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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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蟲ランド もうすぐフィナーレ「さよならするのはつらいけど」。

湧く湧く蟲ランド、残すとこあと2日となってしまいました。
明日のラスト「ムシトーーーク」は北海道大学総合博物館の大原先生による講演です。
皆様是非お見逃し無く!










前回ご紹介したウデムシの子たちは一回目の脱皮を終え、本日親から離れ独立いたしました。


実に微笑ましい親子展示です。
誕生記念オブジェも完成しております。園を挙げて祝っております。



こちらも必見、素晴らしく美しい自宅を建設したアンティルピンクトゥタランチュラ。



北海道ゾーンには美しいカナブンも登場。


こんなにも美しい動物が身近にいることにきっと感謝してしまうはずです。

子供たちから大人気のゴキブリ担当のお姉さんたち。
本当におつかれさまです。



時間帯によっては「ゴキブリのおじさん」になってる時がありますので、あらかじめご承知おきください。



何でもノートへの書き込みもありがとうございます。


東京では無理です、申し訳ありません。
他にも「ランジングサンロックフェスティバルなみに楽しかった」や「奥歯にコオロギの足が挟まり取れない by山頭火」など多数の暖かい言葉をいただいております。

そして選抜総選挙、もう数えきれないほどの投票数が入っております。



一番人気のヘラクレスオオカブトはもう16枚目に達しております。



そしてまだ一枚目のトルキスタンゴキブリ。



では皆様、蟲ランドでたくさん楽しみ、たくさん学んでくださいね。
夏最後に最高の思い出をお届けします。

わくわく(湧く湧く)蟲ランドはじまりました。

いやーこの日を無事に迎えることができました。
2004年以来9年ぶりの「夏休みの蟲展」です。






まずは我々のメッセージを受け取ってください。



そして美しく不思議な蟲たちの姿を心ゆくまでご堪能ください。



学びのコーナー「節足動物最前線」。
大学による研究知見や蟲たちの有益な情報を得る事ができます。





こちらでは「餌としての蟲」、動物園でも養殖しているゴキブリやコオロギについて説明してくれます。
実際にふれあうことも可能です。



そして巨大カギムシと一緒に写真が撮れます。


こんな素敵な夏休み、今まであったでしょうか。

そして最後はお気に入りの蟲に投票です。


いまのところは「ヘラクレスオオカブト」がダントツですね。
なんだかあまりにも予想通り、本命すぎて逆に冷めちゃいます。
僕のお気に入りのタマヤスデはたった2票。

常設展示種は33種、「カギムシ」「ホラアナゴキブリ」「コウガイビル(KGB)」といった展示困難な非常設のシークレット蟲たちは、日にち時間限定でガイドを交えながら登場していく予定です。
また改めてお知らせしますのでご期待ください。

わくわく(湧く湧く)蟲ランド最前線。

いよいよ開催間近となってきました。
夏休み特別企画「わくわく(湧く湧く)蟲ランド」
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-752.html

このイベントは「人間を含め哺乳類ばかりが主役顔して生きているけど、実際生態系を支えている動物の約85%はクモやムカデ、昆虫、ゴキブリといった蟲たちなんだぞ!」をスローガンに企画されました。

内容は45種を超える蟲たちの展示、節足動物や寄生虫の専門家を招いて毎週行われる講演、研究機関による最新の学術的知見のポスター展示、そして飼育員によるふれあいやスポットガイドとなっています。

それらを通して「生態系において重要な役割を担っているにも関わらず、嫌われがちで社会的にも日の目を浴びない蟲たちの魅力を伝える」ことがイベントの目的なのです。

現在たくさんの蟲たちが爬虫類両生類館のバックヤードにて控えております。
まあどこの動物園でもこういった仕事はたいてい爬虫類担当者の仕事と相場が決まっておりまして、僕も親身になってお世話させてもらっている次第です。

また今回の蟲たちは一般市民の方々が、このイベントのために提供してくださった個体も多く含まれております。
本当にありがとうございます。

では少しだけ、この蟲最前線の様子をお伝えしますね。

「閲覧注意」、美しい蟲達にとても失礼なのでこんな表現は使いたくはないのですが、様々な事情により今回はやむを得ず使います・・・
ここから先、苦手な方は「閲覧注意」です。



今回の主役のひとり、オオミスジコウガイビル(以下KGB)
20130728-08.jpg


「黒い殺し屋」という異名を持っていますが、意外と小さくて弱そうなヒヨケムシの仲間。



漆塗されたように美しい巨大クワガタ。



園内の森でひっそりと暮らしていた巨大クリーチャー。
でもこれ噂の外来種と思われます。北海道にも上陸してたんですね。
現在調査中。



メタリックに輝く世界一美しいとされるタランチュラ。



世界三大奇蟲(誰が言ったか知らないが)、3種とも控えております。



ヤスデリング。



毛ガニかと思ったら巨大タランチュラ。



ドキドキしますね。
開催までもうすぐです。
皆様、楽しみに待っていてくださいね。
ではまだまだ準備がありますので、今夜この辺で、おしマイケル。

夜の果実。

昨年産まれのヤドクガエルたち。
夜はこんな感じで寝ています。


夜だけ実る美しい果実たち。


絵的にキツいでしょー。

春。

北海道ゾーンのヘビたち、冬眠期間を無事に終え、通常飼育に切り替えております。


今年はなんだか気温が低く、円山に生息している野生の爬虫類たちはまだ活動していないんですよね。
こちらは一足お先に覚醒です。

爬虫類館横の桜はもうすぐ満開。



モクレンはもうすぐかな。



やっと春が来ましたね、ヘビたちもいよいよ活動期に入りました。


とりあえず冬眠中と同様、動かずじっとしていますが、間違いなく起きております。
では皆様、冬とはさほど変わらないヘビたちの春の様子を是非ご堪能ください。

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