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小学生放課後自然体験活動の様子です!

by cocoiku

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小学生が作る、円山動物園のブログです


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森もにぎやか 子どももにぎやか

5月19日 火曜日

ここいくが始まってはや1か月。
1か月とはいえ、子どもたちもなんとなく
まとまって動くようになってきました。
お互い意識しながら動くっていうのでしょうか。
おもしろくなってきました。

さて、
今日は気温も上がり、活動には最高の日。
ここいくが始まる前に、円山を歩いてきました。




初夏の森はにぎやかです。
ぬけるような青空。


「今日はどこ行く?」
めめの声に、

「全部見る」
「ムリ!」
「フクロウ」
「爬虫類」
「熱帯動物館」
「おおかみ」

と、にぎやかな子どもたち。
意見をボードにまとめるのはSEI。





さあ、出発!

まずはフクロウ。
HARが鳴き真似をすると、フクロウが振り返ったりして。





フクロウやトビの檻の前に
何やら丸太があったり、
腐れかけた木が集められていたり…。
「虫がいるよ!」
とさっそく、いじるたがる子ども。

そこへ…。
「ちょっと、まったああ~!」
とあらわれたのは、飼育員さん。

どうもこの木は、台風で倒れたものを集めてここに運び、
これらが土に還るようにしているのだそう。
それで、この木は今、虫のすみかになっているから、
そのままにしておいてあげて、ということでした。

ところが、話がおわったとたん、
「飼育員さんですよね、カードもってますか!?
ください!」
ときた子どもたち。

「持っているけど、すぐにはあげない。
だって、君たち、カードだけに興味があるんだろ。
カードあげちゃったら、すぐどっかいっちゃうじゃないか!」

「ごめんなさい」
と素直にあやまるHYA。めんこいっ!

HYAの頭をなぜながら、
「オジサンは、サルの飼育員だからね。
サルの質問をしないとカードはあげないぞ!」






おお、ニホンザル担当の朝倉さんではありませんか!

朝倉さんはどっかと丸木に腰をおろし、
子どもたちとはなしはじめました。





「どうしてサルはニンジンを食べるの?」
「君たちはニンジン好きか?」
「好き!」「大好き」
「ええっ、オジサンは子どものころ、キライだったなあ」

「どんなサルがいるか、言える人!」
「チンパンジー」「テングザル」「スローロリス」
「チンパンジー」「「ピグミーチンパンジー」
「マントヒヒ」「メガネザル」
「ははあ、君、学校でメガネザルって言われているだろ。
オジサンもだよ!」

ニホンザルのカードをもらいました。
ノミとりをしてもらっているサルの写真でしたが、
「こうやってするんだよ」と実演。






そこに閉園を知らせる音楽が。
「おじさん、もう時間がなくなっちゃうよう。
森であそべなくなるよ」
と子ども。

「よっしっ!
森へ行ってこいっ!」
と元気に声をかけてくれた朝倉さんでした。


さあ、森へ行くぞ。






男の子のあとをどんどんついていくRIK。
木のまわりにみんな集まって思い思いのことをします。







MNOは誰かにかじられたドングリを見つけました。
「4つ見つける」と誓い、4つ見つけるまでは地面とにらめっこ。
見つけものの上手なNATもクルミ、ツル、ミニバナナ?のカツラの種、
ピーナッツ?!まで丁寧に見つけ出します。
そのごほうびでしょうか、またもやNATの目の前に、シジュウカラとヤマガラが
あらわれました。





森の中にいると、
風がどこから吹いてくるかわかります。
はじめ、梢の高いところだけが揺れていたのが、
木がざわめきはじめ、
こちらへ、こちらへと
そのざわめきが伝わってきます。

ざわめきが鎮まると、チチッという小鳥のさえずり。
次は何が起こるのかな。
じっとしているでけでも、
そこから離れられなくなるような、
わくわく感が初夏の森にはあります。






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