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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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『円山スネークアート展』カテゴリーの投稿一覧

円山スネークアート展、アート部門。

こんばんは。
ケーシー高峰です。

伝説のイベント円山スネークアート展の「アート部門」の募集が終了しました。
出展者数120名、出展点数230点と予想をはるかに上回る結果となりました。
ありがとうございます。

イラスト、油絵、水彩、CG、染物、染織、キルト絵、版画、写真、俳句などの平面アート。
彫刻、模型、フィギュア、人形、ボックスアート、ガラス、洋裁、手芸、クラフト、陶芸、絵本などの
立体アートとあらゆるジャンルの作品が集結します。

ほんとに素晴らしい作品ばかりです。部屋に飾りたいと思うものばかりです。
こんな作品を飾れば、僕の香ばしい部屋の印象も変わるでしょうね。
ほんと香ばしいんです。いつもパンを焼いてる匂いがするんです。

僕の部屋のアートな物ってなんだろう、少し考えてみました。
あっあるわ。


ベトナムに生息するカメシリーズ巨大ポスター(超レア)
ベトナムに生息するカメシリーズ巨大ポスター(超レア)

そして


ゾンビ・・・・・・
ゾンビ・・・・・・

スネークアート展は格式の高いものを目指してはいません。
爬虫類・両生類を中心に様々な世代の様々な立場の人々が集まりメッセージを送る、
これが基本スタンスです。

当然プロで活躍されているアーティストの方も多く参加されていますし、お子様の作品もあります。
200万円の絵画の隣に小学生の絵、んでその横にはいぶし銀の俳句・・・・・
なんて素敵な展示会なのでしょうか。

会場の雰囲気は
爬虫類らしく妖艶で陰気でありながらクールでパッションな感じをイメージしております。

でもまさかこんなに集まるとは思っていなかったんだなー。
毎日残業、残業、残尿で準備を行なっています。
しばらく眠れない日が続きそうです。

病床の足利さんも、さぞ喜んでくれていることでしょう。
本当は手伝ってくれる予定だったのに・・
すごく頼りにしてたのに・・・
ムカ
なんど見てもムカつきます。

デザインと建築とスネークの融合

動物のことしか頭にない、動物と絡まないと自分を見出す事ができない。
そんな異質な非社会的集団、それは飼育係。

そんな僕達が積極的に社会と関わり、活動拠点を広げております。

てんやわんやっすよ。
僕なんか高校出て飼育係となり、十数年間カメと鷹しかいじってないんですから。
家なんてリビング10畳、カメ部屋14畳なんですから、常識なんて通用しませんって。

世間知らずのアホボンがスネークアート展開催のため実行委員に助けられ、
また学ばされがんばっておるわけです。

机の上
んで今日も朝から出展者様達にメールをシコシコ書いておりました。バタバタしてます。
机の上もこんなんですよ。PC横の「イチゴのなんちゃらデザート」は3日目の放置プレーに突入。
よりクリーミーな感じになってきてます。もう触れません。

でもいろんなジャンルのかっちょいいー作品が続々集まっております。
展示数はART部門だけでも60点以上になりそうです。
やっぱ爬虫類って存在そのものがアートなんだなー。
この企画まじおもしれーと自画自賛。


んで夕方からは札幌高専の斉藤先生と伝説のカフェ、エスキスにて打ち合わせ。
伝説のカフェ、エスキス

今回のスネークアート展、生体展示ブースは
札幌市立大学デザイン学部、高専の先生方が企画、設計、作成を行なってくれます。
デザインと建築とスネークの融合。


話はどんどん横道に反れ、建築学的な立場から「人間と動物の快適な住空間の比較」
についての議論へ。これはおもしろい!エネルギー問題まで発展する内容のため動物園から
発信するメッセージとして非常に有効でありました。まじ目からウロコのお話。

札幌市立大学の方達には今後
円山動物園の「グラフィック・アーツ部門」として是非活動していただきたいと思っております。
この部門、欧米の動物園には普通に存在しております。

では寝る。

円山スネークアート展

まだまだ作品、ペット写真募集しております。
詳しくは円山動物園ホームページをご覧くださいませ。


本日は伝説のイベント「円スネ」宣伝のため、ラジオ出演してまいりました。
お相手は我が実行委員広報部長の野谷悦子さん。
フリーライターを生業とし、コメンテーターやパーソナリティとしてテレビやラジオでも活躍されています。
ほんと頼りになるお方です、ヘビも飼ってるし。
野谷さんに限らず、実行委員には愉快な人達が集まってくれてます。


このイベントの発信拠点であり、アート業界に精通、金魚大好きの「カフェエスキス」の中川夫妻。
染色家でヘビ好きのまいちゃん。
イラストレーターとして様々な活動をしてる、みっつこと山岸みつ子。
ウェブの魔術師、岩田くん。
動物園ボランティア、版画作家として活躍中の浅川さん(爬虫類館のアナコンダやワニの模型作成者)
白衣にぴっちり横分け、謎のパフォーマンス集団「近未来美術研究所」の梅津研究員。
んで全てを把握し指示する女、殿村ちゃん。
実行委員長の石山通り動物病院斉藤院長。


こんだけ有能なブレーンが協力してくれれば、鬼に金棒、タカサゴナメラにメトロニダゾールです。
僕はレーガン大統領のごとく振舞うだけで十分です。
皆様感謝しております。


んで本日は終了後、野谷さんと飯を食いました。
スープカレー?カリー?よくわかんないけど初めて食べました。
小洒落た食物を目の前にして固まっている僕に、野谷さんが食べ方を伝授してくれました。
いやー危うく伝説に残る恥ずかしい食べ方をするとこでしたわ・・あぶねーあぶねー。
お互い西表島フリークってことでジャングルに生息する「ヤシガニ」や巨大ヘビ「サキシマスジオ」
猛毒の「ハブクラゲ」などについて2時間ほど議論してきました。


んでその後は職場にて出展希望の方と打ち合わせ、CGアートの素敵な作品にちょっと興奮。
いろんなジャンルから作品がどんどん集まってきております。
おもしーアート展になりそうです。

ではまた。

アデュ。

伝説のイベント開催します。

3月17〜31日まで「円山スネークアート展」が開催されます。
「ナゼ、多くの人は爬虫類・両生類を嫌うのだろうか?」をスローガンに
札幌に暮らすART集団が新たな視点で爬虫類・両生類の魅力を伝えるという伝説のイベントです。
聞いただけでおもしろそうな感じがするでしょ?

なぜこんなアート展をすることになったかと言うと、まあ僕は昔から爬虫類が好きだし飼育担当者として爬虫類への理解を深めてもらい彼らが愛すべき存在であることをアピールする使命があるわけです。
しかし動物園が発信する「理科チックなメッセージ」はなかなか世間には伝わらないんですよねー。

まあそのような状況の中でも来園者の方も含めいろんな人から爬虫類についての相談を受けることもあります。んでふと気付くと爬虫類に関心を示す人ってなぜが芸術家やロックンローラー(メタル系6・パンク系3・ロカビリー系1)の方達が多いことに気付いたんですね、本当にとっても素敵でウィットに富んだ方達が多いんですよ、まじで。
だったら彼らに新たな視点で爬虫類・両生類の魅力を伝えていただこうってのがきっかけなんです。

独特な感性を持ち合わせている表現者達は爬虫類の魅力を鋭く感じとることができます。
だから常々僕は「爬虫類を好きな人ってかっこいい奴らが多いんだぜ!」って世間に教えてあげたかったんですよ。んで爬虫類はキモくてイヤっていう感情が「何となくかっちょ悪くない?」みたいな風潮ができたらいいなーなんて思ったりもしてたんですね。
何よりも爬虫類・両生類が主役なのが素敵なんです。
爬虫類・両生類だから個性豊かな人達が集まるんですよ。
例えばこれが動物全体を対象にした「アニマルアート展」だったら?んー・・・・・・なんかつまんない。
やっぱ爬虫類だからパンチがきくんですよ、きっとね。
でも「猛禽アート展」はちょっとだけ楽しそう・・・・

あっタバコもあと残り3本、今夜はもう寝ますわ。

次回は愛すべき実行委員達についてお話します。

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