ここいく特別版! 馬と出会いの旅
Posted by cocoiku on 2009年10月25日(日) 10:07
10月24日 土曜日
みなさん、お久しぶりです。
キナコです。
本日は、ここいく特別版の活動をお届けしましょう~。
なんと、円山動物園に、かわいい、どさんこ馬がやってきたんですよ。
「あんず」ちゃん。12歳。
どうして円山動物園に馬が?
はい、円山動物園では、動物の力をかりてセラピーや
教育を実施する新しいプロジェクトがはじまりました。
この秋のみですが、馬とふれあうことのできる
プログラムが行われることになったわけです。
モンキーハウスの横で、11月29日までの土・日・祝日
体験プログラム「馬との出会い旅 命に寄り添う30分」に参加できますよ!
さて、
ここいくでも、この体験プログラムに参加してみようということになり、
日頃は、ここいくの活動を見にこれない母さん方もご一緒にどうぞ~、
というわけで、
お母さん、兄弟姉妹、お友だちもたくさん来てくれました。
まずは、めめが、みんなと仲良くなるゲームを提案!
だって、同じここいくのメンバーでも、来る曜日が違うと
顔を知らないもんね。
あ、お母さんたちも一緒に参加してね。
ゲームは、
しゃべらないままで(お口をしっかりチャックしたままで)、
いろんな人とコミュニケーションをとる、というもの。
えっ?しゃべらないで?
まずは、背の順にならぶ!
どっちが、背が高い?
こっちよ、こっち。
あなた、後ろじゃない?
などと、
身ぶり手ぶりだけで、10数名が
あっというまに並びました。
おみごと!
この要領で、1月から12月まで誕生日順にならんだり、
手や足のサイズの小さい順にならんでみて!
などに挑戦。
手と手をあわせてはかったり、
お友だちの足をあわせて、比べてあげる人がいたり、
しゃべらなくても、
「伝えたいこと」があれば「ちゃんと伝えあうことはできる」もんだと…。
めめが
なぜこんなことをしたかといいますと、
これから、馬に会いに行くんだけど、
馬って、しゃべらないし、
人間のコトバだって理解できない、よね。
でも、気持ちを通わせることはできるのかしら…。
その練習、というわけです。
このあとは、
ここいくで活動している場所などを回り、
馬場に到着しました。
待っていたのは、
NPO法人インフォメーションセンターの寄田さん。
「馬」というパートナーを通して、セラピーや教育、環境保全、まちづくりなど、
幅広い活動をおこなっている方です。
「おーい、集合」
「馬を見ると、「乗りたい!」って気持ちになるけど、
でも、すぐには乗れないの。
まずは仲良くならないとね。
仲良くなるにもいくつかステップがあります。
まずは、どうしたら仲良くなれると思う!?」
そんな寄田さんの質問に真剣に答える子どもたちです。
まずはエサ。
しかも、エサをやるにはどうもコツがいるらしいですよ。
そしてエサやりに挑戦!
ちょっとこわごわです。
次なる仲良しの方法は「ふれあうこと」
やさしくブラッシングをしてあげます。
やさしくね。
毛並みにそってね。
そして、手でふれると
馬ってあったかいね…。
そしていよいよ、一緒に歩きます。
私はこっちに行くよ、という意思をしっかり伝えること。
行く方向をしっかり見てね。
綱をもつのは4人だから、皆でどっちに行くかも
しっかり確認しあってね。
あんずちゃん、歩いてくれるかな?
今度はお母さんたちもチャレンジ。
いよいよ次は1人が馬に乗り、
他の子どもが馬をひきます。
馬に乗る時も、助けをかりないで、
1人で登り切ることが大切なんだって。
よいしょと登り、高いところから見下ろした気分はどう?
子どもたちだけで馬をひいて歩いたり、
子どもが乗って、お母さんがひいてあげたり…。
「お母さんも乗りなよ!」
と子どもにすすめられるお母さんも。
楽しそうなのがなによりです。
最後、あんずにお昼ごはんをやりました。
みんなで重い桶をいっしょに運びます。
こうしてあっというまに終了。
お母さん方も楽しかったですか?
ええ、こんな「ここいく特別版」次回も準備していますよ~。
なんと、エゾシカ料理教室。
ここいくにも登場していただいた「シカおじさん」ことエゾシカ協会の井田さんと、
エゾシカのお肉を切って、焼いて、いただいちゃいます!
詳細はのちほど…。
楽しみにしていてね。