札幌100マイル

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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2013年08月 の投稿一覧

蟲ランド もうすぐフィナーレ「さよならするのはつらいけど」。

湧く湧く蟲ランド、残すとこあと2日となってしまいました。
明日のラスト「ムシトーーーク」は北海道大学総合博物館の大原先生による講演です。
皆様是非お見逃し無く!










前回ご紹介したウデムシの子たちは一回目の脱皮を終え、本日親から離れ独立いたしました。


実に微笑ましい親子展示です。
誕生記念オブジェも完成しております。園を挙げて祝っております。



こちらも必見、素晴らしく美しい自宅を建設したアンティルピンクトゥタランチュラ。



北海道ゾーンには美しいカナブンも登場。


こんなにも美しい動物が身近にいることにきっと感謝してしまうはずです。

子供たちから大人気のゴキブリ担当のお姉さんたち。
本当におつかれさまです。



時間帯によっては「ゴキブリのおじさん」になってる時がありますので、あらかじめご承知おきください。



何でもノートへの書き込みもありがとうございます。


東京では無理です、申し訳ありません。
他にも「ランジングサンロックフェスティバルなみに楽しかった」や「奥歯にコオロギの足が挟まり取れない by山頭火」など多数の暖かい言葉をいただいております。

そして選抜総選挙、もう数えきれないほどの投票数が入っております。



一番人気のヘラクレスオオカブトはもう16枚目に達しております。



そしてまだ一枚目のトルキスタンゴキブリ。



では皆様、蟲ランドでたくさん楽しみ、たくさん学んでくださいね。
夏最後に最高の思い出をお届けします。

あのシーンを目の当たりに。

湧く湧く蟲ランド会場で展示しているタンザニアバンデッドオオウデムシの産卵、孵化が始まりました。

「世界一気持ち悪い蟲」「検索してはいけない蟲」として名高いウデムシ。
そのウデムシを一躍スターダムに押し上げたあの有名なシーンを目の当たりにできるのです。
皆様、是非お見逃し無くなんですが、閲覧注意です。








ウデムシは卵をお腹にくっつけて守り、そして子育てもするという非常に愛情細やかな蟲です。


これが問題の孵化シーンです。
薄いグリーンの子供たちがお母さんにくっついています。
何とも微笑ましい光景ですね。

さあ皆様、これまでネット上でしか見れなかったあのシーンを目の当たりにできるのです。
子供は2,3日で親から離れ独立するようなので、是非お急ぎくださいませ。

湧く湧く蟲ランド 真打の登場。

蟲ランド、連日大盛況でございまして、我々の蟲達に対する様々な思いを多くの方々に受け取ってもらえております。








そして本日より、これまでバックヤードでひっそりと暮らしていた素晴らしい蟲達の公開が始まりました。
いよいよ真打達の登場です。

場所は会場内の「湧く湧くインフォメーションセンター」にて公開しております。



本日登場した3種をご紹介。
まずは主役と言っても過言ではないが、実際はあまりにも小さく地味なため、見た人々を真顔にさせてしまう「カギムシ」。



そして一日中土に潜っていて、全く姿を見せないオオミスジコウガイビル。



視力が良くないと姿すら確認できない、世界でも最小の部類に入ると思われる「ホラアナゴキブリ」です。



この真打3種は、その生態や形態により非常に観察が困難です。
「世界三大かっがり蟲」と呼ぶ方もおられますが、どうか辛抱強く観察してみてください。

他にも巣穴にいる様子が観察できるヒヨケムシの一種や



求愛行動真っ最中、いつも熱々のレッドレッグオオヤスデ。



貴重なウデムシの赤ちゃん達や脱皮殻なども展示、



そしてタンザニアオオヤスデを身近に感じてもらうこともできます。



盛りだくさんの展示と非日常的な体験。
まさに「かゆいところに手が届く、見ているだけでかゆくなる」そんな素敵なイベントになっております。
では皆様のお越しを心よりお待ちしております。





貴重映像上映中。

蟲ランド会場は蟲達にとっての好適温度(25〜27℃程度)に保たれており、また畳を利用した休憩スペースも確保されていることから、「憩いの場」としてもオススメです。
園内を歩きまわった後はこちらで蟲を眺めながら心身共に涼んでくださいね。
特にムカデを凝視すると一気に冷えてきますよ。



現在、会場内大スクリーンでは蟲たちの貴重映像を絶賛上映中です。

ヒヨケムシのコオロギ捕食シーンや、


オオミスジコウガイビルがミミズを食べている様子など


苦労しながら撮り貯めてきた映像をエンドレスで流し続けております。
他では見れないこの貴重なシーンを是非ご観覧ください。
蟲達の素晴らしさ、不思議さ、奇怪さがよく理解できると思います。

そして展示中の蟲たちも環境に馴染み、それぞれの住まいっぷりを存分に披露してくれております。


美しい巣を作ってくれたアンティルピンクトゥタランチュラ。

首を延ばしてゼリーをなめるマダガスカルゴキブリ。



足を運ぶごとに、観察するごとに、一生心に残るメモリーを与えてくれる蟲たち。
本当に日々感謝です。

彼らは決して期待を裏切りません。
皆様のご来園をお待ちしております。

湧く湧く会場から。

わくわく(湧く湧く)蟲ランド。
連日たくさんの方々に興味深く観覧していただいておりまして、非常にうれしく思っております。




蟲たちも元気に暮らしております。
コオロギを食らうヒヨケムシ。



こちらは「ゴキブリふれあいコーナー」の担当者と子供達。
子供達から「ゴキブリのお姉さん」と呼ばれ、若干ナーバスになってます。



子供のテンションに付いていけない親御さんはこちらの「休み処 カブトムシ」にてまったりとおくつろぎください。
20130807-00.JPG


そしてバックヤードで管理中のカギムシたち。
安定してきましたので、他の非展示蟲達と一緒に来週あたりからガイド&展示を開始予定です。



実は出産も無事にすませております。
オレンジ色が子供。



観覧された方は是非アンケートにご協力ください。
目的達成の効果測定となる重要なものなので、是非よろしくお願いします。



あと「何でもノート」にコメントを残してくれるとありがたいです。


前回も行ったのですが天才的に面白いコメントが多々ありましたので、今回も物凄く期待しております。

あと毎週土曜日に行われる専門家による「ムシトーーク!!!!!!」日程と内容です。

期間中の毎週土曜日 13:30~14:30

  8/10(土)

  札幌科学技術専門学校 興野昌樹

  「いろいろな虫の飼い方」

  8/17(土)

  酪農学園大学寄生虫病学ユニット 竹内徳余

  「身近な面白い寄生虫たち」

  8/24(土)

  北海道大学総合博物館 大原昌宏

  「節足動物とは(仮)」

では皆様、蟲ランドはまだまだ始まったばかり。
いつもの夏とは一味違う、情熱的な思い出を皆様へ送り届けます。

わくわく(湧く湧く)蟲ランドはじまりました。

いやーこの日を無事に迎えることができました。
2004年以来9年ぶりの「夏休みの蟲展」です。






まずは我々のメッセージを受け取ってください。



そして美しく不思議な蟲たちの姿を心ゆくまでご堪能ください。



学びのコーナー「節足動物最前線」。
大学による研究知見や蟲たちの有益な情報を得る事ができます。





こちらでは「餌としての蟲」、動物園でも養殖しているゴキブリやコオロギについて説明してくれます。
実際にふれあうことも可能です。



そして巨大カギムシと一緒に写真が撮れます。


こんな素敵な夏休み、今まであったでしょうか。

そして最後はお気に入りの蟲に投票です。


いまのところは「ヘラクレスオオカブト」がダントツですね。
なんだかあまりにも予想通り、本命すぎて逆に冷めちゃいます。
僕のお気に入りのタマヤスデはたった2票。

常設展示種は33種、「カギムシ」「ホラアナゴキブリ」「コウガイビル(KGB)」といった展示困難な非常設のシークレット蟲たちは、日にち時間限定でガイドを交えながら登場していく予定です。
また改めてお知らせしますのでご期待ください。

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