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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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『新爬虫類・両生類館』カテゴリーの投稿一覧

マレーガビアル来園。

野毛山動物園よりマレーガビアル(ガビアルモドキ)の幼体2頭がやってきました。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-632.html
1頭はバックヤード、もう1頭はすでに展示を開始しております。





大型のワニの輸送はリスクがありすぎますが、幼体の場合は低リスクです。
袋に入っているワニたち。まずは頭の位置を確認。



そして手を入れてゴニョゴニョっとまさぐりこねくり回します。



出た。


展示している大型個体と比較してみてくださいね。
特徴である細長い鼻先が際立っております。



まだま赤ちゃんだけど小2くらいのパワーはありますよ。
暴れられるとちょっと気持ち悪いです。



昨年産まれなのに全長はすでに1m近くあります。巨大ワニの成長は早いです。



一応雌雄チェックもしますが、このサイズだとまだ断定はできません。



無事に展示場へと収容です。



旧カンボジアモエギハコガメ&トッケイヤモリ展示場にて展示しております。


モエギハコガメ達は現在はセンターラボにて管理しております。
短い展示期間ではございましたが、爬虫類・両生類館ではこういった展示の入れ替えが今後も継続的に行われていきます。

何だかんだで全てピンボケ画像でお伝えしてまいりました今回のブログ。
撮影された画像全てがピンボケという奇跡の事情によりまして、多少お見苦しい点はあったと思いますがご了承願います。
是非美しい実物を観察してみてください。

あくまでも個人的な感想を申し上げますと、幼体のマレーガビアルを見るとなんだかとっても変な気分になります。
普段巨大な個体しか見ていなからだと思いますが、なんだかとても変な気分になるのです。
是非皆様もこの何とも言えない不思議な感覚を体感してみてくださいね。

トッケイ。

美しいトッケイヤモリ



トッケイヤモリはポピュラーな種ではありますが「でかい」「凶暴」「派手」「丈夫」と多くの魅力を兼ね揃えたヤモリでございまして、展示を目的とした場合どんな希少なヤモリよりも何倍ものメッセージを発信してくれる存在なんです。
ある意味動物園にとっては欠かすことのできない種と言ったら少々過言かもしれません。

そんなトッケイヤモリ達が勝手に卵を産んでおります。


わかりますか?2粒の卵。


トッケイはある一定の条件を満たした環境下で管理すればとどんどん産卵し、どんどん増えていくんですね。
知らない間に孵化し、脱走した赤ちゃんヤモリを部屋で見かけたなんて話も6年に1度くらいのペースで耳にします。

こんな感じで卵を隠してしまっている事もありますが、是非観察してみてくださいね。


まさに生命の繋がりを目の当たりにできると思います。
でも無精卵かもしれません。

同居しているモエギハコガメ。


モエギハコガメとトッケイがお届けするこのシュールな雰囲気。
皆様もご堪能ください。

バランス2。

今朝のインドセタカガメ。



またお会いしましょう。

ミドリニシキヘビ。

美しきミドリニシキヘビ。







このヘビ、完全なる夜行性で日中は絶対に動きません。


この木に巻き付く独特なスタイル。
つまりこれは寝ている状態ってわけです。

寝ているだけでこんなにも美しく妖艶なんです。
ただ寝ているだけなのに、こんなにも人々を魅了してやまない動物が他に存在するでしょうか。

僕だって休日の昼間はずっと寝ています、そしてたいてい胸の上にはネコが乗っています。
でもその寝姿は決して人々を魅了できるもんではありません。
想像してみてください。
貧相で将来餅とか喉につまらせそうな男の上に猫が乗っているんです。
もうこれは昼寝というか、猫の怨念か何かで気を失っている人にしか見えません。
つまり何を言いたいかというと、このヘビの寝姿の美しさは物凄く異例だということなんです。

では皆様、この美しい寝姿はいつ来ても必ず見ることができます。
いや、この姿しか見れないと言った方が正しいでしょう。
ご来園お待ちしております。


アースデイ。

アースデイが始まりました。
6月2日、3日、爬虫類・両生類館では「究極のエコ動物・爬虫類・両生類の世界」と題してパネル&生体展示行っております。



パネル展示の様子。
「究極のエコ動物・爬虫類、両生類の世界」となっておりますが、なぜか両生類には一切触れておりません。


大人気、触られたり乗られたりとケチョンケチョンの剥製たち。


そして11時30分と14時30分の2回、皆様の前にヘビ達が登場します。




ヘビを真剣に見ている子供達。


僕の手にいるのはカラスヘビの唐十郎。
動物園産まれの12歳です。


老齢個体で、たまに自分の尻尾を食べて苦しんでいることもありますが、まだまだ元気です。
ネズミを捕まえるのも上手だし、生きたカエルもガンガン飲みます。
とても僕には真似できません。


おまけにこの美貌と性格の良さ。
ほんと、彼ったら僕に無い物全てを持っていますよ。

では明日の最終日、皆様のご来園を唐十郎と共にお待ちしております。

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