札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

鳴かぬなら鳴かせてみせようヨウスコウワニ。



いやー実にエキサイティングでございました。
英国ロンドンZooではドアをドンッと強く締めて求愛誘起を行っているようです。
さすがに太鼓はないでしょうね。
たぶん初めての試みだったのではないでしょうか。

結果の詳細はこちらをご覧ください。
http://sapporo.100miles.jp/winter_pj/article/235

それにしても実験前に行われた茂呂さんのデモ、感動しましたね。
五臓六腑にしみわたりましたよ。
たぶん会場にいたほとんどの方が「実験は中止してこのまま演奏を聴いていたい」と思ったのではないでしょうか。
ええ、わかります。でもそうはいかないんです。
本場ガーナに留学し習得した技術、衝撃波と地響き、躍動感溢れる演奏でございました。
なんつっても僕が一番好きなチョコレートもガーナチョコですからね。
ほんと8秒くらいで1枚食ってしまいますよ。
ガーナあっぱれです。

ヨウスコウワニのペア、現状としては極めて弱い発情兆候が見られるって感じ。
はっきり言って全然ダメなんです。
そりゃそうです、環境が変わったのですからね。
新施設への順化、体内リズムの再確立、あと数年はかかると思います。
そんな状態でありながらも太鼓の刺激でメスは反応してくれましたね。
オスはいまいちでしたが、まあオスってのは本質的に神経質で弱い存在ですからね。
気長に待つしかありません。
ペアの条件さえ整えば絶対に効果は出ると思われます。
今後とも末長くお願いしますね。
ヨウスコウワニにはまだまだいろんな事が試せそうです。
鳴くまで待とうヨウスコウワニ。

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