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オランウータン飼育日記&円山四季だより

オランウータン飼育日記&円山四季だより

2013年04月 の投稿一覧

動物園の森。



溶けないよね~雪。

 去年は確か4月上旬には溶けていたはず・・・。


 まあ、急速に溶けだしているから、あと1週間もすれば殆ど溶けると思うんだけど

ね。





 
 動物園の森、ちょっと様子を見てみました。










 止水ビオトープでエゾアカガエルが交接していたよ。

 残念ながら逃げられて写せなかったけどね。


 
 








 周りを見渡したらイワミツバやミツバも芽が出ていました。








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 小鳥の姿もよく見かけるようになりました。

 左にいるのがシジュウカラ、右にいるのがゴジュウカラ。







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 それにしても多いよね。

 雪。







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 フキノトウはあっちこっちに生えているよ。







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 エゾニワトコは、もう少しで若葉が見られそう。






 早くに溶けた斜面には、

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 ウバユリやアザミ、



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 トリカブト、




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 エンレイソウにハナウド、エゾエンゴサク、ギョウジャニンニク、次から次と色々な芽

が吹き出していました。








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 この茸、なんて名前なのかな。








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 ザリガニが生息する円山川支流、カエルが交接してました。

 邪魔してごめんね。




 北海道の春はこれからが早いよ。

ホッとする。(1)




 毎朝、彼らの姿を見てホッとしています。

 

 彼らの暇潰しのために色々な物を与えているので、それらを使った事故が一番怖い

のです。

 大人のオランウータンはまだいいのですが、子供のオランウータンは何をするのか

わかりません。 考えられないような事をするからね。



 食べ物以外、何も与えないのが一番安全なのですが・・・。


 
 木の枝の代わりにロープを吊るすのだって、一歩間違えれば死につながります。


 
 今日も彼らの元気な姿をみてホッしています。

成長。




 毎日少しずつ確実に成長しています。


 





 



 さあ、おいで~、中に入るんだよ。(展示場裏にある部屋)

 でも、ハヤトは逃げようとしているんだよ。

 なぜかというと中に入りたくないからだよ。(狭いし何にも無いから面白くない。)







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 ダメダメッ、背中に乗りなさい。







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 嫌だとごねるハヤト君。

 たまに逃げとおし、レンボーを途方にさせます。









 「わかったよ。」

 「自分で入るからさ。」









 おっ、フェイントをかけて逃げる気かな。



 だんだん自分ひとりで入るようになって来ました。

 それでも中に入る前は、必ずごねて逃げ回ってます。

 
 
 時にはつかまって、背中に乗せられ中に入るけどね。

 そんな時って面白くなさそうです。


「もう、自分で入れるって」

大きな布。



 お客様からさんにん分の大きな布の寄付がありました。

 ありがとうございます。






 

手作りのようで作るのにかなり時間がかかったんじゃないかな。

 こんなのを彼女が見るとバラバラに引き千切っちゃうんだよね。

 なんか与えるのが勿体ないような・・・。









 いつもどおり遊んでいます。

 ここまではいいんだけどね。




 数分後、









 あ~あ、やっちゃったよ~。

 縫ってあるので縫い目から破っていくんだわ。

 時間をかけながらバラバラにしていくんだよ。

 
 すごく楽しいみたいです。

 
 興奮してやっているからね。

 
 暇潰しにはいいんだろうけど、せっかく作ってくれたのに、なんか勿体ないなぁ~。










 ハヤトに与えたのも取っちゃったよ。









 満足したかな。









 またやるっ。









 ハヤトも満足したかな。







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 何やっているんだか。







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 落ち着いたかな。






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 ハヤトもレンボーみたいになるのかな~。

 活発だからね。







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 そういえば弟路郎ももっと若い頃は、同じようにやっていたわ。



 何もなければ何もすることが出来ない。

 事故だとか考えたら何もしない方がいいんだけどね。

 その方が楽だしね。

 

道具。




 何でも道具にします。

 たとえば麻袋でもね。







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 狙いを定めて、えいっ。






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 手前に寄せてゲットします。


 使いやすく紐状にするのがにくいね。








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 ゴムホースでも同じだよ。

 手前に寄せてゲットする。




 


 もっと楽に取りたいね。

 ゴムホースを使って壁際にある枝を取ります。







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 この方が楽に効率よくゲットできます。







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 満足したかな。


 選択肢がたくさん有る方がいいよね。

フランスパン。



 お客様からフランスパンの寄付がありました。

 ありがとうございます。

 
 さっそく彼らに与えたいと思います。











 久々に蜂蜜をぬってみました。

 レンボーに見られると取られるから上手い具合にあげないといけないんだわ。









 そんなよそ見をして食べない方がいいんだけどね。











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 食べながらも色んなことを考えているんでしょうね。

 野生のオランだったら敵に気を付けながら食べるとか、かな。







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 次は移動しながら食べるのかな。







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 まだ食べているわ。

 フランスパンだからかな。

 長持ちするね。





 翌朝。






翌日、千切って与えたら仲良く同じ所で食べていたわ。










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 ハヤトの口の中、パンでいっぱい。







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 弟路郎はいつも通りチビチビ食べていました。







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 美味しい物を食べると、美味しい顔になっちゃうんだよ。

食べ応えがある。




 お客様からこんなにたくさんの寄付がありました。

 ありがとうございます。


 

 大きなマンゴウがあったので、久し振りに一個丸ごと与えてみました。

 野生のオランウータンはこれが当たり前なんだよね。










 ガツガツ食べていたよ。

 これだけ大きいと食べ応えがあるでしょうね。

 
 他の果物を減らさなきゃ。










 思わず美味しい顔になっちゃうね。









 これはデカイわ。







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 珍しくかぶりついていました。

 こんなに大きいと、ほんと食べ応えがあるよね。









 翌日、種の皮があったんだけど、ここまでしゃぶり尽くしちゃうんだからね。








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 ピーマンは好きじゃないけど、パブリカは食べるんだ。

 ハヤトは少し食べて捨てちゃったんだけど、ひとの食べているのを見ると欲しくなっち

ゃうんだよ。








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 弟路郎はピーマンが大っ嫌い!

 でもパブリカは食べると思い与えたら睨まれちゃったよ。







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 ハヤトは缶ジュースが苦手です。

 だから他の容器に入れてやったら、







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 やめろっ!







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 ブドウ100%ジュースだね。







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 レンボーは慣れたもんです。







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 ちょっとミスったのかな?小さな穴しか開いていない。

 少しずつ時間をかけて飲んでいました。








空き缶を回収しようとしたんだけど気に入っちゃったみたい。

 執着しちゃったかな。










 破らなければいいんだけどな~。










 ハヤトも気になるよね。

 匂いを嗅いでいるよ。









 あっ、嫌な予感が・・・。









 やっちゃったよ~。







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椰子の実。



 お客様から椰子の実の寄付がありました。

 ありがとうございます。

 
 
 久々の椰子の実です。

 レンボーが一番好むので今回はレンボーに与えることにしました。








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 いきなり叩きつけました。

 ジュースたっぷり、飲み応えがありそうです。







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 甲の手で叩いても無理だよ。






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 なかなか上手く罅が入らないんだわ。







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 少しづつ飲むしかないね。







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 手が痛くなるので椰子の実に布を被せて割ろうとしているけど、やっぱり無理だよ

ね。







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 手の平で叩いた方が痛くないだろうけど・・・。







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 飛沫が・・・。







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 ハヤトも飲みたいんだべか。







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 おっ、ハヤトが取った!








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 残念でした。

 まだまだだよ。







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 足を使ってでも割るつもりです。







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 蔕のところが軟らかいんだ。

 そこに指を入れて、







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 なるほどね。







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 ハヤトにもおすそ分けです。







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 大き過ぎる?







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 これが美味いんだわ。







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 お上品に口を拭かなきゃ。







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 美味しいかい。







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 毎日が学習だね。

デコポン。



 お客様から頂いたポンカンです。

 ありがとうございます。


 円山のオランたちは幸せものだと思います。

 ミカンといっても色々な種類があるでしょう。

 味も香りも噛み応えも違う。

 それぞれを楽しめるんだからね。










 デコポンの果肉にヨーグルトをかけて与えてみました。









 嬉しそうな顔。









 ハヤトは立ち食いです。









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 楽しみながら食べているよ。







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 完食できそうです。







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 珍しく一気にと思ったら、







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 ペットボトルの中へ・・・。

 何個口の中に入っているのか。


 容器を変えて二度楽しむんだ。

ミカン。



 大きなミカンをお客様から頂きました。

 ありがとうございます。


 今回はこのまま与えちゃおうかな。










 親指で少しずつ皮を剥いて食べます。

 この甘酸っぱいのがいいんだよね~。










 僕も彼女と同じで皮を剥きながらミカンを食べるタイプです。

 僕が子供の頃は、全部剥いてから食べていたんだけどね。

 野生での生活を考えれば剥きながら食べた方がいいのかな。











 ハヤトには皮を剥いて与えました。










 やっぱり彼女の方が食べ方が豪快だわ。

 性格かな。










 じっとして食べないから写真を撮るのも一苦労です。

 少しづつ食べるのにも余裕ができてきたかな。









 もう食べちゃったよ。

 相変わらず早いな~。


 皮を回収しなくちゃいけないな。

 でもさ、皮を剥くこの行為がいいんだよね。








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 大きなミカンなんだけど、弟路郎が持つと小さく見えるよ。











 親指を使って皮を剥くんだけど、大きな手の割に親指は小さいんだ。握力は確かに

強いけどあの小さな親指はどうなんだろう?あの親指で少しずつ剥いている姿を見て

いると、なんか歯でがぶりとやった方がいいように見えるんだ。









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 時には同じ物をたくさん与えたりもしたいな~。







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 ただ、ミカンの皮を剥くんじゃなくて、彼は剥いた皮を一つ一つ同じところに置くんだ

よね。 

 几帳面なのかな。







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 匂いがここまでしてくるよ。

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