札幌100マイル

さっぽろ麺くいブログ2

札幌周辺のおいしい麺を求めて徘徊中。

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靭の出張道中記 3 【神奈川県中原区】 自家製麺 然(ぜん)

 東京出張も後半に差し掛かり、疲れも表れてくるこの時期。
2回目の休日の前半は、滞在場所の散策。

滞在場所は、神奈川県の駅名だと最寄り駅は 新丸子。
東横線沿線のため、東急ストアは勿論の事・コンビニ・TSUTAYA
など色々とある新丸子駅付近。

北海道とは違って道路はやはり狭いものの、駅前の商店街は
歩行者天国のように人で賑わっています。結構好きかも。

ちなみに、新丸子の隣:武蔵小杉は姉が昔住んでいたところ。
何でこんなにシンクロするんだい?! 三軒茶屋といい。
姉の足跡辿ってるみたいじゃないか。(汗)


2回目の休みは、前回の横浜とは打って変わって
冷たい風が吹く湿った天気。

そんな中、近くの稲荷神社にも行ってみた。

本堂はなにやらイベントの準備中だったので、
奥まで入りませんでしたが、手前にある祠でお参り。
(おまいりしっぱなしでないかい)

結構大きな神社でございました。境内は狐さんがいっぱい
いました。
札幌にも伏見稲荷がありますが、どこの鳥居も
やはり立派ですねえ。


そして、散策のメインイベントはやはり 麺クエスト!! (ちゅどーん)

ラーメン二郎も気になって仕方がなかったのですが。(汗)
隣駅の武蔵小杉まで歩き、何店かの候補の麺のお店から、選んだお店が

 『自家製麺 然(ぜん)』さんです。

ここに決めた理由は、
その名の通り【自家製麺】である事。
そして、濃厚系魚介系スープであることです。
メニューはつけ麺と特製ラーメンのみ。
麺の量とトッピングによって価格が変わります。

アタシが店に到着した時、店内は満席。
店頭にはアタシの前に4名待ち。
そしてアタシの後には4名待ちと、
あまりの混みっぷりにオドロキ。


並んで10分後に店内に入り、食券を買う時に悩みました。
つけ麺 or 特製ラーメンで。(爆)

結局、悩んだ挙句
【特製らーめん 700円】【特製トッピング 200円】
・・・だって、寒かったんだもん。(泣)
本当は、このトッピングが特製ラーメンにしか
付かないと思ったからで。

つけ麺も+200円で
特製トッピング付けれたのね。トホホ。

それにしても、+200円でこのトッピング!
味玉+メンマ+海苔+チャーシュー2枚!!
チャーシューが丼の上に聳え立ってる!!!

チャ-シューは2種類使って贅沢!
おまけに部位もさることながら、
調理方法も違うチャーシュー。
15cm以上ある三枚肉の方は炙って香ばしさがプラス。
もう1枚のロースも肉の歯ごたえが感じる1枚。

その上に味玉・角材の如きメンマ・ねぎ・海苔。
海苔の上には鹿児島県枕崎産の鰹節をベースにした魚介粉が乗ってます。

スープは色も濃い目の濃厚魚介系。
ここまで黒いのも珍しい。
でも飲んでいる分にはそんなにクドくない。
魚介粉はこの粉末がちょっと荒めなのでザラザラしてるので好き嫌いがあるかもしれないけど、とんこつスープがすっきりしてるので苦にならない。


麺は自家製麺ということで、
トッピングを掻き分け(笑)たら、なんとも見事に野太い麺が。

水にこだわり、タピオカを練りこんでいるというので麺はもっちり。
断面はちょっと角ばっているが、麺がつるつる。
さがみ屋製麺の全粒粉麺(麺 eiji)を思い出します。
この太い麺が魚介スープによく絡まる。
麺の余りのつるつる具合に箸で掴みづらい所もありますが(汗)。
箸は五角形で好みなんだが。

特製ラーメンの麺の量は240g。結構多いぞ。


思った以上の好印象の然さん。
特製トッピングに自家製麺でおなかいっぱいです。
機会があったら今度はつけ麺だあ!


おまけに、然さんは日中営業。
夜は味噌ラーメン専門店:『味噌好き!みそごろう』として営業しているのだとか。

これで、店頭の提灯の文字の意味も判ったいうものです。


今度出張でこっちに来た時は、昼夜制覇だな。
チャンスは8月のセール援助かな?



『自家製麺 然』
神奈川県川崎市中原区小杉町1-526-6 コスモ武蔵小杉104
044-767-4006
11:30〜15:00
無休

アクセス:(J)(東)武蔵小杉駅北口より徒歩4分
(新丸子からも徒歩4分ほど。)
※18:00〜22:00 は「味噌好き!みそごろう」として営業

【札幌市白石区】麺屋 菜々兵衛 2

 今回は指令を受けて参上致しました。妹:靭でござる。ニンニン。
           ( -.-)ノ-=≡≡≡卍卍
任務遂行に向かった地は、白石区である。
白石区と聞くと、何故か血が滾る靭でございます。(笑)
(キーワードは雅楽)

白石区の有名店:菜々兵衛今回お邪魔したのは、白石区川下の有名店:
【麺屋 菜々兵衛】さんでございます。

姉からの指示書(メール)曰く:
「かなりお昼時は混むと思うから、早くか遅くに行った方がいいと思う。」
と言うことなので、11:40頃に到着し、店内に入ったら、

アタシしかいませんでした。(爆)
気合入れてたのに。まあいいや。


アタシは菜々兵衛さんはお初。
前回行った姉が言うには、
「全部美味しくて何頼んでいいか分からない」
と言うので、菜々兵衛お薦めの1杯をオーダー。

お薦めは塩と言うことで、
【鶏白湯 塩 700円】+トッピングで煮玉子100円
をオーダー。
白湯と言うだけあって、さすがの濃厚なスープ。
コラーゲン万歳! ヽ(´ー`)ノマンセー

でも脂分はあまり感じられず、
こってりと言うよりかは、「濃厚」と言う言葉の方が相応しい。
濃厚だが、後味はすっきり。パンチがあるが優しい味。


麺は自家製麺のストレート麺。
姉曰く:「麺が美味しいんだよー」
と言っておりましたが、まさしくその通り。
細めのストレート麺は歯切れが良く、パツパツ感がイイ感じ。また麺とスープの絡み具合がまた絶妙。

具は、チャーシュー・メンマ・ネギ・お麩。
器の左淵に長ーく横たわっているメンマは味付けが少し濃い目で、スープにまた違うアクセントを出しています。
そしてお麩の柔らかさが、メンマとまた違う食感を生み出しています。
更にこのネギがまたスープとの相性が抜群!
一緒に飲むと、しあわせ~な気持ちになりました。(ネギ大好き)

チャーシューはバラと肩ロースの素敵な円形だが、
ホロホロなほぐれ具合もまた魅力。

何処まで美味いんだ?!と思わせる完成された1杯を頂いた気分です。
こりゃあ姉も満足するわな。納得。



満足したあと、さて任務遂行。
会計時に、お店の方にお伺いしました。

靭 :「お盆休みってどうなってるんでしょうか?」
店主:「8月11~14日の予定になってます。」

嗚呼…姉よ。
平日10食限定の【合鴨ととろろの冷やしつけ麺 900円】
実家帰省時に食すのは無理のようです。(泣)
平日休みではない姉にとって、盆時期が一番のチャンスだったのに…
じゃあ今度もアタシが。(笑)

そして店を出たらいなや、お昼時を狙ってやってきたサラリーマン達がわらわらと入店。あっという間に駐車スペースに車が埋め尽くされているのを見て、改めて人気店だと感じた靭なのでした。
確実に狙うなら12時前に入店ですな。



『麺屋 菜々兵衛』
札幌市白石区川下3条4丁目3番21号
011-873-8860
11:00~15:00 / 17:00~20:00
定休日:水曜日
 駐車スペースは←の通り。
皆様・お間違えなく。

【札幌市厚別区】創作麺屋 風遊斎2

先月ひとりで訪問して、その身体にしみわたる
おいしい沖縄そばが忘れられず。ぜひとも妹にも
食べさせたい!と思って、再び来ました風遊斎さん。
かなり短いスパンでのリピです(^o^)

今回は、ある期待を持ってやってきたのです。
それは、通常こちら写真撮影禁止。ですが前回コメントを頂いた
macponさんから、ご主人とお話すれば写真OKが出るとのこと。
勇気をもって、奥様におそるおそる聞いてみたのでした・・・


「あの~、さっぽろ麺くいブログってのをやってまして
こちらの常連さんのmacponさんという方に
ご主人にお話すれば写真撮らせてもらえると聞いたんですけど、
どうでしょうか。。」と、超ビビりながら聞くワタシ。

その横で『ビクっ!!』と反応する殿方が。

なんと、macponさんご本人でした!
こんな偶然があるものなんですね~オドロキです!!
そうなったら話は早い、ご主人は快く撮影をOKしてくれたのです~


【ミックスすば 800円+大盛り100円】 
沖縄では「そば」のことを「すば」と呼ぶらしいですね~

前回は炙りナンコツソーキすばでしたが、
今回は炙りナンコツソーキと三枚肉(バラ肉)が入ったもの。
最近はたまにしかお肉を食べない生活ですが
ここのお肉は非常に身体にやさしく、
消化にかかる胃腸の負担も軽い気がします。
それに、コラーゲンのおかげで翌朝のお肌もプルプルです☆

具材はちくわ・ねぎ・しょうが。このしょうがが
時折口のなかでアクセントの風味を出しています。

スープは野菜や鶏・豚・昆布や鰹などの
天然素材で作られているので本当に優しいお味。
身体がよろこんでいるのを感じられます。

そして、この麺!なんて美しいのでしょう~
小麦粉100%でガジュマルなどの灰汁の沈殿した上澄みを
つなぎにして打つ、沖縄独特の製法なのです。

沖縄そばはストレートの印象ですが、ここは多少のウェーブがあって
うまくスープに絡みます。もちっとした、中太の麺で食べ応えもあり。
なのに、大盛りで頼みましたから(爆)
いいんです、ワタシはごはんより麺が食べたいんです!!



【アブナンカレーすば 900円+きび飯セット 150円】
妹はごはんも食べたいようで(^ ^)
ジューシー(炊き込みご飯)と悩んだ末に、きび飯セットで。
(たしかきびだったような・・若干自信無し。)
炙りナンコツソーキに、ドロっとしたカレーのあんかけ。
かなり粘度があるので、一生懸命かき混ぜて食べてました。
すこしあんかけを緩めに頼めばよかったかな?

また普通のすばと違ったおいしさ!!
玉ねぎの甘さがあって、辛さも適度なので
辛いのがニガテな方でもおいしくいただけると思います。

妹曰く、ごはんについていた切干大根の味つけが
甘めでおいしかったと申しておりました~


具材の大きさや数など、そのときの状態により違うそうなので
この画像はあくまで「ご参考」にしてくださいね~

6月くらいからは別のメニューも出てくるようですし
さらなる進化を楽しみにしております!!



「創作麺屋 風遊斎」
札幌市厚別区厚別南5丁目17-4
011-892-2660
11:00-16:00
定休日:月・火曜日

【札幌市中央区】王香(オウシァン)

 札幌はすっかり雪が融けました。



春の風は未だ冷たく、黄金週間が終らないとタイヤ交換が出来ない不安な妹:靭でございます。
(実家の旭川に帰るとき困るから)

桜がこれから咲く札幌。
でも風はまだ冷たいので、まだ温かいものが食べたいのは必然な訳で。

やっぱり寒い時にはラーメン
それも味噌!! (自論)

と言うことで向かった先は、アタシにとって思い出深いラーメン店でございます。


創業1968年
元祖札幌ラーメン『だるま軒』の姉妹店:
【王香(オウシァン)】でございます。
(最近の呼び名が『オウシァン』なので、看板と違いますがそう呼ばせていただきます)

アタシが札幌に移り住む前に、我が趣味の師匠に教えて頂いた札幌のラーメン店が、この王香であります。

そして、移り住んだ後の10月に初めて食べた札幌ラーメンがここ。
そう・アタシの麺くいはここがきっかけと言っても過言ではないのです。

実はこの王香:2007年の夏に一時閉店しており、2009年の2月3日に復活!

どうやら、先代のお孫さんは離乳食からずっと王香のラーメンを食べてたそうで、お孫さんの記憶から先代の味を導き出し、先代の誕生日:2月3日に王香を再開。

この休業期間の時に、アタシはこの近くの店舗に派遣で通っていた為、王香がずっとシャッターを下ろしており、もう閉店してしまったと思っていたので、最近車で石山通を通った時に復活していたのを見て感激致しました!


ちなみに、アタシが2007年の閉店直前に戴いたのが、
【醤油ラーメン 735円】(2009年価格)
醤油ラーメンの中では、濃いという印象を受けた一杯。
スープの色で分かっていただけると思うが。

幼少期から味噌ラーメンをよく食していたアタシとしては、醤油ラーメンの概念を覆されたイメージがありました。

ラードが醤油スープにアクセントを与えていると、当時の記憶で認識しております。


これが元祖の味噌そして2009年4月にアタシが戴いたのは
【味噌ラーメン 785円】
アタシが王香で初めて食べたラーメンであります。

このスープの色・メンマの濃い色・そして必須のモヤシ。
いいですねえ。懐かしさ満載です。

スープは現代の味噌よりはあっさり系。
確かに、現在では豚骨ベースが多いですからねえ。
でもここの味噌のスープはあっさりかつコクがある。
ラードが入っているはずなのに、何故でしょう?

我が師匠曰く:『約20年前に先代の方が寸胴鍋の前で汗を流しながらスープを仕込んでいたのが印象的』と言っておりました。

『まるでスープを仕込んでいる先代自体がスープに旨味を出しているようだ』と師匠も言っておりましたが、その味は見事に継承されているのではないかと思います。

麺は自家製麺。
天候・気温の変化で作り方を変えているのは相変わらずと言いましょうか。
今日の麺は延びすぎず・硬すぎずのいい塩梅でした。
ちぢれ具合もいい塩梅ですよ。(笑)

トッピングのチャーシューは脂身が少なく、懐かしいチャーシュー。
メンマは濃い味付けが健在。
モヤシの歯応えは抜群です。モヤシは しなってしまいがちなので、歯応えがある程度がアタシは好きです。

そして最近始まった新メニュー:
【俵チャーシューめし 1個 100円】
俵型に握ったチャーシュー入りおにぎり。
ちょっと食べたい時にこの量+価格はBINGOじゃないでしょうか?

ラーメンに乗っているチャーシューとはまた違い、ゴロゴロと入ったチャーシューとタレの味が染み渡ったおにぎり。添えてあるネギがまたいい。

食べる時、チャーシューが入っている分パラパラと食べづらいが、チャーシューとタレの味がイイ感じ。1個とは言わず、米好きには2・3個いっちゃいましょう。(爆)


アタシが2003・2007年にこの王香にお邪魔した時、厨房には2名の女性が立っていた。
多分その時は先代の娘さんだと思うが、今回お邪魔した時には、男性が厨房に立っていた。

休業の時期はあったが、アタシより長く生きているラーメン店の味を食べる事ができたことを感謝しております。
毎日食べられるような飽きのこない味をこれからも続けてくれるといいですね。


元祖札幌ラーメンだるま軒 石山通り店 王香(オウシァン) 』
札幌市中央区南18条西11丁目2-1
011-561-6973
11:00~22:00
定休日:木曜
駐車:3台

【富良野市】富良野 とみ川

お正月あけて、3日。全くフリーな日になったので、富良野にふら〜っと行ってきました。(ダジャレじゃないよw)
温暖化のせいか国道には雪がなく、快適にドライブできましたよ〜
そこで欲が出て、どうせなら!
なかなか行けない麓郷まで行っちゃおうじゃないってことで、やってきました「とみ川」さん。
2年前のラーメン祭りで知ってから、一度食べに行こうと思ってました。
札幌らーめん共和国にも出店されてますが、やはり本店から攻めたかった(^o^)




とみ川さんは、石臼挽きの中華そばが有名。そのイチオシを頼もうとしたら、店員さんが、はがれたチラシらしきものを貼り直しています。それが、このチラシ。
「贅沢」
何が気になったって「キンキ煮干し」を使ったラーメンなんて、食べた事ない!
速攻でオーダー変更です(^o^)
お正月3が日限定のラーメンです。3日に行ったので、ギリギリセーフでした。





有機はるゆたかの自家製麺
【お正月限定ラーメン・贅沢 800円】
すみません、今行っても食べられないラーメンのレポで。。

贅沢というタイトルのラーメンですが、正直見た目に贅沢さは薄い感が・・
まずスープを一口。

感想は・・・  『甘い!』

いやな甘さじゃないんですよ。ラーメンでこんな甘さ、感じたことないですね。
キンキのおかげなんだろうか?親鶏のしっかりとした旨味もあります。
塩はモンゴルの月光塩を使用。こだわりまくってます。

具材は純けい鶏のたたき、芽ねぎ、白髪ねぎ、にんじんの千切りも。
なますのイメージ?細いものが多いですね。
鶏のたたきは、かなりブリブリな歯ごたえ。
地鶏亭のたたきを思い出しました。

そして、有機はるゆたかを使った、全粒粉の麺。
このちょっと透明がかった麺は香り高くて、悶絶もの(笑)
スープを吸い込むと、さらに香り高くなっている気がします。


お会計するとき、ご主人に「どうでしたか?」と感想を聞かれ
「甘くておいしかったです」とベタな感想を述べてしまった・・・
そこでご主人が
『キンキの煮干しがどうしても使いたくて探したんだけどなくて、
 結局自分で作っちゃったんだよね!』


す、すごいチャレンジ精神!!
きっとこれからも、新しくて安全でおいしいラーメンを作ってくれる事でしょう。

通常メニューのラーメンも麺が4種類あって、どれも食べたいものばかり。
またドライブがてら伺いたいです!


富良野 とみ川
富良野市字麓郷市街地5
0167-29-2666
11:00-20:00(LO 19:30)
定休日:水曜日

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