エゾサンショウウオの孵化。
Posted by zoohonda on 2016年3月22日(火) 12:14
エゾサンショウウオの展示場。
今シーズンの産卵は1月という異例の早さだったのですが、
厳冬期を無事に乗り切り2ヶ月以上かかって孵化が始まりました。
やはりエゾという名のつく動物が繁殖するとものすごく嬉しい。
エゾの飼育員として、エゾと名のつく動物には責任を持ちたいと常日頃から勝手に思っているのです。
ちなみに北海道に生息する爬虫、両生類で北海道固有種はエゾサンショウウオとエゾアカガエル。
だからこの2種については継続した繁殖と累代飼育を視野に入れ、日々頭の中でエネルギーを注いでいます。
この成果は動物園業界にとっては、とても地味で小さな一歩かもしれませんが、
北海道の動物園そして地元の動物を心から愛する有志にとっては大きな一歩なのです。(アームストロング風)
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