札幌100マイル

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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続・ウズラ雑炊

先日お話したウズラ雑炊
テレビ、ラジオでお馴染み薄いウズラ雑炊
ヘルシー&セクシーウズラ雑炊

「それであのウズラをどうやって食べるんだ?」
上司に聞かれました。

そして本日再びウズラ雑炊を食べるシュチュエーションに陥りましたので
今宵は詳しくお話しましょう。

まずは解凍。

左が僕の分、隣の肥えてる方が明日の鷹の分。

実際食すのは両胸、両足だけ。
残りは腹ペコ犬ルーツへ。無駄は出しません。


今宵は優雅に人参、卵も加えて。


そして5分後

男の料理完成。

体も心もあったまる。


アホ面ルーツもセクシーポーズでご機嫌です(ウズラの残り、実はそんなに好きではない)

図々しいったらありゃしない。

こんばんは、

昨日、所用により日帰りで東京へ。

朝一の便で出発。
相変わらずこきったない街で僕はちょっと苦手なんだな。
空気が黄色いしね。
すすきのと同じくらい苦手だな。

そのままお茶の水に入り打ち合わせ。
んで終了したのが4時すぎ。


そして僕の人生の師であるゴッドファーザー長坂拓也氏と一緒にいざ上野動物園へ。
新しいクマ舎、「クマたちの丘」を見たかったんですよねー。
到着したのは閉園間際。

とりあえず、斉藤まり子女史へ電話。
まり子さんは上野動物園の敏腕飼育員。
コアリクイの人工保育をなどを成功させ、
その飼育技術の高さは誰もが認めております。
強い信念を持った素敵な女性でございます。
そして、なによりカラオケがすごくうまい。
でもちょっとだけスナック風。

新しいクマ舎にはマレーグマ、ツキノワグマ、ヒグマ、コツメカワウソ
などが展示されているのですが、もう閉園だったためすでに室内に収容済み。
新しいクマ舎
新しいクマ舎02

いやー本当だったらこの木にマレーグマが居たはずなんです。
樹上のマレーグマ見たかったなー。

この施設で最も特徴的なのはここ

人工冬眠施設
人工冬眠施設02

人工冬眠施設。
ここでクマを人工的に冬眠させて、そのメカニズムを科学的に分析し、解明する。
やっぱ上野はやるね。上野動物園には学問がしっかりと根付いている。

人工冬眠施設03
リスやヤマネといった他にも冬眠する哺乳類たちもいましたよ。


その後は笑顔がキュートな井手さんに案内していただいて
バックヤードを見学させていただきました。

バックヤード
ゴッドファーザー
ゴッドファーザーもご満悦。

シュールなお顔
シュールだ・・・・なにげにシュールな顔だ。


まり子様、井手様、忙しい中ありがとうございました。
閉園後に手土産も持たずにやってきた僕達を暖かく迎えてくれて・・

鷹・人兼用

最近ろくなもん食ってませんよ。
ほとんどお菓子(源氏パイ)で生きている状態です。
完全自炊主義を心に誓った僕にしてみれば不甲斐ない日々でございます。

今夜こそは少し栄養のあるものと思い冷蔵庫を覗いてみると・・
しわしわでちっちゃくなってる人参(ゴムみたいにくねくね曲がる)が2本
ペニシリンが合成できるくらいカビが生えたピーマンが5個(ケセランパセランかと思ったぜ)
ジップロックの中で液状になってる何かが一つ。
半分に切っているのに全部が茶色いタマネギ(芽みたいのが10本くらい出てた)

んー・・・・・
とりあえず見てみぬふりだな。

食う物がない時いつも利用するもの
それはこれ。
ウズラ
ウズラね。もちろん鷹の餌。
これは言ってしまえばジビエみたいなもんです。
高級食材だし、贅沢なはずなんです。
人間が食ったって良いじゃん、べつに。

まあウズラだけじゃ味気ないので白菜と卵を買いにフードセンターへ。
んで帰り際に我が猛禽飛行部隊の「マミちゃん」とばったり出会う。

何を買っていたかは知らないけど、たぶんあの素振りからすると
サランラップか何かだな。まあとにかくラップ系なのは確かだな。
とりあえずマミちゃんを家まで送り自宅へ戻る。

んで、今夜のメニューはいつもどおりのウズラ雑炊に決定。
沸騰した鍋にごはん、刻んだウズラ、白菜を入れ最後にめんつゆをぶち込むだけ。

簡単でおいしいから奥様達にもお勧めです。
是非試してみてね。

足長おじさん、ありがとう

最近スネークアートの会場に付きっきりなもんで、飼育業務が手薄であります。

日本の飼育係って何でも屋なんです。
飼育技術者であることはもちろん、時には教育者、時には保護活動家、時には大工、時にはペンキ屋
、時には営業マン、特にはイベント屋、時には歌い手(ハッピーバースデーレディー)など
まあ色々やることがあるわけです。

んで業務が重なるとみんなで助け合って乗り切るわけです。
でもね、爬虫類館ってなかなか難しいんですよ。
だってどこに何がいるのか僕しか知りませんから。

んで爬虫類でしょ?
「ジムグリの様子見て食べたそうだったらピンクマウス10匹あげといて」とか
「レップカルでダスティングした2令コオロギを別飼いコモチカナヘビにあげといて」とか
何のことやらわからないわけです。

でもね・・・
合間をぬって爬虫類館に出向くとちゃんと世話してくれてるんですよー。
「100万ぺソの笑顔」こと吉田さんが気を使ってやってくれてるんですね。
しかも、ネズミ室(餌用ネズミの飼育部屋)の掃除(床材交換、かなりめんどくさい)まで・・・。
フリーフライトや猛禽のトレーニングも任せちゃってますから
ほんとに毎日助かっております。ありがとうございます。

あと僕は祐川さんの休みの時はチンパンジーの代番をやってるんですね。
チンパンジーは通常二人で代番をやるんです。僕と海獣担当の土佐さん。
んで会場の準備なんかで遅れてしまうと、土佐さん一人で掃除、餌やり、レディの授乳なんかも
すべてやってくれてるんですね。いやー本当に感謝です。ありがとうございます。
まあ二人に限らずいろんな方にカバーしていただいて僕もイベントに専念できてるわけなのです。

でもね、不思議なことがあるんですよ。
んーかれこれ半年くらい前からなんですが、ネズミ室の水換えをやってくれてる人がいるんです。
飼育課の人に尋ねても誰も「おれじゃねーよ」ってな具合でほんとにわからない。
ネズミ室は一般の人が入れる場所ではないので職員の誰かのはずなんですが
全くわからんのです。まあ助かってるんで今は誰でもいーやって思ってるんですけどね。
まだ見ぬ僕の足長おじさん、いつもありがとう。

今宵はちょっと心温まるお話をさせていただきました。
ではおやすみなさい。

土佐飼育員
土佐飼育員。やさしい人。
「梅図かずお」じゃないからね。間違えないでね。
赤白ボーダーシャツじゃないのが悔やまれます。

先入観を捨てて、頭の中を真白に・・・「円山スネークアート展」開催

伝説のイベント、円山スネークアート展が本日より開催されました。
円山スネークアート展01
今宵は会場の様子をお伝えしましょう。
けっこういいぜ。
円山スネークアート展02
昨夜はこんな感じ。トラブル続きでほんとに終わんのって感じ?

んで本日。
円山スネークアート展03
会場全体を囲うジェットブラックの壁には、情熱的な平面アート

円山スネークアート展04
円山スネークアート展05
円山スネークアート展06
円山スネークアート展07
そして個性豊かな立体アートや海洋堂ブース。画像には入りきりません。
左の方で園長自らがワニのガラス模型を組み立てる。

円山スネークアート展08
異常にリアルな巨大ワニ
円山スネークアート展09
札幌市立大学、札幌市立高等専門学校による生体展示ブース。
円山スネークアート展10
ヘビの美しさを最大限引き出している。
円山スネークアート展11
CCDカメラを利用しヘビの細部を巨大スクリーンとモニターに映し出す。にくい演出。
円山スネークアート展12
まだまだ盛りだくさんのスネークアート展。ご来場お待ちしております。

実行委員、動物園職員総出でがんばりました。皆様お疲れ様です。
そして、札幌市立大学、札幌市立高専、芸術の森美術館、株式会社海洋堂の
皆様にこの場を借りて感謝いたします。

いやーなんとかなるもんだね!
死ぬほど疲れたので寝ます。

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