札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

2010年01月 の投稿一覧

【札幌市中央区】オットウーノ(OTTOUNO)

しばらくパスタを食べてないな~と思い、宮の森にある
イタリアン「オットウーノ」さんにやってきました。
実は前にも足を運んでいたのですが、駐車場が一杯で断念。
同じ山の手通り沿いのこちらのお店に変更したという思い出も。
お店の名前「OTTOUNO」は、イタリア語の「8」(OTTO)、
「1」(UNO)の組み合わせ。
店主:駒村八一さんのお名前からとったのだそうです~


オットウーノさんは、自家製生パスタが充実したお店。

ガルガネッリ-正方形のパスタを棒に巻きつけ転がす、ペンネ状のパスタ
タリオリーニ-平打ちの卵入りパスタ
ビーゴリ-トルキオという機械で押し出して作る丸いパスタ
パッパルデッレ-幅広いリボン状のパスタ

があります。これだけの種類を、なんとお一人で作ってるんですよ!
さらに自家製パンまで作り、かなりこだわりが・・・

この生パスタは、ネットでも販売しています。

今回は、ガルガネッリのパスタセット・1,400円を注文してみました。


【ビンナガマグロとアボカドのクロスティーニ】
まぐろとアボカドをたたいて、
薄切りのフランスパンにのせてます。
まったりと、クリーミー!
ほのかな酸味と、ほどよい塩分とオリーブ油が
おいしさを引き出してますね。
まぐろとアボカドって、
わさび醤油で食べることが多いけど、
イタリアンとしても立派に成り立っています~



【牡蛎のオイル漬けとかぶのピューレ】
牡蛎は確かオイル漬けだったような・・
記憶あいまい。
牡蛎の旨みが凝縮されています~
かぶのピューレは塩のみの味つけで、とっても繊細。
バルサミコの酸味が
アクセントになってます。



【ガルガネッリ ごぼうとくるみのソース】
普段は菜食主義という
駒村さんならではと思う、
ごぼうとくるみを肉のそぼろ状に見立てたボロネーゼ風。
これ、私のお弁当レシピにも使える(^o^)
非常に穏やかな味。
そして、ガルガネッリはさすが手打ち、
しっかりコシがあって、むっちりとした歯ごたえ。
野菜だけでもしっかりおなかにたまる一品です☆

ランチはこれに自家製パン・ドリンクがつきます。



【ココナッツのブランマンジェ・パイナップルソース】
プラス200円で、デザートをつけることができます。
ココナッツとパイナップル、
同じ南の果物ですから合わないわけがない!!
甘さもちょうどよくて、
食後にふさわしく、さっぱりと口当たりのよいデザートでした(^o^)



料理には人柄が出ると常に思っていますが、
穏やかな口調の癒し系:駒村さんの雰囲気が
存分に出ている優しいイタリアンでした。
お店を出るときも、極力出口までお見送りをしてくれます。
気持ちがほっこりしますね~


実は先日、友達と外で飲んでいたときに、
隣に座った男性3人組の中に、私の大好きな陶芸家
工藤和彦さんがいらっしゃったのです!なんとすごい偶然。
面識があったので話しかけたところ、連れのお二人が駒村さんと料理屋素の姉崎さんだったのです。
思わぬところでご縁がつながり、とてもうれしくてお伺いしました。


現在奥様が体調を崩され、基本的にお一人で作られているとのこと。
お店にうかがう際には、1本お電話を入れるとよいかもしれません。
駒村さんも身体に気をつけて、これからもおいしいイタリアンを作って下さいね!


オットウーノ(OTTOUNO)
札幌市中央区宮の森4条6丁目2-15 喜楽ビル1F
011-887-9199
12:00-14:00(LO)/18:00-21:30(LO)
定休日:月曜日・第3月曜日
(時間・定休日、ちょっと自信なし。要確認です)

【札幌市北区】 北山龍

 久しぶりに北区の麺クエストでございます。

某雑誌で掲載されいたのを見て、
我等:松本兄弟が気になったお店が、
北区麻生にある 『北山龍』 さん。

札幌でも珍しい女性が営むラーメン店である。
店内に入ると、コックコートをビシッと着こなし、
笑顔の店主さんがお出迎え。

どうやらアパレル業界の職務の経験を持ち、
その後 旭川:加藤ラーメンで修行したとの事。
無化調の優しいラーメンがウリだとか。そりゃあ気になるわな。
お冷のコップが焼き物なのが、またお洒落ですなあ。


ジンジャーソルトらーめん【ジンジャーソルトらーめん 800円】
姉:由季のオーダー。
ネーミング的にも気になるこのラーメン。
実は チベット海底岩塩を使用した生姜風味の塩ラーメン。

透明感があり、若干黄色がかったスープには、
チベットの岩塩の他にも内モンゴル塩湖の塩など、
4種類の天然塩でブレンドされているのだとか。
拘りっぷりがすごいですねえ。感心。


麺はやはり加藤ラーメン。
元々細い麺のため、茹で加減は柔らかめ。
硬めご希望の方は言っておくといいでしょう。

優しいスープには細い麺が合いますな。
『生姜風味』と書いてありましたが、ばっちり生姜が効いてます。
でも苦さは感じず、徐々に身体を温めていきます。
姉は『喉に効く』と言いながら黙々と食べてましたよ。(笑)
やはり、寒い季節は生姜に限るな。

具は薄切りのチャーシューが2枚・ねぎ・メンマ。
チャーシューはさっぱり系。もう少し厚くてもいいなあ。(欲望)
ネギがジンジャーソルトのエキスを吸って、
なかなかパンチのある味になってました。(笑)

以前・塩に拘るラーメン店に行きましたが、スープは
化調バリバリ使ってたのでガッカリした思い出がありましたが、
北山龍さんは喉も渇かずに、安心してスープも飲み干しました。
確かに女性に人気な訳です。


【カレーらーめん 850円】靭オーダー。

奄美の無農薬栽培で作られた生ウコンと
36種類のスパイスを使用したというラーメン。
(カレーラーメン頼み過ぎ?)
だって・気になるじゃないですか。(汗)

こちらのカレーラーメンは優しいお味。
黄色がかったスープはまさしくウコン。
こちらもじわじわ汗が出てきます。
さらっとしたスープにまさか36種類のスパイスが
入っているとは一瞬思いませんが、食べて行くうちに
身体が反応していくのを感じます。
スパイスの力ってやっぱりすごい。(何かCMっぽいコメント)

ご飯をプラスしておじやというパターンも可能なので、機会があったらやってみよう。


さすが女性客が多いと言われる北山龍さん。
『からだに優しいラーメン』というモットーをとてもよく感じる優しいお味でした。
夜は23時まで営業なので、飲んだ後のシメラーメンには最適かもしれませんな。


このラーメンを食べて、身体を温めてからB'zのライブに参戦した松本兄弟なのでした。(爆)




『北山龍』
札幌市北区麻生町2丁目4の8 第3山重ビル1階
011-737-3323
11:30~15:00 / 18:00~23:00
定休日:火曜・水曜
駐車場:店前に1台

【札幌市豊平区】 比内地鶏たまごうどん かよさん 2

 気が付けば、2010年になっておりました。(汗)
スロースターターの靭でございます。
今年も 麺くいブログ2を宜しくお願い致します。m( _ _ )m

 靭がお送りする2010年初の麺くいレポは、
『比内地鶏たまごうどん かよさん』

前回のレポにも書きましたが、かよさんは
我が松本兄弟のいとこがやっているお店。
新年の挨拶回りを兼ねて、年明けうどんを
戴きに参りました。

伺った時間はお昼時。なのに駐車場は満杯。
家族連れのお客様がが多いと言う情報を
目の当たりにした我等松本兄弟。(汗)
巷が冬休みと言うのもありましょうが、すごい人気だ。


我等が伺った時もお店はほぼ満席。
多忙なのに、厨房では黙々とスムーズに作業をこなしている姿が。
さすが貫禄がありますなあ。

最近もTVに出たりと、お忙しいかよさん。
優しい味のうどんに、
お得感満載のコスパ高杉な定食メニューですから。

このラインナップでこの価格。味も財布にも優しいなんて。

何をオーダーしようかかなり迷いまして。
肉味噌うどんにしようと思いましたら、
まだ用意が出来ておらず。(泣)


と言うことで、靭オーダーは

【ピリ辛鶏そぼろあんうどんセット 550円】
このボリュームでこの価格って・・・
やはりすごいなあ。かよさん。

ちなみにうどん単体だと500円。
+50円で小鉢がこんなに。
女性はこういうの好きですよね。

比内地鶏の卵を練りこんだつるつるのうどんの
上に乗ってるネギは小口切りと白髪ネギのW使い。
そこに鶏そぼろ・胡麻・ナルトが乗っています。

関西系のすっきりのおだしなのですが、
これは鶏のだしが効いてます。

そして「ピリ辛」なのは、なんと柚子胡椒の辛み。
柚子の清々しさに、鶏の旨味がしっかり出ている
おだしとの相性は◎。
がっつり&濃い口担当のアタシだが、これは満足。
うどんは簡単にぺろっといっちゃいました。(笑)


姉:由季オーダー【鍋うどん 600円】
(お品書きには620円となっているが果たして?)
姉は昔から鍋焼きうどんが好きでして。

具は たまご・ねぎ・しいたけ・ほうれん草
(ちょっと記憶が曖昧)鶏団子・餅まで
入って具沢山な鍋うどん。

あっさりなおだしで煮込んであり、
麺はふわっふわの食感です。


やはりこれも優しいお味。あったまる~
テーブルにあるゆず唐辛子(かんずり?)を溶かすと、
清々しさ&辛みもプラスされてまた違った美味しさを味わえます。


白い御飯がある方にはこれは外せません!
「ごはんと一緒にどうぞ」と言うことで、
常備されている『御飯のお供セット』が!!

今回は『もろみみそ・おかか・ねぎみそ・三升漬』の4セット。
あまり家では白米を食べない姉も、
この時ばかりはモリモリと御飯を食べてます。(笑)

御飯をおかわりしたくなるほど、止まりません。
(年明け早々デブまっしぐら)


かよさんに行くと必ず満腹で、食べ過ぎたと後悔をしてしまうほど満足させてくれます。

身内の贔屓目なしにしても、おすすめのお店です。
現在アタシの職場でも『行きたーい!』との声が高いお店。
是非お立ち寄りいただきたいです。



『比内地鶏たまごうどん かよさん』
札幌市豊平区月寒東5条17丁目7-21
011-853-5737
11:00-20:00LO
定休日:水曜日

【札幌市中央区】麺のひな詩2

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
本年もさっぽろ麺くいブログをよろしくお願い致しますm(_)m
さて新年1杯目のご紹介は、とーーーーっても
思い入れのあるラーメンから。
サッポロファクトリー近くの、麺のひな詩さんです。
行ったことある方なら、気づくかな?
実はいつもと暖簾が違います。(いつもは白い暖簾)
定休日である土曜日にも店をあけ、土曜日限定のラーメン1品だけの提供にしたそうです。
なかなか味のある、いい暖簾!そして私はこれをみてニヤけてました。何故でしょう?www



丸くてぷりぷりの麺
【土曜日限定:えびどろ 700円】
えびの風味たっぷり、どろっとしたスープのラーメンなので
えびどろ」。
濃厚なえび味、無類のえび好きの私にはたまりません!

豚骨系スープにえびのだしがしっかり入ってます。
とろみが強いスープは、それだけで飲むと
最初は塩気が強く感じられますが(この辺は好みかも)
しっかり麺をからませると、徐々にいい塩梅になってきます。
濃厚な中にも、上品さが感じられるのは
和食出身の店主:庄司さんならではですね。

麺はえびどろ用に別注文した、太めの丸い麺。(小林製麺です)
写真の麺は黄色に見えますが、実際は白いです。
いつもの麺以上にぷりっとした歯ごたえ。
とろみのあるスープに負けず、満足感がいっぱいです。

具はチャーシュー・ねぎ・メンマ・キャベツ。
キャベツの甘みが、いいアクセントになりますね。
相変わらず、メンマのボリっとした食感がいいな(^o^)
また、どんぶりの下には桜エビが潜んでますので
しっかり混ぜ混ぜすると、さらにえびの香りが強くなって
おいしくいただけると思います!

札幌ラーメンの基本がありつつ、また違った感覚のラーメンですね。
1杯のラーメンだけど、だしや麺でいろんな表現ができるんだな〜と
感心してしまう一杯でした。
麺のひな詩さんは、平日も10種類!味がありますので
そちらもあわせて食べると、すごいバリエーション豊富。
この店だけでも、いろんなラーメンを味わうことができますよ。


実は前回伺ったとき、庄司さんとこんな会話になったんです。

庄司さん:「今度えび味で、どろどろしたラーメンを出そうと思ってるんですよ〜
      なんかいい名前ないですか?」

由季:「えびでどろどろ・・・・なら、えびどろってどうですか?」
庄司さん:「あっ、それいいですね!それにしよう!!!」


・・・ということで、暖簾をみてひとりでニヤけていたのは、
私が名付け親だからなのです(^o^)
自分で名付けたラーメンが誕生したのは感無量ですね。
今まで麺を食べ続けてきた甲斐がありました(笑)

土曜日限定というハードルの高さはありますが、ぜひ一度ご賞味下さい♪
感想も書き込んでくれるとうれしいです〜
そして庄司さん、これで定休日がなくなったので
体調壊さないように気をつけて、おいしいラーメン作ってくださいね!!



「麺のひな詩」
札幌市中央区北3条東3丁目 酒井ビル1F
011-207-4848
11:00-15:00/17:00-21:00
土曜日は通し営業で、えびどろのみ50食限定です。

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