札幌100マイル

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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

台北動物園にて。

7月に台北動物園へと運んだヨウスコウワニ3匹が検疫を終え無事にお披露目されました。

https://www.zoo.gov.taipei/ct.asp?xItem=116932082&ctNode=22735&mp=104031

台北旅行の際は是非円山生まれのヨウスコウワニたちに会いに行ってくださいね。

20110615-00

ワニ輸送の日、朝5時にワニを空港へと送り出し夕方の便で僕も台北へと飛びました。

税関の手続きを終えワニたちが園に到着したのが深夜。無事に到着してほんとにほっとしましたよ。

ワニたちは大きくなるまでは屋内展示場暮らしですが、将来はこの屋外池へと移動する予定です。

 

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ほんと素晴らしい環境、飼育者があえて何もしなくても健康に暮らし繁殖できる環境です。

早く良いペアを形成させてほしいですね。

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でこちらは昨年円山動物園から移動してきた3種のヤドクガエルたち。

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専用の部屋と設備が用意され、専属職員によって丁寧な管理がされていました。

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またここから円山由来の子たちが世界中に広まってほしいものです。

そしてこちらは講演前の様子。

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台北動物園では2年前にも講演で呼んでいただいて、園関係者のみならず動物に関わる仕事に従事している方達にも集まっていただいて素晴らしい環境でお話しさせてもらいました。前回は爬虫類の飼育と繁殖、両生類の飼育と繁殖、そして猛禽類の管理。今回はもちろん「ヨウスコウワニの飼育と繁殖」です。

皆さん真剣に聞いてくれますし、意見質問もたくさんぶつけてきてくれます。

というのも台北動物園の職員の方達は日々厳しい成果主義の中で働いておりまして、とくに繁殖に関してはすぐに結果を求められます。

日々の情報収集が非常に重要となってくるわけです。

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そして夜、台北滞在中は毎晩調査に同行します。

亜熱帯の森は生物相が厚く、様々な動植物に会うことができるんですね。時間が経つのを忘れ生き物探しに没頭します。

こちらは美しい毒蛇の「アオハブ」

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こちらはタイワンセマルハコガメの孵化直後の卵。非常に貴重なシーンです。

野生での孵化環境を体感することはどんな参考書よりも脳に刻まれます。

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こちらも毒へビの「タイワンハブ」

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無毒のアカマダラ。

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そして山中の沢沿いでお目当ての猛毒ヘビ「アマガサヘビ」も遂に発見。

写真でしか見たことのないあの有名なヘビが目の前にいるのです。ほんと疲れも一気にぶっ飛びます。

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ヘビばっかりじゃねーかと皆さんお思いでしょうが、他にもたくさんのカエルやトカゲにも出会ってますよ。

そりゃ僕が森を歩けば当然視野は「爬虫両生類チャンネル」にセットされているわけですから、他の生物はなかなか目に入ってきません。

それでも台湾のシンボル的存在でもある「センザンコウ」にはいつか必ず会いたいですね。毎回巣穴は見つけられるのですが、そこの住人にはなかなか。。。  

そんな素敵な台北なのですが、ブユだけには殺意が芽生えます。

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現地の人は平気なのに僕だけなぜかボッコボコ。

ほんと台北の夜は暑いです。

 

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