札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

2013年12月 の投稿一覧

ガチョウの日

円山動物園で飼育しているガチョウは「シナガチョウ」





サンタ帽をかぶった陽気な飼育員が教えてくれました。
15時30分、本日のドキドキ体験
≪アヒル・ガチョウのComing Home!≫
スタートです。


アヒルとガチョウがよちよち歩きながら
おうちに帰る姿を見ることができます。








かわいいですね~。

見たところ、まっしろな鳥が数羽行進していますが、
この中にアヒルとガチョウがいるそうです。
見分け方わかりますか?





アヒルが一匹だけいますよ~。






この解説看板を見れば一目瞭然ですが、
くちばしにコブがある方がガチョウですね。


ガチョウと言ってもいろいろな種類がいるのですが、
円山動物園で飼育しているのはシナガチョウ


アヒル、ガチョウ共に野生の鳥を飼い慣らして
食肉を主な目的として改良した鳥です。


シナガチョウの名前から想像できるように
シナガチョウの原産地は中国ですが、
なんとシナガチョウは、中国で4千年の歴史があるそうです。





『中国4千年と言えば、
 なぜかラーメンマンのセリフを思い出しますけど、
 シナガチョウにはラーメンマンも顔負けの
 ながーい歴史があってびっくりするアルヨ~。』


ラーメンマンばりのインチキ中国語を交えて
ユーモラスに話してもらったおかげで
おもしろおかしく動物のことがわかりました。


それでは、今日は
プリップリのおしりをフリフリしながら
行進するアヒルちゃんの写真でお別れです。







シーク・イーン!!






双子誕生!?

ようやく雪が降り積もる白い季節がやってきましたね。


「はぁ~・・・」とタメ息をつく方も多い中、イイ年こいて子ども達と一緒に
雪まみれになって喜んでいるごっさんです。こんばんは。


まるどう(円山動物園)ファンの皆さま、大変ご無沙汰いたしております。
前回のごっさんブログがいつか分かる方は、かなり凄いです!



さて、今日はまるどうの新しい仲間を紹介しますね。

園内のとある場所、暗~い寝室の中で、じっとしている双子・・・?。






首を長くて白い雪の世界で主役になる日をズットズット待っていました。
そして、園内が真っ白に雪化粧した日、さっそうと駆け出して行くのは?






ジャジャ~ン!
真っ赤な除雪機!




今年生まれの双子ちゃん。
その名も・・・







あれれっ?
どこかで聞いたことあります・・・??

名付け親は、ベテラン管理係職員!
「双子にあやかって・・・」と、はにかんでいました(笑)

道具やモノを大切に使ってくれるので、任せて安心です。







ここはグルングルン回って、雪を切ってカキ集める部分なのですが、
こんな可愛らしい模様までついちゃって・・・。


この子たちが、追い掛けっこするみたいに回っちゃったら、
トラがバターになっちゃったみたいに、
クリームチーズになっちゃったらどうしようかと心配でなりません・・・。
 
こんな物語を知っている人は、ごっさん年代以上の方だけでしょうか??








この冬、あの人気双子ちゃんに負けないくらい大活躍することでしょう!









呼んだ?


冬も楽しい円山動物園で待ってま~す!

天衣無縫

こんばんは、暇さえあれば座禅をしているタクヂさんに変わりまして、本日も庶務担当おかもとがお届けします。

昨日のブログで「寒いばかり言ってるな」と書いといてなんですが、寒いです。
そんな冷え性の私が冬の間、足しげく通ってしまう施設があります。
それがこちら、熱帯鳥類館。


湿度が高くて暖かいので、すぐここで暖を取ってしまいます。


ボニータとベロニカ。よろしくね

そしてその熱帯鳥類館でアカハナグマと双璧の可愛さを有する(と個人的に思っている)動物がこちら

ムツオビアルマジロ。


虫っぽくてなんかキモいわ。

そう思ってた時期が私にもありました。
しかし見てください、この小さくてぼてっとした放っておけない感。

たまりませんね。

本日は丸くなることくらいしかイメージにないアルマジロのミステリアスな魅力に迫ってみたいと思います。

さて、一口にアルマジロと申しましても、地球上にはなんと20種類ものアルマジロが生息しています。
小さい種だと体調10センチ程度、大きいのだと体調1メートルになる種もいます。
その中で、体が完全に丸くなるのはなんとミツオビアルマジロ属のたったの2種だけです。
先ほどのアルマジロ=丸くなるというイメージを打ち砕く!

円山動物園で飼育しているのはムツオビアルマジロ。

外敵に襲われた時、体を丸めはしますが完全なボール状にはなりません。

アルマジロの特徴はなんといっても背中を覆う鱗状の甲羅。

これを見るとどんな手触りなのか、お腹側の感触はどうなっているのか、触りたくて触りたくて涎が出てきます。
そんなあなたは毎週金曜日の「熱帯鳥類館ガイドツアー」へ。
どうやら少しだけお触りタイムがあるようです。


されるがままな感じが可愛すぎます

私も触りたい・・・!

ちなみに「ムツオビ」アルマジロというのは甲羅の帯が6つだから。

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いち、にい、さん、し、ごー、ろく、な…あれ?

実際には帯は6~8らしいです。

また、多くのアルマジロは夜行性で、一日十数時間寝て過ごしますが、ムツオビアルマジロはその中でも比較的日中活発な種です。
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意外と早く動きます

私が熱帯鳥類館で起きているアルマジロに出会えた勝率は今のところ3割1分といったところでしょうか。

そして地下に穴を掘って巣をつくるため、穴掘りが得意です。

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掘るっていうかもう刺さってますね。

ちなみにアルマジロとはスペイン語で「鎧を着た小さなもの」という意味だそうです。
そういえば、は虫類・両生類館にもアルマジロと名のつく動物が・・・

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アルマジロトカゲ。凛々しい!

うーん、アルマジロの名に恥じぬ立派な佇まい!

しかしいつも鎧のような社会に跳ね除けられている現代人は、たまには優しさに包まれたいとも思うのです。

そんな時、熱帯鳥類館に立ち寄れば、こんな素敵な笑顔に出会えるかも。

心頭滅却すれば霙もまた暖かし

こんばんは、パインが嫌いなタクヂさんに変わり、庶務担当おかもとです。

道内は昨日から続く大荒れの天気で、今日の園内も冷たいみぞれが降ったりやんだり。
三十路を前にしたヒト科ヒト属には寒さが身に沁みます。
一緒に寒さを分かち合ってくれる仲間を探しに園内に出てみました。

フクロウとタカの森を通りかかるとアンナ様がいらっしゃいました。


雪のような孤高の流し目…!
後ろにはオスの大地がのほほんと。


シロフクロウは北極圏のツンドラ地帯などに生息する、足先までもふもふの羽毛に覆われたフクロウです。
どうやらこれくらいの寒さは全然余裕のようです。

北海道に生息するエゾフクロウの御二方も寒さに強いです。


二羽くっついて暖をとっているのでしょうか。
クリスマスを前に予定のない独り身の心は一層寒くなってしまいました。

こちらはエゾシカ・オオカミ舎。



冬毛に生え変わって元気いっぱいです。
雪の中のオオカミはやっぱりかっこいいですね。

エゾヒグマ館では、とわちゃんが雪の中を散策していました。



野生のヒグマは秋に食べ物をいっぱい食べて体に栄養を蓄えると、冬の間は冬眠します。
けれど動物園では年中食べ物が豊富なので冬眠する必要がないんですね。

うーむ、寒さを一緒に分かち合ってくれる動物はいないのか…と思ったら

いました。



同じヒト科のチンパンジーのみなさん。

屋内展示場を清掃している時間は、冬の間も外に出ていてもらいます。
チンパンジーはアフリカの暖かい地域に住む動物です。
さぞかし寒かろう……と思いきや




あれ?




あれれ??

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あれれれれ???

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雪、おいしいです!

真冬の風呂あがりに暖房の聞いた室内で食べるアイスクリームは格別ですが、そんな感じでしょうか。
それとも体をいっぱい動かしているから寒さも平気なのかな?

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せっかく雪国に生まれたなら、「寒い」ばっかりって言ってないで冬を楽しまなきゃダメですね。
いっしょに寒さを分かち合うとはいきませんでしたが、チンパンジーたちの元気いっぱいの姿に私の心も少し暖かくなりました。

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今日はアイスクリームを買って帰ろうかな。

アジアゾーン1周年記念の日 その2

わくわくアジアゾーンだよ!!全員集合!!





わくわくアジアゾーン熱帯雨林館 バクゾーン
ツートンカラーでおなじみのマレーバクちゃんがいるところです。


今日はスペシャルメニューということで
でっかい木の葉っぱやサトウキビ、そして、おフランスパンを
あげましたよ~。





いや、正直ですね。
これを見てビビりましたよ。
見た目のインパクトはもちろんですが、
サトウキビにおフランスパンをさしてしまうなんて
ホントに食べてくれるのか不安じゃないですか。








食べましたね。
しかも、食べやすそうな位置になってて
もっしゃもしゃ食べてます。
食べないんじゃなかろうかって思ってしまって
申し訳ございませんでした~。






他にも葉っぱをたくさん食べましたよ~。
食べる姿がいちいち豪快です。



そして、マレーグマ界のスーパーアイドルといえば「ウメキチ」
ウメきっつぁんにもスッペシャルメニューをプレゼント







メロンにのっているのはウンコじゃないですよ~。
カブトムシの幼虫です。
プリップリのカブトムシ。
食べてくれるかな。





ダンディ飼育員も心配そうに見守りますが







行儀わる~くパンを食べ始めました。
あちゃ~。
そうこうしているうちに
カブトムシの幼虫はウッドチップの奥深くに逃げてしまいましたとさ。
おそらく来年の夏には、
マレーグマと一緒にいる立派なカブトムシを見ることができるでしょう。



それでは、今日はダンディ飼育員の
ペコちゃんのマネをしながら
活きのいいエビを紹介する写真でお別れです。


シーク・イーン!!






アジアゾーン1周年記念の日

待ちに待ったアジアゾーン1周年記念の日





今日はアジアゾーンの動物たちにスペシャルメニューをあげました。





今日はクロザルからスペシャルメニューのプレゼントが始まりました。
でもその前に、ムギワラ飼育員の解説をしましたよ。









おいしそうに食べてますね~。
いい表情です。
写真には写すことができなかったのですが、
一番最初に食べたのはカブトムシの幼虫だったそうです。


フランスパンや柿をおいしそうに食べる姿。
今日の夕ご飯とデザートはこれで決まりですね。





ところで、クロザルって絶滅危惧種って知っていましたか?
クロザルも含めてレッサーパンダやホッキョクグマなど
動物園で飼育されているほとんどの動物たちは、
野生では絶滅の危機に瀕しているんですよ。


しかも、その絶滅の危機に瀕している理由が
動物によって異なることは知っていましたか?


恥ずかしい話ですが、私は動物園で働く前までは
動物たちがそこまで絶滅の危機に瀕しているなんて知りませんでした。
でも現実を知ると物の見方も変わってきますよね。


本当は、皆さんにもそのような事実を知ってもらいたのですが、
動物園に勉強に来てね。と言って、わざわざ来る人は少ないと思います。
おそらく、動物園をただ単に楽しみに来られている方が大半ではないでしょうか。





このようなスペシャルメニューも
ただイベントとしてやっているわけではありません。


動物たちに喜んでもらうのはもちろんですが、
イベントをすることによって、たくさんの人に動物園に来てもらって、
少しでも動物のことを考えるきっかけをつくってあげたいのです。
だって、普段の生活で動物のことを考えることって少ないですよね。


動物園に来たら、ふとしたきっかけで、そのような事実がわかると思います。
たとえば説明看板とか、飼育員の解説とか。
もし、事実を知って何かを感じたのであれば
絶滅に瀕している動物たちに
自分たちでできることを少しでも考えていただけたら。
と思っています。


と、熱く語ってしまいましたが
こんなこと話していたら、
つまらなくなっちゃいますし、
明日もイベントだから動物園に行こうかなと思っても
行きづらくなっちゃいますよね。
ただでさえ冬で寒くなって人が来ないのに
ますます来なくなってしまいます。


やっぱり動物園は楽しいものじゃなくてはならないですよね。




ということで、今日は動物たちのおいしそうな顔でお別れです。
明日もスペシャルメニューの日です。
同じ表情を見ることができると思いますので、ぜひお越しくださ~い。


シーク・イーン!!








とうきびにかぶりつくマレーグマ






フランスパンをかじりながら、トマトも舐めはじめたマレーグマ





のっそりのっそり栗を食べるヒマラヤグマ





とうきびをおいしそうにほおばるワウワウテナガザル





エサのにおいをキャッチして扉にすりよるコツメカワウソ






すばやい動きで活魚を追いかけるコツメカワウソ






スペシャルメニューのエビをもらってご機嫌なアロワナ







※ちなみに上の写真に写った動物はぜ~んぶ、絶滅危惧種に指定されています。

ボウちゃん日記

冬到来!
ついにこの季節がやってきました。

早速雪かきデビューしました!
雪がもさもさと降るものだからはねてもはねても雪が積もる…

これはいい運動になりますね!
痩せられるかしら!!


それでは、雪にまみれる総合水鳥舎の面々をご覧ください。


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今朝のボウちゃんのご様子。

これは決して地面をついばんでいるのではありません。
私に襲いかかろうと一歩ずつ確かめながら段差を上っているのです。

この数秒後、ボウちゃんの襲来を受けました。

華麗に避けましたけどね!


お次は
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たたずむ十兵衛さん。

タンチョウには雪が似合いますね。
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冷たい水もへっちゃらです。


お隣は
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シュバシコウを筆頭に4種が同居しています。

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アカツクシガモの皆さん。
雪の白にとても映える色をしてますよね。

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シュバシコウのお二方。
名前は“バシ”と“バシ子”なのですが…
私には見分けられません。
まだまだ修行が足りないようです。

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こちらはアオサギ。
アオサギって薄すぎて正面から見ると「なんじゃこりゃ!」ってなります。

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ゴイサギたち。
この前数えたら21羽もいました。
噂によると数えるたびに数が合わないとか…?!


お次は
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太郎!

意外と雪が似合いますね。

太郎を撮るのに夢中になっていたら、お隣のボウちゃんが私を見つけて駆け寄ってきました。

でも大丈夫!

檻があるから!!

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見てますね…怖い…

真ん丸おめめが カッ と開いてます。
顔はかわいいのに目だけ殺気を放ってますね。


ペリカンたちは寒さに震えていたので早めに屋内に入ってもらいました。
これからも寒い日は早めに収容することになります。
閉園間近には見られないこともあるのでご了承ください。



最後に、すっかり冬毛に変ってもこもこになったエゾシカたちを。

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雪が似合いますねー。

ジッと座って雪に埋もれてる様は、まるで片栗粉をまぶしたおまんじゅうです。


それではでは。

アジアゾーンの日

すごい雪が積もりました。





園内はそこら中、雪だらけです。
昨日から降り続く雪で真っ白けになってしまいました。





そういえば、昨年の12月12日。
アジアゾーンがオープンした日になりますが、
この時も大雪でした。
1年をめぐって同じ天気になるのでしょうか。




さてさて、アジアゾーンの1周年を記念して
明日と明後日の土日はアジアゾーンの動物たちに
スペシャルメニューをあげますよ~。


今日はその新鮮なメニューが到着しましたので
ちょっとだけご紹介します。





ベルクマンの法則で有名なマレーグマです。
世界のクマの中で最も小さい種類です。





マレーグマは現地ではシロアリなどを食べるということで
カブトムシの幼虫をあげる予定です。
カブトムシの幼虫を久しぶりに触りましたが
プニプニしてて気持ちよかったです。
たぶん食感、バツグンでしょう。






そして、犬用のガム。
20cmぐらいの普通のサイズを想像していましたが、
その倍はあるであろう巨大なサイズでした。
その下にあるのはピーナッツですが、
比較すると巨大さがわかると思います。






他にもイチゴやサトウキビ、大根など
普段はあげることがないスペシャルメニューです。
喜んでくれるといいのですが。





これは、円山動物園で唯一飼育している魚
アジアアロワナたちにあげる活スジエビです。

活きがよく手でつかまえようとしてもピュンピュン泳いで
捕まえることができませんでした。







そのほかにも、柿、メロン、エノキ、かっぱえびせん、、、などなど
たくさんのスペシャルメニューです。
動物たちの体調等により予定を変更する場合がありますが、
詳細は円山動物園のホームページでご確認ください。




それでは、今日は来年の干支?
シマウマに扮したマルヤマンの画像でお別れです。



シーク・イーン!!


オリイオオコウモリの日

オリイオオコウモリの「オリイ」って折居さんだから





アスクレピオス飼育員に怒られてしまいました。
すみません。
オリイオオコウモリのオリイって勝手に地名だと思っておりました。
勉強不足でした。
本当に申し訳ございません。





アジアゾーン熱帯雨林館の
アロワナと同じゾーンにいるオリイオオコウモリ。
つぶらな瞳がキュートです。





あんまり動かない。
と思われがちですが、そのとおりであんまり動きません。


でも、ずーっと見ていると
ほんとにたまに偶然に飛ぶことがあるんです。





コウモリが飛ぶ姿、見たことありますか?
おそらくびっくりしますよ。


で、本題に戻しますが、
このオリイオオコウモリの「オリイ」というのは
折居 彪二郎氏(おりい ひょうじろう)の名前からとられたというのです。


最近発刊されたという7千円ぐらいもする
「鳥獣採集家折居彪二郎 採集日誌」
を嬉しそうに抱えるアスクレピオス飼育員に折居氏のことを聞いてみると、
折居氏は、世界をまたにかけ、多くの動物の新種を発見したとのこと。
学名に「オリイ」の名がついている鳥獣も数多くあるのだそうです。
オリイオオコウモリもその中の一つとのこと。





コウモリと聞くと、イソップ寓話の卑怯なコウモリを思い出しますが、
別にコウモリは卑怯なことをする動物ではないのに、
見た目のイメージだけでこのような話が考えられてしまったのでしょうか。

卑怯な人を「コウモリ野郎」と言ってしまうことはありますが、
コウモリもかわいそうな立場です。




それでは、今日はアスクレピオス飼育員の
トゲチャクワラの元気な姿を見て微笑んでいる写真でお別れです。



シーク・イーン!!


ボウちゃん日記

今日は比較的暖かい日でしたね!

今日も総合水鳥舎の魅力をガンガン発信していきたいと思います!



こちら先日のボウちゃん。


見てください!この鋭い眼光!

朝に調理室の外のドアが開くと音を聞きつけてこんな近くに待機しているのです。
私が入れないよ…


そんなボウちゃんですが食事時はとても大人しくなります。
毎日刻んだ青菜ともやし、それにペレットを給餌しています。
ボウちゃんは食いしん坊なので専用の桶を用意しています。

同居しているアイガモとエジプトガンに邪魔されることなく食べることが出来ます。
VIP対応ですね。

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良く見ると…背中に水滴が!キラキラ!!

外が小雨だったおかげですね。



総合水鳥舎にいるのはもちろんボウちゃんだけではありません。


総合水鳥舎のアイドル!

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ハワイガンの太郎!!!!

遠い!

ひよっこの私はまだまだ近づくことが出来ません。
これでも少しは慣れてくれたほうだと思います。

人止め柵から 「太郎ー」 と呼ぶと近くに来てくれます。



総合水鳥舎の花形!!

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モモイロペリカンのペー(右)、パー子(左)!
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そしてコシベニペリカンの三平!!

ペリカンたちは暖かい地方に生息しているので氷点下まで冷え込む夜は屋内に収容しています。

特に寒いのが苦手な三平は閉園間際にすでに屋内に入って暖まっています。

ペーとパー子は外で自由にしているので屋内まで誘導しなくてはいけません。
気分が乗らない日はなかなか入ってくれないことも…

そんな日でも根気よく声をかけるとなんとなく察知してくれるようで中に入ってくれます。

なんて頭の良い子たちなのかしら!



他にもすてきな鳥たちがまだまだいます。

檻+ネットのおかげで少し見にくいですが、じっと見ていると目が慣れて鳥がよく見えるようになるとかならないとか…


ではではまた今度!

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