札幌100マイル

レ・コルトChefの雑記帳

食材の事・新メニューのヒント等、時には趣味の事もゆる~く。

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M的な休日

 確定申告も終わり、自由に過ごせる休みですが、海はシケ模様・・・
そんな訳で昼からゆるりと真狩の友人の所まで遊びに。


頂が積乱雲に隠れた羊蹄山です。 この後、興味が無い方にはドMにしか
見えないスノーハイクに・・・。

 元々は鹿猟に使うつもりで手に入れた、スキー・シューというオモチャです。


滑走面に特殊加工してあり、上り坂では滑り落ちず、下り坂では滑走できます。
これを履き羊蹄山麓をゆっくり3時間ほどハイキング。
 天気もまずまずです。以前違う場所では、ポケットの中のスポーツドリンクがスムージの様になったり
チョコバーが前歯をブチ折る位硬くなったり、寒さは気持ちも折ります。

 

結構な大木の上にツリーハウスの様に大きな雪の塊が。いったい一晩で
どれ程の雪が降って冷え込めば、こんなになるんだろう?まるで樹上の
カマクラです。 エゾフクロウのお休み処のウロやクマゲラの巣穴を見て周りました
エゾフクロウはお留守でしたが、クマゲラは




真ん中の白樺の穴から嘴は見えましたが、姿は拝めませんでした。
次の機会にまたね。

 その後真狩でB&B http://www.goose-berry.com/ を営む友人宅で
新メニューの試食。何点かアドバイスして真狩を後にし、途中の温泉で
筋肉を、ほぐして帰ったのでした。明日からの筋肉痛が怖いです。


 
 

料理記事の取材

 穏やかな日が続いてますが、日曜からまたお天気は荒れ模様のようですね。
週間釣り新聞の料理コーナーの取材日ですが、釣り(取材用食材調達)に
行く暇が無かったので(海も荒れ模様だし)市場で仕入れた魚で・・・・。

 でも手軽に釣れる魚でないと、記事にリアリティーがありません。そんな訳で
ワカサギに食材決定!

 プロヴァンス地方の料理 「サルタニャード」 といいます。
カタクチイワシ・ワカサギ・チカ等小魚を美味しく食べれるメニューです。

 多めのオリーブオイル・塩コショウ・お好みのハーブ・小麦粉・ニンニク・パセリ
レモンと特別な食材は使いませんが、小魚なので骨まで美味しく召し上がれます。
作り方は・・・リクエストがあれば後日UPします。

冬は焼菓子・・・と焼ドーナツのその後

 雪祭りが始まり、冬も折り返しですね、春が待ち遠しいです。

 冬に焼くことが多いフルーツを使ったタルトです。今回は生の果物はアレルギーで
食べる事が出来ない長女のリクエストで、洋ナシのタルトを焼きました。



火を通すと食べても平気だそうです。

 焼菓子は少し焼きをきつめに、粉っぽさを飛ばした方が自分好みです。
フランスで菓子屋のショーケースを見た時の第一印象も、焼がきつい!でした。
ディナーコースのデザートでご提供中です。

 焼ドーナツもその後、色々試しプレーン・チョコ以外にも




黒糖クルミ・クリームチーズ・ココナッツ・抹茶です・・・が試食係の娘達から
カロリーを気にする声が・・・

焼きドーナッツ

 釣り友達が店で使用していない焼きドーナッツの機械を、邪魔だから持ってて
いいよ ・・・と嬉しいお言葉。有り難く持ってきました。


で娘達のおやつに焼いてみた。

 はじめはネットで検索して、ホットケーキmixに溶かしバターをプラスした様な
レシピで作ってみたが、冷めてからイマイチです。
 それでいつも、釣った獲物を頂く、某有名菓子店オーナーに焼ドーナッツの
レシピを伝授して頂く・・・さすが専門店!リッチな配合で焼きたてはもちろん
冷めても、とっても美味しいです。でも揚げドーナッツよりも高カロリーかも?
 ドーナッツのレシピ以外にも、形を活かした他の使い方を模索中です。

 前回、親方からの宅配便に本以外に、こんなステキな同梱品が!


 直輸入のサフランがたくさん!国内で買えばおそらく、数万円分。
でも、海外では1/10位で買えてしまいます。
これで、Supe de Poisson を作ってもたっぷりサフランを使えますね。

 今回、色々な頂き物があり、感謝です。

 
 

Chef のソーセージ遍歴

 大変ご無沙汰しております・・・除雪・事務仕事に追われております。

 さて、修行先の親方が、引退を決意し蔵書の一部を宅配便で送ってくれた。




寂しいですが、一日12時間以上の立ち仕事ですから、しょうがないですね・・・。
でも、おとなしく隠居するヒトではないはずですが。
 一冊だけ釣りの本が混ざってます。絶版の本もあります。

 幼い頃にはタコさんウインナーをこよなく愛し、シャウエッセンの食感で驚き
ブーダン・ノワールで更なる奥行きを知りもうソーセージ(加工肉製品)ナシでは
いられない位大好きです。

 親方からの宅配便を開けて、シャルキュトリー(デリカ)の本があり、久しぶりに
ソーセージ・スタファーを引っ張り出し、豚のホルモン入りのアントウィエットを仕込み





道具好きなChefなんでこんな道具まで持ってます。
豚のホルモンの色々な食感も楽しめ美味しいです。でもフランスのオリジナルは
内臓臭が少々きついので、食べやすく作ってます。
 ランチコースのメインで数量限定のため御予約にてご提供中です。

 その後サラリーマン・ハンターK氏が穂別で仕留めた若鹿が入荷しましたが
弾の当り所が悪く、けっこう血が回ってます。ローストは不可なので、血の味を
活かしレバーと心臓入りのソーセージを試作


やはり、かなり赤味が強いです・・・こちらは火入れ後スモークする事に


サクラとヒッコリーのチップでスモーク中です。こちらは試作品の為店舗での
ご提供は未定です。

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