札幌100マイル

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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2007年02月20日 の投稿一覧

しばしの別れ

僕んちの鷹。動物園ではなく家で飼ってる個体です。
フィンランドオオタカ(2005年イギリス生まれ、飼育下繁殖個体)の♂。
名前は柊。こいつに惚れてこの2年、共に狩りをしてきました。

フィンランドオオタカ 柊

本日、シーズンを無事に終え小屋へ入りました。
これから鷹の換羽(羽の生え変わり)が始まり、換羽が終わる秋までは鷹と接することもありません。
ただ餌をやるだけ。しばしの別れでございます。

餌は小屋の餌入れ口から投げ入れるだけで僕の姿すら見せません。
あとの世話といったら、2,3日に1回の水換えと月に1回程度の掃除だけ。
それも神経質な鷹を驚かせないように夜間に短時間で済ませちゃいます。

1年間で鷹と接する期間って長くても半年くらい。
鷹狩りをしても良い時期(猟期)は法律で決まっていて、北海道の場合10月1日から1月末まで。
それに合わせて鷹の訓練を開始するのは9月中旬くらいからです。


訓練が始まったら外の鷹小屋から、家の中の鷹部屋へと移動します。
そう、半年くらいは家の中で鷹と暮らしてるんですよ。
えーもちろん部屋の中は糞だらけで、香ばしい匂いが漂っています。

んで半月くらいかけて狩りができるようになるまで訓練し、
10月から獲物を求め鷹狩りへ行くというのが毎年のパターン。
まあ僕も仕事してますんで、狩りへ行くのは休日の2日間だけ。
あとは出勤前に訓練のみやってます。
こんな生活もすでに9年・・・・・素敵な人生です。

鷹小屋

うちの鷹小屋、今年も雪に埋もれてます。
あっあと、たまに近所の方達が散歩がてらに小屋の中を覗いてます。
目が合うと気まずそうにしてますが、遠慮なくどーぞ。


明日は円山スネークアート展の宣伝のためラジオ出演です。
三角山放送局へ行ってきます。
昼くらいから放送すると思うんで暇な方は聞いてみてください。
僕は滑舌が悪いらしいので歯切れの良いトークを心がけたいと思っております。

よく鼻唄を歌ってるだけなのに「はい?」って聞かれます。
別に話かけてねーよ。気分がいいから歌ってんだよ。

あっあと話しかけてんのに普通に通りすぎられることもしばしばです。これはまじで恥ずかしいです。
ちぇ、また独り言になってるよ・・・・と思いつつ、顔が少しほてります。

んじゃまた。

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