札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

ベールを脱ぐ。

とうとうベールを脱ぎました。
ついにその妖艶な姿をあらわにしてくれましたよ。


新爬虫類・両生類館の外観でございます。

イメージは、東欧の森深くにひっそりと佇む秘密の研究所。
そして中ではニコラ・テスラばりのエキセントリックな博士が何やら怪しい研究を行っている。
これが最初に頭に描いた外観イメージです。
外壁はガルバリウム鋼板屋根材。
そして後ろに見える錆びた古い煙突を借景として利用し、さらなる雰囲気作りを演出しております。

公開型バックヤードのセンターラボ。
ガラスが入りいよいよ形になってまいりました。


「バイオハザード風に」と伝え、形にしていただいたデザインです。

そして展示場も形ができてまいりました。




造形専門の左官職人の皆様。
本当に素晴らしい技術なんです。
でも職人さん曰く「こういうのは得意だけど、普通にまっすぐぴたっと塗るのは苦手だよ」とのことです。

壁暖房、床暖房の取り付け作業。


環境建築学に基づいた施設作りが行われております。

一部、小中ケージ群の搬入も始まりました。


こちらは照明テストの風景。


たくさんの器具を揃えた上で種類、質、色味などをチェックし、ベストな組み合わせを選択します。

こんな感じで様々な立場の人達が、それぞれの役割の中で、能力とセンスを駆使し、日々努力していく事で施設ができあがっていくのですね。
本当に素晴らしい施設だと強く感じております。

そして僕も最近、周りの人達から「ヘルメット姿が様になってきた」と言われるようになりました。
なんだかとても素敵な気分なんです。
ではまた。

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