽しんでいらした、25年前を思い出します。
当時は自家焙煎の珈琲店を数店経営なさってました。
原料から、思い通りに作りたくてヴィニュロンに方向転換したそうです・・・脱帽です。
ここでは、ピノノワールとソービニオンブランを作っていました。
お恥ずかしながら、ワイン用のブドウを食べたのは初体験です。思っていたより
ずっと甘かったのですが、まだ糖度が足りずブドウの周りの葉をとって、日当たりを
確保し糖度を上げる工夫をしていました。すべて手作業の大変な作業です。
この畑で2トンのブドウを収穫し、2000本のワインを醸造予定だそうです。
その後ススキノにて滝沢さんを囲みTAKIZAWA WINEの試飲を
さっき見た畑で、しかもブドウも食べた後に飲む、ワインは味わい深いです。
2005年に苗木を植えて、2008年から醸造したそうですが、香りがとても良く
道産ワインらしからぬ味わいでした。 これから先、要チェックです。
滝沢さんが昔の北海道ワインは、ドイツワイン品種のブドウがメインだったけど
年間平均気温が、2度上昇した現在は、ピノノワールやソービニオンブランの
栽培が可能になった・・・と伺いちょっと考えさせられました。