札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

キノコ日和。

毎日雨でほんとイヤになっちゃいますね。
かれこれ33年間札幌で暮らしていますけどね、こんなのは初めてですよ。
気温も低いしね、これじゃあ海にも行けないですよ。
まあ晴れてても行きませんけどね。
ほんとナメクジには悪いんだけど、もう雨は勘弁していただきたいものです。

この雨のおけげで園内の生態系にも異変が起きているんですよ。
キノコが大発生しているんです。


もうね、芝生のとことかあちこちにキノコが生えまくってるんですよ。
様々なキノコが生えててかなりおもしろいですよ。


これなんてすごいですよね。
もう100点満点のキノコですよ、誰の期待も裏切らないその完璧なスタイル。
まさにキングオブキノコですね。

でもね、こういうキノコを見ると必ず居るんですよね。
「これ食べたら大きくなっちゃうよ」っていう人。
そう、スーパーマリオのあのやつね。
もうね、僕はそれを聞くたびに胸を掻きむしりたくなるほどイライラしちゃうんですよ。
なんせキノコ見つけるたびに何回も言われるんですから。
実際小学生の時からすでに7万回くらい聞いてますよ。
ほんともっと気の利いた比喩は出てこないのかね。

まあ僕だったら「あっポールマッカートニーだ。来日してたんだね」くらいは言うわけですよ。
せめてこれくらいウイットに富んだ比喩が言えないとダメですね。
これなら間違いなく大爆笑ですから。




シマウマ舎向かいの柳の木の下に群生していたキノコです。
これはあれだな、ムーミン谷をうろうろしてる奴みたいだな。
逆鍾乳洞みたいでかなり神秘的な風景です。




そしてこれね、一瞬ジャガイモかと思ったんだけどよく見るとこれもキノコ。
僕はこれみてピンっときたんですよ、「踏むと煙が出るキノコだ」ってね。
昔遠足に行った先でこれを踏んづけて遊んでた記憶が蘇ったんですよ。
ちょうど実習生も一緒に居たもんで、キノコ煙で驚かせてやろうと思いましてね。
んで目の前まで近寄ってもらってから、思いっきり踏んづけたんですよ。



身が出ただけでした。
煙が出たらそのままドロンしようと構えていたんですけどね。
んー記憶違いでした、種類が違うのかな。
このキノコには悪いことをしてしまいました。

他にも


特にインパクトはないけど、こういうのとか



こんな白いもち肌キノコとか



あとこんなのもあったりして観察してると実に楽しいのですよ。

こんなステキなキノコ達に会えるのも、この天気のおかげ。
雨の動物園でキノコウォッチングを楽しむのもまたいとをかしでございます。
この長雨の季節、共にキノコで乗り切りましょう。
やまない雨はないんですから。
ではでは。



コメントをどうぞ

メールアドレス (必須・公開されません)
コメント本文

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  • スパム・迷惑コメント投稿防止のため、メールアドレスの入力が必須ですが、公開はされません。何卒ご協力のほどお願いいたします。
  • 投稿いただいたコメントは管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。
pageTop