春の森は気持ちいいっ!
Posted by cocoiku on 2009年5月8日(金) 12:04
5月7日 木曜日
ゴールデンウィークも終わり、
円山動物園にやってくる途中。
たった1週間の間に、森がこんなに若い緑で光輝いていました。
円山には、もわもわっと、春の大気が漂っている!
やわらかいパステルカラーの円山にしばしうっとり…。
森のなかに入ると、
木漏れ日がキラキラ。
いままでチョコレート色だった森が、
いつのまに緑の春に早変わりしたのでしょうか!
あらゆるものが、一気に動き出す北国の春。
変身は、突然訪れます。
お見逃しなきよう…。
1週間ぶりの「ここいく」ですが、本日、新メンバー・MEIもくわわりました。
少し早めに来たので、時間まで、
「そうだ、ゼニガタアザラシの赤ちゃん、見てこよう!」
ということで、海獣舎へ。
ジージーとミサキの間にうまれた赤ちゃん。
4月21日に生まれたそうです。
お母さんにぴったりくっついています。
プールから陸にあがるとき、
なかなか上がれず、懸命に体をゆすって、
はいあがろうとする姿がなんともいえずカワイイ。
さあ、もどっておやつにしようか?
などといいながら、帰る途中、トビを連れた飼育員さんに遭遇!
本日は子ども4人、大人4人。
新しい子もいるから、まずは名前を覚えるゲームをしてからね!
さあ、今日はどこ行こう?
YSIはまっ先に「サル!」と提案。
めめは「アザラシの赤ちゃん!」
ということで、
まずはサル山へ。
「一番、やる気のないサルを探そう!」
と、しゅんちゃんからお題がだされ、
みんなでサルを見ていくと…。
こんなのやら、
隙間にはまりこんで微動だにしないものなど…。
サル舎の横の展望レストハウスの1階に、
子ども用のクライミングウォールがあります。
サルの真似をしながら、ホールド(突起物)をつかみ、
横へ横へと移動していきます。
サルの気分はいかが?
次は海獣舎へ。
なんと、ゼニガタアザラシ一家のお食事タイム。
お父さんのミサキが、飼育員さんのひざをバシバシたたいておねだり。
赤ちゃんの頭もちょこっと水面からのぞいています。
飼育員さんが
「ゴマフアザラシにエサやってみる?」
と声をかけてくださり、
エサやりもすることができました!
「ホッケを遠くになげてね。
泳がせて食べさせるから」
と飼育員さん。
「エサくれ~」という顔で
水面から顔をだすゴマフアザラシ。
エサやりでニコニコ顔のKEN。
今日は、オオカミ舎で、シンリンオオカミの遠吠えも見れました。
時間があと40分しかないけど、
円山に行こうよ!
「あっ!穴にラワジ虫がいっぱいいる!」
といって、子どもたちはかけより、
わいわい。
そばで「ぎゃあ~っ!」(めめの声)
森の中は涼しくて明るい。
「わーい!」
思わず走りだしたくなる気分ですが、
「みんな、ちょっと静かに。
そっとこっちに来て」
としゅんちゃん。
ササやぶのねもとに、
なんとコガタスズメバチの女王バチ一匹。
「越冬から覚めたコガタスズメバチだよ。
まだ巣作りはこれからだけど、活動をはじめるからね。
不用意に突っついて刺激をしたり、ハチがきても、手で払ったりしないように。
そっと動かずにいて、去っていくのを待つんだ」
「それから、これから森のなかに行くときは、
ぼうしを忘れずにね。黒い色は攻撃されやすいよ。
長袖、白っぽい服装をすること」
「刺されると死ぬ?」
と不安そうなTAK。
スズメバチについて話を聞くときは
みんな真剣です。
「森は楽しいけれど、こういう危険もあるからね」
としゅんちゃんが教えてくれました。
「おっと、次はこんなものがあるぞ」
今度は何?
ウルシです。
ツルツルの三枚葉っぱが特徴。
「みんな、これを覚えて。
これに触るとかぶれてかゆくなります。
近くによっただけでもかぶれる人がいるから、
きちんと覚えよう。
はい、これはウルシだけど、これは違う。
これは違うけど、これはウルシ。
みんなぼっこをもって、ウルシをあててくださあい!」
「今日は先週より、先に行くよ!」
と、先週の小川までたどり着くと、
しゅんちゃんの眼がまたまたキラリ。
「しっ!
普段だってなかなか見れないヤブサメが来てるっ!
あっ! その後ろにはヒヨドリが水浴びしてる!
みんながお風呂に入るように、鳥だって水浴びするんだよ」
くっきり白いアイライン。
尾っぽが短い、カワイイ野鳥・ヤブサメ。
「シーシーシーシー」
虫のような声が聞こえてきます。
今日も素敵な出会いがあったね!