札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

2月、恋の季節。

いやー札幌も大雪が降ったと思ったら今度は雨ですからね。
「雨に~」って感じでね、ほんと三善英二ですよ。

2月に入って爬虫類館もぞくぞくと行動変化が起こっているんですよ。
まあ前にも言ったとおり、爬虫類館の住人達は2月に求愛が来るようにお膳立てしているんですね。
最近みなさんも「いやー日が長くなってきたなー」って感じますよね?
そう、この「日長変化」を利用しているんですね。



ご存知アオダイショウ「エゾブルー」のペア。
展示場の温度は15~17℃程度で餌は3ヶ月間与えていないんですよ。
てゆーか代謝が低下してるもんで与えても食べませんね。
冬眠するほどではないけど、餌は食べれませんっていう状態。
こんな時期から♂は♀を求めはじめるわけです。
まあ昨年のパターンから言ってたぶん本格的に交尾するのは来月以降ですね。


美しい♂


美しい♀


そしてかわいい子供(昨年産まれ)
リカちゃんファミリーも真っ青の理想的な家族です。




こちらはバックヤードで管理中のチュウゴクワニトカゲ。
毎日のように交尾しておりますよ。
この種の求愛誘起には冬眠が必要とされてますが、別のやり方で誘起させています。
とりあえず体内リズムの再確立がうまくいったようです。
この種は胎生種、うまくいけば秋ごろに子ワニトカゲが産まれるかもしれませんね。




んでボアコンストリクターインペラトール。
こちらはちと予定外・・




もう産んじゃったのは恒例のカンボジアモエギハコガメね。
今年一回目の産卵。真ん中が白く濁ってますよね?これは有精卵の証です。
とりあえず交尾はさせてないので、体内で貯蔵していた昨年以前の精子を受精させたんですね。
今年はコモドが居るんで室内温度が高め、それが関係していつもより産卵が早まったようです。

んで肝心のコモドはと言うと・・・・


ええ、いたって順調です。

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