札幌100マイル

RSS 爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

タピオカ風に誘われて。

休日といえばだいたい朝から晩までyoutubeで飛行機の離着陸の映像を観て過ごしているんですが、そんな僕でもこの時期になると両生類の産卵を確認しに、近所の森へ夜な夜な出かけるようになります。


残雪残る野山。

こんなちょっとした水たまりがあちこちにありましてね。
毎年エゾアカガエルやエゾサンショウウオが産卵しているんですよ。


徘徊する♂個体。一足先に行動し、メスが来るのをじっと待ってます。



すでに卵がちらほらと。未受精卵なのか状態はあまりよくない感じですね。



こちらはエゾアカガエルの卵、プルップルですごく良い状態です。
僕はタピオカが大好きです。



とりあえず札幌市内にもまだこういった場所が多く残されています。こんな環境で生活できること自体とても素晴らしい。どんな豪邸や豪華なシャンデリアよりも、歩いて数分でサンショウウオやカエル、ニホンザリガニにすぐに会えることの方がよっぽど自慢になりますよ。とりあえずこの状態が今後も維持されて、そして地域の人達にこの素晴らしさを知ってもらい、そしてそこで暮らせることを誇りに思ってもらうことが何よりも大切だなとひしひしと感じる今日この頃です。

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