■ここいく木曜日■飾り炭とつつじの染物

Posted by cocoiku on 2015年5月28日(木) 20:42

日がさすと夏のような陽気で、とても気持ちがいい札幌。

本日のここいくは作り物系スペシャル。

飾り炭とつつじの染物づくり

飾り炭？と言葉で言っても、ぽかんとした顔だったので、

飾り炭がこの部屋の中にあるということで、探してもらい、

ヒントの炭というワードで、見つけることができました。

しかし、どうやって作るんだろう？とわくわく。

二つ目のつくりものは

いま咲いている花びらで染めものに挑戦。「○○じ」とヒントを

出すと、「つつじ！」と分かり、

早速、旭山記念公園内で材料を集めに出かけます。

これを炭にしたら、どうなるんだろう？、おもしろいかも！

やってみようと、そんなこといいながら、

松ぼっくり、クルミ、ヨモギ、栗、ブドウのつるなどなどたくさん探し集めました。

つつじの花は落ちている花びらをみんなで手分けして、

大きな袋いっぱいに、かき集めます。

みんな拾い集めると早い早い。あっという間に、染めるには十分な量に。

材料を集める散策が終わったら、

チョコパンを食べて、小休憩。

今回の作り物は焼いたり、浸かせて置いておく時間がたくさん必要なので、

早速、集めてきたつつじの花びらをミキサーにかけます。

お酢を入れて、酸性にして、布に染まりやすいようにします。

ミキサーにかけると鮮やかなピンク色になります。

その少し酸っぱい原液のなかに、布を入れて、

色素が布に染まるように一時間程度寝かせます。

お次は集めてきた炭にしたらおもしろそうな、素敵なものを

アルミホイルでやさしくふんわり包みます。

集めてきたものをすべてはできないので、選び抜いたものを

アルミ缶の中に入れて、

火にかけます。缶の空いている穴から白い煙が出てきて、

その煙が青くなったら、出来上がりの証拠。

ちゃんとできるように、自分の缶を見守ります。

火が強すぎて、中が燃えてしまうこともあるので、場所を変えながら、

煙をよけながら、じっと見守ります。

そうしていると、寝かせていた布が素敵に染まりました。

そうこうしていたら、炭がいい具合にできて、少し冷まして、

中身を覗いてみると、

素敵な炭たちが顔を出してくれました。割れないように慎重にやさしく

アルミホイルをはがして、確認していきます。

確認が無事に終わったら、おうちに持ち帰るために

きれいに包み直し、

気をつけて、そのままタクシーへ

本日の活動はこれにて終了。

自分たちで探して、見つけて、集めたものをひと手間加えて、

素敵なものに変化するのはとてもおもろしろい。

けいた（ここいくスタッフ）