コウヒロナガクビガメ夫妻。
Posted by zoohonda on 2013年11月23日(土) 21:04
今年の夏頃からコウヒロナガクビガメ夫妻がなんだか良い感じなのです。
夕方、一段階目の照明が落ち少し薄暗くなると活発な求愛行動が始まります。
この種はほんと飼育下での繁殖例が少ないですからね。
世界的にみても安定した繁殖がほとんど行われていないのですよ。
アジア初の朗報はここ札幌からと、強い思いを込めて日々お世話しております。
この種の求愛行動は♂がその長い首をカクカク動かしながら♀の背後からそっと近づき交尾するというパターン。
強引なタイプが多いカメ界において、非常に紳士的且つスマートな求愛スタイルです。
ほんとどこに出しても恥ずかくない立派な♂へと成長してくれましたよ。
育ての親としてとても誇らしいです。
交尾も盛んに行われていますが、産卵から孵化までとなるとまだまだやらなくてはならないことがあると思うんですね。
それらを実践した上で、なんとか近い将来、皆様に朗報を届けたいなと思っております。
あ、近い将来ってのは爬虫類時間でだいたい3〜5年くらいです。
ではこれからもこの首の長い若い夫婦を暖かい目で見守ってくださいね。