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こっこれは・・・実はクリの木
Posted by mirch520 on 2007年7月25日(水) 14:48
今日は、猛暑ですねー、札幌もやはり夏らしさがきましたね。
こんなに暑いと、さすがにクーラーを入れなければやっていけない
って話で、逆にいつもより快適で、あづいって帰ってくる
デリバリースタッフには、申し訳なく・・・(-_-メ)涼しい顔して
見送っています。。。
円山動物園のポスターをミルチの入り口にも貼らせて頂きました。
私も年間パスポートをフル活用して、娘を連れていかねば・・・
ひそかにファンの(私みたいな人は絶対たくさんいるはず!)
爬虫類のブログを出されている、本田さんにも会いたいしね。
(本当に本田さんのブログ面白いっすよね!)
さて今日は、deepな話を。(本田さんを意識して)
ミルチの店の奥にこのような場所があるのをご存知でしょうか?
トイレと、アタさんのタンドーりー場の間にあります。
この真ん中の木のオブジェにご注目!
今日はこの木のお話をします。
この木は、“波”というタイトルで栗の木から創られました。
7~8年前、ミルチの隣に樹齢90年程にもなる
おおきな栗の木が生えていました。
その栗の木は、毎年たくさんのおおきな栗をつけては
みんなに親しまれる木でした。
その栗の木を、ある日、事情により、倒さなければならない
ことになりました。。。
木が倒される日、みんな悲しみながら、泣きながら
さよならしたそうです。
その後、栗の木は、何人かの職人さんや芸術家のもとへ
渡っていきました。
葉っぱは、染物に使われ、とても美しい色がでました。
美術の先生をされていらっしゃる方は、”人”という
作品を創り、なんと、賞をいただいたそうです。
栗の木は、木目以外に、いろんなまるで絵のような柄が
たくさんあるそうです。
そのなかに、フクロウにとっても良く似た柄があったそうです。
フクロウは、偶然にもその美術の先生の守り神だったそうです。
フクロウ模様の入った、この栗の木、90年もの長い間、
変わりゆく円山を見つめ続け、結局、人の手で倒され、
この世からは、さよならしてしまいましたが、また人の手で、
今もなお、忘れられることなく、この場所に飾ってあります。
さわってみました。
形もそうさせるのですが、濃い深い色をして、見た目やさしくて、
小さいのに、存在感があります。
いらしゃったとき、トイレの後には、ぜひ見てください。
なんとなく、ミルチのお庭に、たわわに実がなったり、
お花がきれいに咲いたり、たくさんのお客様がいらしたり、
この栗の木が見守っていてくれているのかなー。と思ったり。。。
栗さんの分まで、がんばります。。。